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2021年9月10日金曜日

YK-LAB YK001 - Shizuku ( AVHzY CT-3 / POWER-Z KT002 ) USB Multimeter ( USBマルチテスター ) レビュー USBテスターと言えばやっぱりコレ!

 ⑨月になったら途端に寒くなって体がついていきません困ります。めばるの釣れる季節の気候ですってばコレは。今年こそはめばる釣りに行けるといいなぁ…と思いつつ、またしても雲行きの怪しくなって来た紫様ですさばいでぃー。





さて、今回はとうとう(4ヶ月前に)買ってしまったYK001-Shizukuと言うUSBマルチテスターのレビューです。正直言って何を書いたらいいのか解りませんし。そして間違い等は是非指摘して戴きたく存じます。

解らないので、機能等を羅列する方向にしてみました。取説読まない私向け、みたいな。




さて。先ず始めに、ご存知の方もいるかと思いますが、今回レビューするYK-LABのYK001-Shizukuと言うUSBテスターは、タイトルにも並べてみましたけれど、AVHzYのCT-3、POWER-ZのKT002と言うテスターと同じモデルとなります。他にもコピーモデルがありますが最近見掛けないので割愛します。

3つは同じモデルなので、もし日本国内(?)で買うと言うか、間違いのない買い物をするのであれば、CT-3がAmazon.jpでAVHzYオフィシャルから買えるのでお薦めしています。また、中国から個人輸入する場合も、AliExpressにオフィシャルストアがあるので、CT-3がやはりお薦めとなります。




それでは表紙グラビアです。


下にいるのは百均のSeriaで売っているジンベエザメコインケースです。可愛いですし、微妙にクッション性もありポリエステルの内張りもあるので、入れるのに丁度いいなとテスターはこいつらに入れています。イントロに関連するお話もあります。

それでは参りましょう。




●イントロダクション

私が購入したお話なので、レビューを読みたい方は読み飛ばして戴いて結構です。



とある日。大人しくAVHzYのCT-3を買うべきだとは思いながら、やっぱりしずくちゃん(YK001)が欲しかったので、ラストチャレンジ的にちゃんとYK001を送ってくれそうなセラーにてポチってしまいました。

ただそのセラーは簡易梱包と言いますか、例のポリエチレン袋にそのまま入れただけで発送するっぽいのですよ、トップレビューを参照するに。

そう言えば前日譚となる前回のしずくちゃんチャレンジでしてやられたセラーも緩衝材なしでしたね…無事でホントに良かったよ!


話を戻して、最初から緩衝材なしと解っているならば、セラーに緩衝材に包んでね!って頼めばいいだけの話だから簡単です。まぁ最初から頼まなくてもしっかり梱包されているのが望ましいですが。


ので、セラーに

「緩衝材無しで梱包されて来たってレビューを読んだから、ちゃんとしっかり緩衝材で包んで送ってね!」

ってメッセージを送ったら

「壊れない様にしっかり梱包するよ!」

って返って来たので、ありがとう!って送ったら

「お役に立てて光栄です!(loveって絵文字)」

って来たし、コレは一安心…と荷物の到着を待ったワケです。


俗に言う5月の大型連休は中国にもあるらしく、突入してしまったので気長に待つか…と思っていた所、注文から4日で集荷からの1週間で届くと言う配送自体はめっちょハイスピード。

燕文航空挂号小包(Special Line-YW)は速いですね…


が、しかし。

思いの外速く着いた喜びは瞬時に崩されます。


コレは緩衝材の入ってない感触だぞ!?


…恐る恐る開封します。

ジッパーバッグにも入っておらず、裸のまま。それも開いてしまうのを防ぎたかったのか、梱包テープで箱が巻かれています。





そして外箱裏側がめっちょ凹みまくってやがる。



それでは実物をご覧下さい。



酷い。中身が無事だったのが結構奇跡的な潰れ方。


まぁソッコーでセラーにいちゃもんつけにいきますよね。

「中身大丈夫でしょ?」

って返って来ました。意訳ですが。まぁ海外通販ってこんな感じです。が。いや外箱あってのもんだしテープで巻いてるからシールも表面剥がれちゃったじゃんかいい加減にしろ!

とすったもんだやって、返品するかとか言う話になったんですが、Dispute期限も切れてしまいましたし、冷静になればコレを売るかとか解りませんし、コレを買う様な人が果たしてブリキパッケージを重視するのかとかmfd.だけ解れば問題ないのではとかもう色々メンドクセーしやりたくねぇよって事で、相場より安く買えた事は事実ですし何かあったらよろしくねって事にしてやめましたおしまいにしました。疲れました。

もしかしたらDisputeをしたら少々でも返金されたのかもしれませんけれど。

しかし、このしずくちゃんがこんな状態でも無事にウチに来たのも運命と思いましょう。先に言っていますが私、セリアのジンベイザメやイトマキエイに入れてしまうので、入っていたケース使いませんしw


2回酷い目に遭っているワケですが、その辺の野良セラーはこう言うトラブルがとても多いので、梱包も製品も絶対安心なオフィシャルストアから買う事を推奨しています。なので、YK001やKT002じゃなきゃやだ!って人以外はCT-3を買って下さい…





