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2022年5月27日金曜日

イヤーティップ ( イヤーピース ) がイヤフォンから外れてしまう問題を解決しよう!



めっちょ久し振りに記事を書いておりますが、もう書き方を忘れてしまって大惨事ですよ。更にキョーミの対象が色々移ろっているのでソレもまた。

まぁ変わらずゆるゆるとやっていきましょうね。マイペース紫様ですさばいでぃー。





表紙グラビア。




1、イントロダクション


今回はイヤフォンのイヤーティップのお話です。が、タイトルにある様にレビューや紹介ではありません。頻発する問題への対策、対処方法です。言うなれば、おばあちゃんの知恵袋みたいなお話です。

尚、私様はおばあちゃんではない。



先ず始めに。イヤーティップって言うのは、カナル型イヤフォンのイヤフォンの耳に突っ込む部分に付いているやつです。ゴムっぺーのとかスポンジっぺーので出来てるアレです。

因みに私はイヤフォンのイヤーティップはゴムっぺーやつなシリコン製派です。スポンジっぺーやつな発泡ウレタン製は使いません。


脱線しました。そのイヤーティップ、どうも日本ではイヤーピースと言う名称が一般的らしく、ちょっとびっくりしています。

海外と言うか中華通販ばかり使っているのでear tipsと言う単語しか見ないので…あとはイヤーチップ?それとイヤーパッドなんて呼ぶ向きもあるそうです。

イヤーパッドってイントラコンカ型(カナル型でない方のインナーイヤーイヤフォン)とかヘッドフォンのやつの呼び方なのでは…?

私は世間に迎合するつもりは毛頭ありませんから、記事ではイヤーティップで統一します。と言うか私の全て記事ではイヤーティップと書きます。



で、本題です。

皆さんはそのイヤーティップがイヤフォンの本体から外れてしまって、落としたり耳の中に残ってしまってファック!ってなった事、ありませんか?ありますよね?

そのファッキンイヤーティップ外れと戦っていくのが今回の記事の内容となります。



余談ですが、イヤーティップが耳に残ってしまった時に、ちょっと指で摘まんで取れなかった場合、更に下手に指で取ろうとするとチップを奥に押し込んでしまって面倒な事に、最悪怪我に繋がる恐れがありますので、落ち着いてピンセットや毛抜き、耳掻き等を使って取りましょう。針金、ゼムクリップを伸ばして曲げた物でも良いですね。

私は細い六角レンチで取った事がありますw

ちゃんと鏡を使う事と、もし自分で出来ない場合は素直に他人にやってもらいましょう。ホント最悪鼓膜を損傷する可能性だってありますからね。

余りイヤーティップを耳の奥迄挿入するのは本当は避けた方が良いのかもしれません。出来るだけ奥の方でホールドしたいですけどねー。



で、そんな事態を事前に回避する為でもある今回のお話なワケです。

あ、イヤーティップが外れると落っことしたりもしますが、清潔でないイヤーティップを使うのは外耳道炎等の原因にもなります。イヤーティップはマメに清掃をして清潔に保ちましょうね。

コレがあるから私はウレタン使わないんですよね。アレ厳密には洗浄出来ないんで。エタノール使うと破断してしまいますし。


うん。脱線が凄い。

と、言う事で本題へ参りましょうか。




2、シリコンシーラントを使ってみる


問題の解決方法として、一番いいのはイヤーティップをイヤフォンのノズルに接着してしまう事だと思います。

が、そうしてしまうと交換する事が不可能になってしまいます。

なので、極力接着力の弱い物を使って固定してみようと言うのがこの項です。



利用するのはシリコンシーラント。もしかしたらシリコンコーキング剤と言った方が通じるかもしれませんね。アレが絶妙な接着力に柔軟性を兼ね備えていてめっちょ便利なんです。剥がすのも比較的簡単ですし。

DIYer必須のアイテムです。直ぐに硬化してしまうので長期保存に向かないのが難点ですが。


使い方はめっちょ簡単。はみ出したりしない様にノズルに薄く塗って、イヤーティップを付けるだけです。

完全硬化するのに24時間なんて書いてあると思うので、薄く塗っているとは言え12時間以上、ぶっちゃけ1日置く事をお薦めします。なので使わない日に作業しましょうね。

尚、薄く塗るのがちょっと難しいと感じる人もいるかもしれませんが、爪楊枝や竹串、綿棒なんかを使ってやってみて下さい。

音の出口側、開口部にはみ出さない様に気を付けて下さいね。私でも出来るので、記事をご覧の皆様も可能だと思います。


シリコンシーラントですが、クリアカラーの物を選ぶといいとは思うのですが、別に見えないから気にしない、ちょっとはみ出てても気にしないと言う方は良く見る白色や灰色の物でも全く問題ないです。

