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2021年8月28日土曜日

KUULAA Super Si PD 20W ミニ 急速充電器 ( iPhone向け ) レビュー 推しブランドのちっちゃい充電器を買った直後なのに同じ様なやつ買っちゃったけどこっちは更にちっちゃくて可愛いから許される!!!

 パラリンピックが始まりましたが、相変わらずスポーツに興味がないので全く触っておりません。δ株が主流になって爆発的に増えたネオコロニータ感染者ですが、どうもピークアウトに入ったみたいですね。また上手く落ち着いて欲しいものです。何しろ今まで周りでは感染した人を全く見なかったのに、ぽつぽつと見掛ける様になって来たので、δ株恐るべしです。

罹患したらぢうでんきがとか言っていられませんよね私死ぬカモですし。一応ワクワクチンチンキメであります紫様です。さばいでぃー!

QC5対応ぢうでんきが欲しくて欲しくてちかたないです。下さい!!!




さて。今回もiPhone12が発売されて以降、雨後の筍の如く各社から発売されたPD20W充電器のレビューです。深圳市酷啦科技有限公司のブランド、KUULAAの製品になります。会社名とブランドが同じだと解り易いですねw


こないだ似た様なの買ったばっかりだよねって話なんですが、元々はこいつが欲しかったんですよね。でもクーポンの期限が切れてしまって諦めた件はBaseusの充電器の項にも書きましたが。ところがどっこい暫くしてまたクーポンを配布していまして。そしたらまぁ買っちゃいますよね、バカなのでw


何でそんなに短いスパンでクーポンを出しているのかって、あくまでも想像ですが、次は30Wや45Wを作って売るのでさっさと在庫を掃きたいのではないかと。時代の流れが速すぎる…

私、ちょっと前に(合計)48Wのマルチタップいいなぁ欲しいなぁ…なんて思っていた筈なんですけれど、今は166Wのやつ欲しい!なんて思っていますしねぇ…

いや…まさかの小さすぎて発熱がとんでもないとか…?不具合を抱えてたら売らないよねきっと…

いやいや悪い考えはやめましょう!レビューで何か解るカナ?

因みにこの記事を書き始めた頃に、またAliExpressのスーパーディールに合わせてクーポンを出していたので、欲しい方はクーポンが出るのを待ってみるといいかと思います。




って事で参りましょう、表紙グラビアですよ!


テストに使っていたEssagerだけでなくKUULAAのケーブルにも友情出演して戴きましたが、詳しい方は解るかもしれませんけれど、PDケーブルではなかったりします。でもきっと言わなければ解らないですよねw

あひるはこれから入れていこうカナとか思っています。



それではギャラリーで製品を見ていきましょう。先ずは箱から。表面です。



キャメラの関係で妙に黄ばんで見えますが気にしないで下さい。実際には白いです。そしてパッケージイメージも黒ですが、黒はツートーンが映えていい感じですよね。

名称はPD20W MiNi FAST CHARGERだそうです。MiNiってMiとNiって物質を使ってるのかと錯覚してしまう表記ですね、GaNみたいな。MiってなんだよXiaomiか米か。



箱裏側。


一番気になったのは、カラーラインナップに白黒の他に青があった事なんですが…欲しいですよね…

さて、情報を見ていきましょうか。

型番はKL-CD34。

入力は100-240V 50/60Hz 0.6A。

出力は5V=3A 9V=2.22A 12V=1.67A。

ブランド名はKUULAA。

あああ会社名と住所がバーコードシールで読めない!

うん。冒頭に書きましたが、深圳市酷啦科技有限公司、英語だと Shenzhen Ku La Technology Co.,ltd. と言う会社の製品です。住所と電話番号は割愛します。

そして一番下は毎度の認証マークです。日本向けではないのでPSEはありません。が、100Vに対応していて嬉しいですよね…日本は何故110Vを選ばなかったのかと思うくらいには対応していない製品のある100V規格。



さて箱を開けて取り出してみましょう。


EUプラグと共通のトレイなので余計に小さく見えますよね。実際小さいんですが。USプラグの国に生まれて良かったですねぇ。(?)