さてそれではレビューに参りましょう。

と思いきや製品の諸元を羅列します。フツーのレビューブログなら字数稼ぎと販促用ですが、私のは見てる人もいないのでほぼ自分の為です。

そして表にするかと思いましたがやめました。端末依存になるので。表の方が見易いかもしれませんけれど。



●製品諸元

モデルネーム YK001-Shizuku


●旧型(Kotomi)から変わった点。

 1. 機能やバッチテストのカスタマイズをする為のユーザープログラミング用lua APIが提供されました。

 2. 拡張モジュールのサポート。現在はSM-LD-00(エレクトリックロード、放電器)のみです。

 3. PCソフトウェアがパワーアップしました。

 4. 本体内部に12MBのユーザープログラムの保存(ここに書き込む事が出来るそうです)とデータの記録が可能なユーザーデータスペースがあります。

 5. 3.2MspsADCサンプリングのVBUSリップルグラフを表示出来ます。

 6. 大画面(2.0in. 128*160)

 7. (Super)VOOC/DASHの追加信号が通過する様になり、(Super)VOOC/DASHプロトコルを実行している端末を直接測定出来ます。

 8. (Super)VOOC/DASHケーブルリーダー搭載。

 9. ブザーが追加されました。音が鳴ります。

 10. 重力センサーが追加され画面が自動回転します。

 11. USB3.1に(一部)対応。



話の流れで先代モデル(Kotomi Premium)のブランド違いであるPOWER-Z KT001と並べてみました。


実際この様な違い見た目の違いがあります。筐体の縦横比が違います。面積と言うか体積は同じかもしれません。また、画面が大きくなったうえに、かなり明るくなったのが解るかと思います。公式説明にはありませんが、レビュー記事で写真を撮る私には一番有り難かった変更点です。

余談ですが、細かい話をすると画面の輝度を上げると消費電力も増えるので、それが微々たるものとは言え気になるのならば、Micro USBで電源供給をする事をお薦めします。


また、更にめっちょ細かい話なのですが、旧型とはUSB-Aメスコネクタの向きが逆です。ぶっちゃけ不便なので、何故そうしたのか謎です。いや、単にディスプレイを大型にしたら逆側に着けなくてはいけなくなっただけな気がしますが…兎に角、旧型の向きの方が外部アタッチメント等を接続するのに便利だったのですが…


こんなんなります。ディスプレイ見えないやんけー!!!


まぁ、逆さまになってもいいなら何ら問題はありませんし、測定の抵抗にはなりますが、変換アダプタや延長アダプタでオスメスの方向が逆になっている物やケーブルを介すれば何ら問題はありません。抵抗と言えど誤差と見ていいですし、普段ケーブルを繋ぐ事を考えれば気にならないかとは思います。大型の放電器は基本ケーブルで繋ぎますし、小型もケーブルで繋げますしね。また、ディスプレイの監視はPCを繋いでPCソフトウェア上で行うと言う選択肢もありますね。




では閑話休題、本体の諸元を見ていきましょう。

●ハードウェアインターフェイス

 1. USBフルピン(⑨ピン)オスメスコネクタ。※

 2. USB Type Cフルピン(24ピン)オスメスコネクタ。

 3. PC接続及び独立電源用Micro USBソケット。

 4. 拡張モジュールインターフェイス。

  ※ハードウェアナンバーに依って違うので後述します。


●ユーザーインターフェイス

 1. 2.0インチ 128*160TFTカラーLCDディスプレイ。

 2. ブザー。

 3. PCソフトウェアUI。

 4. 時計精度 0.002%


●USB基本測定機能

 1. 電圧測定分解能 0.0001V。

 2. 電流測定分解能 0.0001A。

 3. 電圧測定精度 ±0.1%。

 4. 電流測定精度 ±0.1%。

 5. 電圧測定範囲 4V / 0.1~26V。

 6. 電流測定範囲 0~6A。

 7. テスター本体では電圧と電流を100spsの高速データでの記録とグラフ表示。

 8. PCアプリでは更に高速な1000spsでの記録とグラフ表示。

 9. 5つのキャパシティ、エネルギー、時間アキュムレータ。


●急速充電トリガー

 1. QC2.0/3.0トリガー

 2. HUAWEI FCP、SCP、SSCPトリガー。SCPとSSCPの電圧調整。

 3. Samsung AFC。

 4. 電圧調整可能なVOOC、DASH/WARPトリガー。

 5. Super VOOCトリガー。

 6. 上記規格のオートエミュレーション(規格検出)。

 7. PD2.0/3.0(PPSとQC4.0を含む)トリガー。


●ケーブルテスト

 1. 外部負荷(放電器)無しでのA-C及びC-Cケーブルの抵抗テスト。

 2. 通常方式のA-Cケーブルテスト。

 3. PDケーブルeMarkerデータリーダー(ダンプ)

 4.DASHケーブルデータリーダー(ダンプ)