因みに私はコニシのバスボンド派ですが、セメダインのバスコーク派やその他各社派がいるかと思います。好きな製品を使って下さい。百均にも売っていたりします。

蓋をしていても大体固まってしまう気がするので、長期保存はほぼ不可能と考えると百均の物を選ぶのも手だと思います。白色しか見当たりませんけれど。


余談ですが、剥がすのがシリコンシーラントよりもちょっと手間になったりならなかったりするのですが、酢酸ビニルエマルジョン系接着剤も使えない事はないです。全体に塗らずにほんのちょっと点みたいな感じでイヤーティップの最後部をくっ付けるみたいな。お薦めはしませんが。


尚、現在シリコンシーラントを使用しているイヤフォンが無いのと、現在作業をする予定も無いので、お写真等はありません。悪しからず。




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3、シールテープを使ってみる


シリコンシーラントは比較的簡単に剥がせるとは言え、接着するのはちょっと抵抗があるなぁって人や、兎に角手軽に済ませたいなぁって人にお薦めする方法がこちらの項です。

私の1番お薦めする方法になります。



利用するのは水道の蛇口等の水回りのネジ部分に利用するシールテープです。そう言えばシリコンシーラントも水回りに利用しますね。仲間ですね。


この、一家にひとつはある、かもしれないシールテープがめっちょ優秀なんです。

緩くなって抜け易くなったイヤーティップだけでなく、イヤフォンのポスト径が細くて利用を諦めていたイヤーティップもアダプタを使わずに、そもそもアダプタの合わないイヤーティップもしっかり装着出来るかもしれません。

要はシールテープを巻く事に依ってノズルを太くしつつ、シールテープの滑り止め効果でイヤーティップを留めようと言う作戦なので、ちょっと口径が大きくて緩いイヤーティップも装着する事が可能になったりするワケです。



こいつがシールテープ。お安いので買っておきましょう色々使えます。


やり方は簡単です。


シールテープを巻いたら自分の必要な太さになる程度に、適当にシールテープを切ります。


そしてやはりはみ出ない様に巻くワケですが、私は余った部分を切ってしまうのは勿体無いので、折り畳んで巻きます。


巻いたらその上からイヤーティップを装着します。シールテープが綺麗な状態で装着するのは到底無理な話なので、兎に角しっかりとイヤーティップが装着出来ていて、抜けなければ問題ありません。

多分、厚過ぎず薄過ぎない、適当な巻き具合が最初は解らないと思いますが、長さを変えて何回かやってみましょう。


因みに、シールテープを巻くと元々イヤーティップを保持する為の段差や出っ張りが余り機能しなくなります。それもあって、緩いイヤーティップがシールテープだけではイマイチ留まりが悪いと言う場合は、シールテープを巻いた上にシリコンシーラントを塗ると言う合わせ技も可能なので、困ったら試してみて下さいね。





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4、Oリングを使ってみる


もうひとつ簡単だと思われる方法に、Oリングを利用すると言うものがあります。

やり方は簡単。

ノズルに適切なサイズのOリングを噛ますだけです。

コレで凸部、イヤーティップの引っ掛かりを作ってやろうと言う算段です。

1mmを超える太めのOリングならノズルの元々のイヤーティップの引っ掛かりになる凹部を利用してあげればOリング自体のズレも防止出来ます。

0.5mmといった細めのOリングならノズルに複数着けてみるのも手かもしれませんね。

シールテープよりももしかしたら留まりが良いかもしれません。が、難点はノズルの径にOリングの内径を合わせないといけないので、どんな径でも使えるシールテープの様にはいかない所ですね。





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5、熱収縮チューブを使ってみる


ついでにもう1つ。ヒートシュリンクチューブの出番です。

イヤーティップの軸に合った太さの熱収縮チューブを、軸のノズルに被さっている部分に合わせて切って、それをイヤーティップを装着する際に軸に嵌めておきます。

そして、装着したらイヤーティップの傘をめくってイヤーティップと熱収縮チューブの位置を調節したらドライヤー等で温めれば良いだけです。

結構簡単で効率的かと思います。


が、私はお薦めしません。

イヤフォン本体に熱を加える事になってしまうからです。樹脂、接着剤は熱に弱いので、イヤフォン本体を破損させる可能性があるからです。また、外すのにも苦労するかもしれませんし。

もしやるなら、熱収縮チューブは太さがギリギリと言うか出来るだけイヤーティップの太さに合わせた細くて薄い物を選ぶ事と、ノズル部分よりも少し短めに切ると良いと思います。

また、加熱のし過ぎを防ぐ為にも普通のドライヤーやガスコンロやライターで遠火等の方法で行うと良いでしょう。

一発で収縮させる300℃ヒートガンとか使ったらだめなやつですよ?…いや一瞬でカタを付けるのも手かもしれませんね…w





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4、終わりに


これできっと皆さんのイヤーティップ外れる問題も無事に解決した事でしょう!勢い良くイヤフォンを耳から外してももう大丈夫!…だと思います多分。


イヤーティップがしっかり固定されていると、イヤフォンの音もしっかりした物になると思いますから、しっかりと固定する方が良いと思います。また、シールテープを使った場合、ノズルの太さが嵩増しされるからなのかは解りませんが、低音がタイトにより強くなる印象があります。

とにもかくにも、イヤーチップが外れるのはストレスになりますし、困っている方はお試しあれ。

ってな所で、おしまいっ。


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