頭です。


小さくPD3.0と書いてあります。この子もべいすーのぢうでんきと同じくソケットの部分が金属ですね。いいです。

このソケット部分、写真が暗くて一見銀色に見えますが、実は金色と言うか銅色と言うかピンクゴールド的な色で素敵だったりします!そりゃあもうお気に入りですよね。



脚側。言うなれば、股関。


箱の裏側に書いてあった諸元と認証が股関に書いてあります。箱の段で書き出してしまったので割愛。兎に角小さい。凄い。



ちょっとサイズ感の参考になるのか解りませんが並べてみました。


左からこの子KUULAA、Xiaomiの純正、Baseus20Wになります。べいすーでも結構小さいって思っていたのにそれどころの騒ぎではありませんめっちょ小さいです。


因みにサイズは30*30*46mm(刃含む、EUプラグは67mm)、重さは29g(EUプラグは35g)です。とんでもなく小さくて軽い。凄い。(語彙力が無いから延々と繰り返してる)





それでは小さくて軽い事が解ったので、次はこのブログのアイデンティティ、テスターを掛けて実力を見てみましょうのコーナーです。

先ずは規格検出。今回はCT-3Aを使用してみました。


は??????

なんやねんコレ??????

24Wは期待してたと言うかiPhoneの規格からしてそうなんだろうなとは思っていたケド何だコレ殆どのサードパーティー製ぢうでんきがサポートしていない歩歩高(BBK)グループ系規格以外全部網羅してんじゃんSCPもカバーしてるじゃん???(早口)

…コレはすげぇもんを手に入れてしまった…どれもこれも24W迄なら急速充電出来るぞ!みたいな…



ではPDの内訳を見てみましょう。文字を紫色にしているんですが、写真に撮るとちょっと見辛いのでレビューに向いていませんねw


PDは諸元に書かれている通り。そしてPPSは上限11V=2.2Aの24Wです。

因みにPDでも24Wが給電出来ます。また、QCでも同じく24W給電可能なので、べいすーの20Wぢうでんきで検証した12V=2A給電が同じ方法で可能です。余談ですが。



おまけ。書いている最中にU2P(WITRN製のテスター)を購入したのでテストがてら。


同じ結果が出ています。おまけなので特にコメントはありませんw

また余談。U2Pは、極まった人には便利過ぎるかと思いますが、やはりテスターはYK系、そしてAVHzYオフィシャルからCT-3を買うのが正解だと思います。いつも言っていますが。



さて、SCPに対応しているなら早速試してみなきゃ!そして4A20Wって書いてあったケドどうなの?って実験です。ここではYK001とHIDANCE/ATORCHの65W放電器を使用しています。


ばっりばり4Aオーバー流れてますね。まぁ無理矢理流しているとはいえ、普通に5V=4.5A、4.5V=5Aの規格で給電されるのではと思います。試していないので試せと言う感じですが、現実的ではないのです…そして端末の電池の寿命を削りたくないので…

因みに何故現実的でないかと言うと、PDケーブルにはSCP/FCPに対応している物がないので(もしかしたら中国にはあるのかもしれない…)、そのまま繋ぐとPD9V=2Aで給電されるからです。SCP給電の為にわざわざ毎回トリガーを使わねばならないので。

次に書く検温の為に繋いだらPD18Wになったので確認済みです。A-CケーブルでないとやはりFCP/SCPは稼働しませんねぇ。



では、最後にその検温の結果です。

室温は33.5℃。扇風機を回しているので少々風が当たる状態。上で述べた通りのP30を繋いでのPD18W給電。DL24MのNTC(30℃で誤差2℃前後、50~60℃程度が適温かと)を使用しました。

ちょっと今回は試しにNTCを充電器と接地面のマットの間に挟む言う相当熱が籠る、正に極限の状態で測ってみたので、普通にコンセントに挿している状態よりも高音の結果になります。

この状態で高熱で停止する、または危険な温度になったら40℃以上の空間では使えないなとか思いましたが、そもそも40℃以上で使ってはいけないのでこんな実験しなくて良かったと書いている今は思っていますw

次からは普通に測ろう。って事で結果です。


 0分 30.5℃

 1分 31.7℃

 2分 34.6℃

 3分 37.0℃

 4分 39.8℃

 5分 42.2℃

10分 46.4℃

15分 51.8℃ (マットに接しない逆側45.9℃)

20分 53.0℃

25分 55.5℃

30分 54.0℃

35分 53.9℃

40分 51.7℃

45分 48.0℃ (逆側43.5℃)