●データロギング

 1. 電圧、電流、D+とD-電圧を1~100spsで本体内部の12MBデータスペースにオフライン時のデータを記録。


●PCソフトウェア

 1. 基本的な電圧と電流の読み取りと表示。

 2. 0.2~1000spsでの電圧、電流の記録。

 3. オンライン、オフライン双方の記録のグラフ化とエクスポート。

 4.内部3.2MspsADCてをサンプリングされたリアルタイムのVBUSリップルのグラフ表示。

 5. ベタメタルのlua開発環境、メモリステータスの監視、コードのダウンロードと実行、デバッグターミナル。

 6. PD開発用のPDリスナー(PDパケットネゴシエーションの表示)。

 7. 急速充電トリガー。

 8. ファームウェアの取得とアップデート。


●その他の機能

 1. D+、D-の電圧測定。

 2. 基盤の温度測定。

 3. リアルタイム時計。

 4.ACカップリング(交流結合)のVBUSリップルのグラフ表示。



諸元は以上になります。

次いで前述したハードウェアのバージョンを書き出しておきます。


バージョン  USB-Aポート 負荷抵抗器の数

 1.00.03     3.0      1つ

 1.00.04     3.0      2つ

 1.00.05     2.0      2つ


この様にハードウェアバージョンに依って、USB-Aポートの規格と搭載されている抵抗器の数が違います。

見ると解る様に、USB3.0のポートと抵抗器を2つ積んでいるVer.1.00.04が秀でていますが、執筆現在はAVHzYオフィシャルのCT-3も1.00.05を販売しています。また、私の所有している物も全てそれになります。

別に私の現状でAポートが3.0でないといけないと言う事は全くないので、特に問題だとは思っていません。そもそもType Cが3.1に対応していますし、現在でもAポートは充電器に直に挿すくらいしか使いませんから、今後は余計にその傾向が強くなってType Cがメインになると思いますし。

なので、余程の拘りのある人以外は気にしなくていいと思います。3.0と以前の規格には互換性がありますから、2.0のコネクタだから3.0のコネクタが使えないワケではありませんし。



●尚、この記事はHW Ver. : 1.00.05、ファームウェア V1.00.54の端末のレビューとなります。

が、執筆途中にファームウェアアップデートがあったので、V1.00.57が混同する事になってしまいました。ご了承下さい。殆ど変わらない筈ですが…


その他の覚書の様な物ですが。

・完全な動作を求めるなら3.8V以上。

・どのポートでも電流は双方向。

・電源を切っても時計は動いてる。

等があります。




●身体検査

では写真と共に見て行ってみましょうか。


買ってから取り敢えず通電確認した図です。左上がフィルムで見辛いですよねw

何でこんなフィルムが浮いているかと言うと、先代のKotomi PremiumやKT001と違って、クリアパネルでディスプレイも被われているワケではないんです。で、ディスプレイに輸送時等の傷防止の初期フィルムが貼ってあるのですが、四辺の端はパネルの額縁みたいな金色の部分が被さっているので、剥がし易い様にベロの部分を表に出してくれているんですよね。

コレ、一長一短ですよね。

テスターの画面保護フィルムなんて最初のアレでいいじゃんって思っている層が大多数なのではと。私も実はそのタイプだったりしますw

まぁパネルを外して貼り直してからまたパネルを着ければ問題ないかと思いますが、私は剥がしてPETフィルムをカットして貼りました。圧勝ですよ。

百均フィルムですけどね!!!wmwmwmw


所で!

今の写真と、これ以前の写真のパネルが違うのに気が付きましたか!?

別に違うパネルをわざわざ買ったりはしていないんですが、もう言いたくて言いたくて。レビュー書くのにコレを忘れたらいけないってずっと思っててw

あと他のレビューで触れられているのを見た事がありませんでした。


ででん。分解してみた時の写真です。





コレ、パネルの裏側がハニカム網目模様になっていて、リバーシブルになっているんです。好きな方で使ってねって気が利いてると言うか、お洒落ですよね。パネル自体がPCBになっているモデルでは出来ない芸当です。好きw

ハニカム模様のShizukuを持ってる人がいて、いいなぁ…と思っていたんですが、パネルを公式か何処かで買うんだと思っていたんですけれど、まさかのパネルを外してみたら裏側に。買わなくていいなんて素敵…!


そのパネルの材質はTextoliteなのですが、そう言う模様が付く様にプレスしていて、そんなパネル材があるんですねぇ。そう言えばパネルの材質について教えてくれたロシアの方、СПАСИБО。




さて、パネル云々以前に、兎に角バラしてみないと気が済まないのが実際です。



添付したら思っていたよりも写真が暗かった…まぁフツーは見て解るもんではないですもんね!いいですよね!

ディスプレイ側の向かって右下にモデルネームと何かのナンバーとハードウェアバージョンが書かれています。

Shizuku  R21022  HW V1.00.05

ちょっと調査不足で断言は出来ないのですが、二番目の何かの番号は手持ちの物が全てこの同じ番号なので、シリアルナンバー等ではなくモデルナンバーかと思われます。

因みに他所で見たHW V1.00.03はR20210と書いてありました。

そうそう、ディスプレイ側とコネクタ側の両方に目立つ22R0って書いてあるのが前述した抵抗器になります。尚、1.00.03はコネクタのある面の側にひとつ、200と書いてあるチップ抵抗でした。

モデルナンバーらしき番号は抵抗の型番から取られている可能性がありますね。





完全に順序が逆になってしまった。本体の写真です。

表?ディスプレイ側。

改めて画面がでっかくていいですねぇ。ライトの反射が眩しいですがご了承下さい。


裏?側。

操作に使うマルチキー、PC接続と電源供給用のmicroUSBコネクタ、Type Cコネクタ、PD COMのオンオフ等解説があります。

Moduleと書いてある切れ目はそこに外部モジュールの接続線を通します。四隅のネジの隣の穴はモジュールの固定用です。モジュール持っていませんケド。

Type Cポートのインアウト表示がありますが、A、C全てポートが双方向なのでインアウトは実際には全く関係ないんですが、何でわざわざ書いてあるんでしょうね?

あと、PD COMと言うのが繰り返し出て来るPDスイッチです。基本的にはPD関係を扱う時以外はオフにしておきます。


側面下?側。

右下にPDスイッチがあります解り辛いですが。基本的にはオフにして下さい。


側面上?側

左からマルチキー、microUSBポート、Type Cポート。


側面USBメスポート側。

あひる達が支えてくれています。

この写真だとポート手前側に5つの抉れが見えてUSB3.0を期待してしまいますが、実際にはピンのない端子になります。奥の4ピンが正解です。ただ、手間の5つの真ん中にだけ端子がある気がするのでちょっと気になりますね。もしかしたら3.0入出力出来るのかもしれませんが、公式に2.0と書いてあるので。

逆さまで使い勝手の悪いUSBメスポートですが、画面を大きく取ったり、基盤をアウターパネルと分けた為にこう言う構造になったのが良く解りますね。この構造のお陰で、裏返して着せ替え出来るパネルになってもいるワケです。

パネル自体も基盤になっているテスターもあったりしますね。


側面USBオスポート側。

此方も奥に5つのピンらしきものが見え…ますが、4ピンです2.0です。何故3.0コネクタが廃止になったのか気になる所ですが、データを介する使い方をした事がないので別にいいのではと思っています。



基本操作は画面に向かって右上側面にあるマルチキーで行います。左右クリック(スライド?)で選択、中央クリックで決定、中央ダブルクリックで基本のテスター画面に戻ります。

このマルチキーがめっちょ扱い易いと感じていて、他のボタン式のテスターよりもYK001系を推す理由のひとつになります。UX、User Experienceってやつですね。ただダブルクリックはちょっと慣れるのに時間が掛かるので、バックキーは欲しかったなぁと思うんですが、サイドの写真を見て貰えば解りますが、スペースがもうないんですよねw

で、ダブルクリックを使うと言う戻り方が解らないと、いちいち電源を抜く事になってしまいます。むかーし、KT001を手に入れて暫く難儀していました。取説読まないのが悪いんですけどねw


取説を読まないと言えば、何かUSBテスターでGoogle検索をすると使い方が候補として出て来るらしいですが、USBテスターの使い方が解らないんでしょうか?

テストをしたい電源、充電器やバッテリーとテストをしたい対象、端末や放電器の間に繋ぐだけですよね?ここから解らないんでしょうか…?

因みにYK001系は全てのポートが双方向電流なので、電流の流れる方向は気にせずどこにどう繋いでも大丈夫です。便利ですね。

繋ぎ方は、充電器やバッテリー側の数値を比較的正確に測りたいなら直接挿せばいいですし、端末側でも同じく直接挿す為にType Cテスターもありますからね。

ただ、正直言って電源や端末にテスターを直接挿さずに、ケーブルを介して繋いでも数値の変化は誤差だと私は認識しています。気になるのであれば出来る限り短いケーブルを使えばいいと思います。とは言えケーブルに抵抗器が入っているので、その分は変わりますが、誤差でいいと思います。そこまで精密な計測をしたいのならば、本格的なテスターを用意すべきなのではと。YK001の数値、かなり信用出来ますが。

そもそもUSB給電と規格自体が誤差とか言うと怒られますかね?w


接続例。ぢうでんきを買った際にウチで良く目にする光景です。

YK001の下側のType Cソケットに挿されているのが充電器からのケーブルで、上側から放電器のType C入力に繋いでいます。トリガーのテストをする際の基本型です。

大型の放電器はテスター回路も含まれていますし色々あって電源が必要だったりして、面倒だと逆さに繋がってしまうのを諦めて小型の物を使います。


絵面がうるさいですが3ポート同時とかだとこんな状態になりますw


そうそう。あと使い方と言えば、テスターとしてだけでなく、USBハブとしても使えます。更に全てが双方向ですから使い方は無限大?ですw

ただハブとして使用する際には、くれぐれも24Vを超えない様に注意して下さいね。電流も6A迄なのでお忘れなき様に。って言うか解らないなら使わない様にするのがやはり無難ですかねぇ。因みに私はKT001をパソコンのハブ化しちゃってる節がありますケドw





●メイン画面

それでは話を戻しまして、その基本のテスター画面。メイン画面と言う事にします。




メイン画面はこの3種類です。先代と同じ感じです。また、4つ目で画面を消せるのですが、Shizukuでは省電力モードと1秒表示されます。

1番目の画面にはランニングタイムが、1番目と3番目には本体温度が、そして2番目には規格表示がある事に注目して使い分けて下さいね。

それと本題とは関係ありませんが、日本語化せずにそのまま中国語で使おうと思っていたのに、何故か無意識に日本語表示にしていますね。レビューするにはこっちの方が良かったですけれど。YK001系テスターのいい所は日本語表示に対応している所です。若干日本語が怪しいですが、大丈夫です。日本語なので解ります!


余談ですが、基本テスター画面を見ると解るかもしれませんけれど、VBUS、D+、D-、VGNDを普段は計測しています。そして、PDスイッチをONにすると、CC1とCC2を観測し始めます。

先にも触れていますが、PDスイッチは上の写真群だと右下にある、物差しの6.0cm辺りにある黒い小さなスライドスイッチです。

尚、そのPDスイッチですが、Power Delivery関係の計測をする時以外はOFFにする様にして下さい。思わぬ不具合や機器の破損の可能性があります。また、そうはならなくともきちんと計測が出来ない事が良くあります。ご注意下さい。


PDスイッチは常にOFFにしておく!機器を繋ぐ前にPDスイッチを確認する!PD関係を繋いで計測したい時だけONにする!そして計測したらOFFにする!


コレを心掛けると言いますか、身体に覚えさせておけば、失敗は回避出来る筈です。多分…



キーを右長押しで時計が表示されます。


何処にあるんだろうと探していたらありました。そして時計画面に変わってからもそのまま右長押しを続けると画面が180°回転して逆さまになります。接続状況等で逆さまに表示されてしまう際に活用してみて下さい。



●カーブ画面

そしてキーを中央ダブルクリックでカーブ画面が表示されます。

最低2sps。

最大100sps。

更にカーブ画面で中央長押しをするとVBUS電圧電流とD±データ線の切り替えが出来ます。

VBUS、D±共に最小2sps、4sps、10sps、20sps、30sps、50sps、最大100spsで計測出来ます。実は今の今迄データ線のカーブを表示出来る事を知りませんでした…PCソフトウェアだけだと思っていました…w

因みに、この100spsをこの小さなテスターで計測、表示出来ると言うのは凄い事だと思います。意外と値段の張るテスターでも2spsだったりする事がありますし。素晴らしい時代です。



●メニュー画面

続いてメニュー画面です。キーを中央に長押しで開きます。



細かく説明はしません。多分マルチテスターを購入しようと言う方は解るかと思いますので…

因みに言語は中文(簡体字)、英語、日本語から選べます。何度も言いますが、日本語があるって凄い!

因みに個人化設定(カスタマイズの和訳かと思われます)の所でカラーテーマを変えられたりします。一番見易いのは初期設定のこのシアン色か白色かなぁと思います。



折角なので旧型と比較写真。


実は殆ど変わっていなかったりしますw

旧型は音が鳴りませんw



写真を撮ってあったグループ切り替え画面。

5つ記録出来ます。端末毎の記録に使えたりするワケですが、一度フルに活用してみたいものです。



ちょっと理由があってデベロッパーツールの一覧です。

こんな所は解る人だけ見たらいいと思うんですが…一番下に注目です。こんな所にSCPケーブルダンプがあるんですよね。

SCP22.5W純正ケーブルを掛けてみました。便利ですね!SCP対応HUAWEI端末を持っている方は活用してみて下さいね。



●モジュールメニュー画面

さてお次は基本画面でキーを右にクリック。


旧型では右クリックでカーブ(リップル、グラフ)関係のメニューが表示されましたが、Shizukuではオプションのモジュールのメニューが開きます。

モジュールも面白い様なのでレビューをしたいのはやまやまなのですが、放電器(負荷器)を幾つか所有している私には不要な物であろう事と、型番が同じなので同一の筈なんですがAVHzYのfor CT-3しか見当たらないのもあって、購入には踏み切っておりません。ご了承下さい。

ロードモジュールSM-LD-00にはNTC(温度計)が付属しているらしいので気になるんですけどねw




●ツールメニュー画面

さて続いてスイッチを左にクリックすると、皆様お待ちかねの機能が並んだメニューが現れます。


各種急速充電規格のトリガー、規格検出(オートエミュレート)、PDケーブルのeMarkerリーダー、リップルグラフ、ケーブルの抵抗値テスト、その他。心踊るメニューが並んでいますねw

E-markケーブルの読み出す、ケーブル抵抗値に試験する、と言う助詞の間違いがちょっと気になりますw



●急速充電規格トリガー。

では順番に。トリガーから。


クリックするといつもの赤い警告画面が出ます。

とりま、解らない人は充電器やバッテリー以外は何も繋がないか、更に言うと解らない人は使うな、が正解です。

過去記事で私は何か色々端末も繋いでいますが、端末が破損したり最悪基盤が爆発しても自己責任です。

なので基本的にはテストの為に放電器(電子負荷器)を繋ぐのが一般的かと思います。

ケーブル抵抗値のテストにも放電器が必要なので、色々試してみたい人は放電器を別途購入するか、折角なのでCT-3とSM-LD-00のセットを購入してみてもいいのではないでしょうか。外部NTC(温度計)も付属していると思いますし。


で、警告画面で1秒以上経ってから真ん中をクリックするとトリガーの選択画面が現れます。


QC2.0と3.0(3.0は2.0にも対応していますが、逆は対応していませんし厳密には違う規格です)、PD、FCP、SCP、SSCP、AFC、VOOC系。

私は現在所有していないので使わないのですが、VOOC系トリガーがあるので重宝すると言う方々もいるのではないでしょうか。

また、トリガーを使用中にキーを中央ダブルクリックをすると、トリガーが有効のままメイン画面に戻れます。トリガーを終了する場合は、再度左クリックでメニューを開いて、トリガーを終了するのを忘れないで下さいね。


「急速充電をリリースする」をクリックすればトリガーを終了出来ます。繰り返しますが忘れない様に。

一応、給電を止めれば中止されるので、そのままテスターの使用をやめるのであればナーバスになる必要はありませんが、何か端末等を繋いでいる時に無意識にやってしまう可能性があるので、注意をするにこしたことはありません。PDスイッチを切ったりトリガーを終了するのは癖にしておいた方がいいと思っています。



閑話休題、トリガー画面のサンプルです。

QC2.0。キーを左右クリックで電圧の数値を変更出来ます。5V 9V 12V 20Vに変更出来ます。


QC3.0。同じくキーで電圧を変えられます。QC3.0の仕様の通り200mV刻みで上下出来ます。


Power Deliveryの項をクリックするとトリガー画面に飛ぶ前にひとつクッションが挟まれます。


次項の規格検出にも関係してくるのですが、通常のPDかPPSかを選ぶ画面で対応しているPD規格が羅列されます。規格検出ではPDの詳細が表示されないので、此方で確認して下さいね。

勿論繋いでいる電源がPPSに対応していなければFixedのみでPPSの項は表示されません。


サンプルはPPSです。通常のPDも基本的には同じですが、PPSは20mV刻みで変更出来ます。

PDトリガーを使用する場合はPDスイッチをオンにして下さいね。また、トリガーの利用が終わったらPDスイッチをオフにするのを忘れない様にして下さい。しつこいですが、忘れますから。


そしてその他の規格も基本的には同じ取り扱いとなります。

SSCPは10mV刻みで変更出来たりします。



因みに数値が規定値から外れると、緑のチェック欄が赤い矢印に変わります。数値が低い場合は↓、高い場合は↑です。

この場合、電圧が低いですよーと教えてくれています。





●急速充電規格検出

さて、PDトリガーで触れた規格検出。急速充電の自動リスト、オートエミュレートです。


繋いだ充電器やモバイルバッテリーが対応している規格が羅列されます。数値を見るのに次いで使う機能かと思われます。

検出可能な規格ですが、ユーザーが実際にトリガーとして使える物よりも多くなっています。

DCP1.5A、Samsung5V=2A、Apple2.4A、Qualcom QC2.0/3.0/4+、Samsung AFC、Huawei FCP/SCP/SSCP、BBK VOOC/DASH Charge/WARP Charge/SuperVOOC、Mediatek PE+2.0、USB PD3.0/PPS

ほぼ全て網羅しているかと思います。一部BBK系のVivo等がありませんが、U2Pも最新ファームウェアでは検出出来なくなっていたので、Vivo Flash Chargeは現状要らないのカナと。そして新しい規格はSuper VOOCと互換しているのではないかと。

尚、端末を所持していないので、Xiaomiの67W(多分QC4+orPD)、Vivoの120W等の新しい大容量規格はどう分類、反映されるのか未確認です。ご了承下さい。HUAWEIの66WはSSCP分類だそうです。

念の為に、日本でも良く見掛ける様になったXiaomiの33WはQCとPDになります。正確にはQC4なので厳密には独自規格ではありません。仕様は独自っぽいですが。


因みに、仕組みが解っている方は問題ないかと思いますが、PDは一度接続が切れて電源が落ちる事があります。先代では出なかった注意書きが一瞬出るので良心的だと思いました。一瞬ですが。電源が落ちると言えば、QCで停止を繰り返して失敗する場合が偶にあるかと思いますが、フツーに上手くいっていないだけなので、一旦プラグを抜いてやり直して下さい。

また、規格検出をする場合はテスターの出力側と言うかそもそも双方向ですし、検出したい充電器やバッテリー以外は何も繋がないで下さい。極短時間とは言え高圧が掛かりますから、端末を破損する事はおろか、基盤や電池が爆発する可能性があります。

何度もしつこく繰り返しますが、PDを検出したい場合はPDスイッチをONにして、検出が終わり、終了する際にはPDスイッチをOFFにするのを忘れないで下さい。



●eMarkerリーダー

お次はE-markケーブルの読み出すと怪しい日本語なeMarkerの読み出しです。


PDスイッチをオンにして外部電源を繋いで電源を入れて、何にも繋いでいないPD5Aケーブルを繋ぐと、こーんな感じに表示されます。1秒毎に更新だそうです。簡易的な表示ではありますが、欲しい情報は大体表示されるかと思います。サンプルが非正式承認品で申し訳ございませんw


因みに読み出しには外部電源が必要になるのでご注意下さい。(5V)電源に繋がれたmicroUSBケーブルをPC接続ポートに繋いで下さいね。


ちょっと試しにU2Pだと可能な他のコネクタに電源を突っ込むと言うのをやってみたら、怪しい日本語で注意されてしまったので、ちゃんとmicroUSBを充電器やパソコン等に繋いで行って下さい。

そもそも、外部電源と測定したいケーブル以外は繋がないで下さいと言う設計だそうです。

中央ダブルクリックで終了。毎度ながらPDスイッチは測定が終わったらオフに戻しましょう。



●VBUSオシロスコープ

電源のリップルを見る、でVBUSオシロスコープ、カーブ画面になります。


最大3.2Msps、帯域幅1.6MHzのリップルを表示出来ます。キーを左右にクリックして周波数の調節、センタークリックで一時停止、再開が出来ます。安定した綺麗なカーブを描くぢうでんきを使いたいですよねw

一部モバイルバッテリーは通常より高い周波数になる為に、正しく表示されない場合があるそうです。



●ケーブル抵抗値テスト

ケーブルの抵抗値に試験する。怪しい日本語再び、のケーブル抵抗値テストです。

以上の4パターンでテストをする事が出来ますが、少々面倒なので使っていません。

ただYK001は内部抵抗を使ったバイパス方式をサポートしていて、Type C to Type Cケーブルのみですが、充電器にUSB Aオスプラグを挿して、YK001の両方のType Cポートにテストしたいケーブルの両端を挿すだけで、外部負荷(定格負荷器、放電器)も必要ないのでかなり手軽で便利かと思います。

やれって感じですよねw



●その他のツール

左クリックメニューの最後はその他の道具、別に現代日本語的には道具と訳さなくていいカナ的なやつです。


DASHケーブルの読み出し。先にSCPケーブルダンプを書きましたが、同じく要はBBK系のケーブルチップリーダーです。BBK系ケーブルは現在持っていないので使った事がありません、ご了承下さい。



Apple充電器の読み出し。AppleのPD充電器のデータを読み出します。此方も勿論所持していないので未確認ですご了承下さい。

また、例に依ってPDスイッチのオンオフがありますから、使ったらオフにするのを忘れないで下さい。


Apple MFIケーブルテスト。これも前述している様なケーブルダンプで、MFI認証チップのダンプなのですが、現在このテスト方法の有効性、信頼性がないそうなので、あくまでも参考程度に留めておくのがいいと思います。



Apple2.4A加速の有効化/無効化。データ線にApple2.4Aの認識電圧を掛けて、端末に認識させて2.4A給電をする、トリガーの様なものです。現状使うかは解りませんが。

こうなります。


ソフトDASHケーブルの有効化/無効化。申し訳ありませんが使った事がありませんし、ケーブルも所持していませんしマニュアルにも書かれていないので、謎の機能です…

ブザーを負荷にする/しない。これは読んでそのまま、ブザー回路を負荷として扱うか扱わないかです。普通に使うなら弄らなくていいと思います。



●システムメニュー

最後に左クリック長押しメニューです。


使いこなす人向けのメニューです。

Luaスクリプトからして私は全く解らないので、色々設定出来る人は是非とも購入して使いこなして戴きたいと思います。

各種説明や詳細はYK-LABオフィシャルサイトをご覧下さい。




●PCソフトウェア

記事を分けて書くかなと思いましたが、私は普段全く使わないので細かい説明は出来ませんし、スクリーンショットと共にさらっと触れていきたいと思います。



公式サイトからダウンロードしたPCソフトウェア、SHIZUKU TOOLBOX(ダウンロードページは此方)を開いてmicroUSBケーブルでテスターと繋ぐと画面のデバイスリストにこんな感じで表示されます。

因みにデバイスの名前をクリックすると名前を変える事が出来ます。文字列では可哀想ですし折角ですから好きな名前を付けてあげましょう。


デバイスの名前をダブルクリックすると右側の画面が開きます。多分最初に開くと大体システムのファームウェアアップデートになる場合が殆どでないかと思います。

私も今回開いたらまたアプデされてV1.00.57になってしまいました。お店が最新ファームウェアで出荷して、PCに接続する迄にアップデートがない限り、先ず開いたらアップデートするか訊かれると思います。


中央タブのメニューの順番に見ていきましょう。最初は基本画面です。

すいません。ちょっと下にスクロールさせて撮ってしまいました。上で、サンプリングレートを0.2~1000sps迄設定出来ます。因みに細かいと見辛いだけなので私は10~100spsくらいで表示しています。

そして開始電流、停止電流の数値をmA単位で設定出来ます。開始電流はゼロにすると直ぐに動くので、両方ゼロでいいと思います。また、停止数値になってから停止するまでの確認時間も秒単位で設定出来ます。

設定の下のコントロールの所で(ファイルの)新規作成をして、隣のボタンで開始したり停止したり出来ます。

更に下の欄で表示の色々な設定が出来ます。スケール0の欄にチェックを入れると強制的にグラフの下限が0になります。

グラフの一点をクリックするとそこの詳細を表示します。また、グラフをドラッグすると移動出来ます。ホイールスクロールで拡大縮小も出来ます。


サンプリングレートを弄ってどんなもんがいいか試していた時の図。40spsが具合良かったです。この画面だと基本設定部分が見えてますね。良かった。

因みに1000spsで全部表示させるとめっちょうるさくなってめっちょ見辛くなるので是非一度やってみる事をお薦めしますw




VBUSオシロスコープ。

テスター本体では出来ないトリガーの設定が出来ます。が、弄った事がないので良く解りません申し訳ございません。



Luaスクリプト。

勿論弄った事がないのですっかすかですし全く解らないので、知識のある人に丸投げします連続して申し訳ございません。



通信スタック。

テスターとのやり取りが記録されます。



PDリスナー。

皆様お待ちかねのPDリスナーなんですが、ウチにあるぢうでんきと端末は、全てYK001を通すとPDをスルーして違う規格で給電されてしまうので、動いているのを見た事がありません…この為だけにオンリーPDぢうでんきを買おうと思っていましたが、余りに馬鹿馬鹿しいので保留となっております。ご了承下さい。

簡易リスナーとは言えど、テスター本体で見られるレベルの簡易リスナーとは雲泥の差です。一般的には充分だと思いますが、実は先代の Kotomi Premium / KT001 / CT-2 の方がPDリスナーは優秀でした。YK001系はここだけが残念です。あと、そもそも私はPCソフトウェア自体がシンプルな先代の方が好きだったりします。



急速充電のトリガー。

なんと!PCソフトウェアでプロトコルトリガーを扱えます!めっちょ便利ですね!

扱い方自体はテスター本体と同じですが、プロパティを設定出来る違いがあります。

因みにスクリーンショットが真っ白けと言うか真っ黒けなのは、放電器を外してしまった後だったので弄らなかったからです。謝ってばかりですが申し訳ございません。


モジュール。

モジュールを所持していないのでどうしようもありません。ご了承下さい。



最後。システム。

前述の通り、ソフトウェアの更新が行えます。

また、色々なレビューで見掛けるテスターの画面のスクリーンショットをここで撮れます。スクショって書いてある欄なんですが、止めたままだったので真っ黒けですね。PCソフトウェアの項は最初から最後迄ずっと謝っていますが本当に申し訳ございません。


PC使わないんですよ基本的に。スクショを切り出した方が記事を書くにしても綺麗だとは思うんですが、自分の為にもケーブルを写しておきたい等々ありまして、わざわざテスターの為に買ったPCも結局全く使わないとかなんとか。

なので画面をさらっと見る感じになってしまう不完全なレビューでしたがいかかでしたか?


PDリスナー以外は先代を超え、多分USBマルチテスターのソフトウェアとしては最高かと思われます。ので余計にPDリスナーが残念なんですけれど、私は現状使えていないので特に不便は感じていませんが…いやそもそもPCソフトウェアを使っていませんでした。

オチが酷いですね。

いや、カーブを記録しておけば30分とか1時間とかテスターの画面とにらめっこしなくていいし、PCソフトウェアを使えばめっちょ見易いうえに1000spsのカーブ見られるよね!?

二重オチか…うーん。UMPC欲しいですねw




●まとめ

さてさて纏めましょう。

現在幾つかのメーカーがUSBマルチテスターを販売していますが、現状ではYK001に勝る物はないと言うのが、幾つかのテスターを使用しての感想です。精度や機能もさることながら、物理的に左右にスライドしてクリックするマルチキーや日本語に対応している等々、扱い易さの点でも群を抜いています。

なので、テスターを購入するのであればYK001かそのブランド違い、POWER-ZのKT002かAVHzYのCT-3を断固お薦めします。

そしてその中でも、冒頭でも述べましたが日本からでも買い易く、且つオフィシャルストアから購入出来るAVHzY CT-3を選ぶのがいいと思います。

どうしてもテスターを充電器や端末のType Cコネクタにそのまま挿入して使いたい!と言う場合は、各種Type Cテスターを選べばいいと思います。そして、そのType Cテスターの新製品が発売されて、今迄RDのTC66一択だったのがそうではなくなりそうなので楽しみですね!

そうそう。もし何か不備があったり、質問等がありましたらコメント欄からでもお気軽にどうぞ。USBテスターを買おうと思ってるケドどうしようどれにしようなんて相談もお気軽にどうぞ。役に立つかは解りませんケド…



って所でおしまいっ!ホント疲れた!

記事がお役に立ちましたら、よろしければリンク先で何かお買い物をしていただいたり、欲しい物リストから何か送って戴けると嬉しいです。


●関連リンク

CT-3(アルミシェルモデル)のレビュー。

FNIRSI-C1レビュー。

AVHzY C3レビュー。

↓取扱説明書等、詳細は此方から↓

・YK-LAB公式サイトhttps://yk-lab.org:666/index.php/ja/


AmazonでCT-3を購入するならAVHzYで検索してみて下さいね。


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AliExpressのAVHzYオフィシャルストアは此方から

AVHzYやRDはポータルリンクがないんですよね…

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この手の初期型2ノブ放電器は振れが大きくテスター部分の数値があてになりませんが、現状一番使い易いです。

AliExpress.com Product - 65W USB DC electronic Load resistor Discharge battery test capacity aging charger power bank adjustable current voltage
手軽に扱うなら4.8A迄扱える此方を。

AliExpress.com Product - ChargerLAB POWER-Z USB PD Voltage Deception Meter KT002 Charging Head Net Tester
空売りだったりKT001が送られて来ても責任は取れませんが…

AliExpress.com Product - USB Tester Fast Charge 1.77 Inches Data Line Charging Head Detector Digital Voltmeter Ammeter Voltage Current Meter YK001
私の買ったお店は欠品してしまったのか出て来なくなったので、ちゃんとYK001を送ってくれそうな此方のお店を。勿論責任は取れないのでCT-3がやだって人以外は出来ればAVHzYオフィシャルからCT-3を買うのをお薦めします。