一気に上がるかと思いきやそんな事はなく、更に最高値は55.5℃と許容値(?)で、戯れに測ってみたマットに接していない面との温度差が大体5℃前後と考えると、33℃の少し風が当たる状態で50℃程度なら、このサイズだと全く問題なく使える範囲かと思います。

熱くなりすぎるから投げ売り、とかでなくて本当に良かったです…ANKERの小さいやつもこう言うサイズみたいですけれど、発熱はどうなんでしょうね?と共に規格はどうなんでしょうね?ご存知の方がいたら是非とも教えて下さいませ。



さて、纏めに入りましょうか。

小さくて可愛いKUULAAのPD20W充電器、18W給電端末やiPhoneを使っている人にはとても良いのではないかと思います。また、プラグの刃は収納出来ませんがとても小さく軽いので、持ち歩き用充電器にするのもいいかもしれませんね。とりま18W給電出来ればいいや、みたいな感じで。モバイルバッテリーの給電にも使えるワケですし、急な泊まりなんかで活躍するかもしれませんね。

と、言った所でおしまいにしようと思いましたが、もう1つ書いておこうと思った事がありました。


完全に余談なのかもしれませんが、Xiaomiの Mi Turbo Charge (27-33W)が日本でもメジャーになりつつありそうなので、それについて。


この手の20Wと言いつつ実質24WのPD3.0/PPS充電器にMi Turbo Changeに対応した端末を繋ぐと、PD18WではなくMi Turbo Changeが稼働してしまって延々と、給電→充電器の出力上限を超えて停止→再計測→給電→停止→再計測→給電のスパイラルに陥ってしまう場合があります。

Baseusの充電器とは違って給電はされますし直ぐに壊れたりするワケではありませんが、電池にも充電器にも負荷が少々掛かりますし、正直充電器も端末も苦しそうで見ていて余り気持ちの良いものではありませんから、避けた方がいいかと思います。

回避する為にと3A60Wケーブルを使用してみたりしましたが、結果は変わりませんでした。USB A-Cケーブルの場合、Xiaomi純正以外の3AケーブルだとMi Turbo Chargeは稼働しないので(最大24W程度を想定された仕様なので稼働しません)、期待したのですが、PD3Aケーブルは上限60Wなので稼働する様にプログラムされているのでしょう。

と、言う事で回避する方法は現状トリガーを使うしかなさそうなので、対象規格の端末を使用している皆様はご留意下さいませ。


所でiPhone向けに売ってるPD20Wケーブルだとどうなるんでしょう…?ちょっと気になりますよねw

と、言う事で少々調べてみた所、5Aを流用している物、3Aを流用している物、そして結局4ピンか5ピンなので、Apple2.4A(2A)を流用している物もあったので、もしかしたら対策になるかもしれませんw

更に変換アダプタも使わないといけませんし、そのアダプタ如何で挙動が変わりそうですけれどw



って事で、Xiaomiの33W端末等の一部の端末では使えない、使い難い可能性がありますが、小さいは正義!何故か殆どの規格を網羅している!酷啦のスーパーSiミニ急速充電器のレビュー、おしまいっ!


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2021年8月20日金曜日

HIDANCE / ATORCH Electronic Load DL24M レビュー 様子見するはずがさっさと買って人柱みたいになってしまった放電器(電子負荷器)

 

いやー扇風機と一緒に回るかと思ったら吹っ飛びましたよね。次にやるなら両面テープで固定する事が必要だと学習しましたがめっちょ面白かったですし、首吊りになって画面に残ったのも奇跡的でした。


はい。どうでもいいですね。

今回は珍しく前置きも無しに始めます。本来は此方が表紙グラビアでした。


…めっちょかっちょいいですよね、欲しくなりますよね、頑張ってケース作ってみようカナなんて思っちゃったりしますよねw

あと、やっぱりクーラーはファングリルの類いの着く物に換えたくなります。絶対に触って、いてっ!ってやりますから。



さて、今回は今まで必要なかろうと思ってレビューをしていなかった、エレクトロニックロード(Electronic Load、電子負荷器、私は放電器と呼びます)のレビューをしたいと思います。

私は幾つか放電器を所有していますが、その内の比較的最近買った物です。発売されて暫くは買うまいと思っていたのですが、つい我慢出来なくて買ってしまった、最新鋭の放電器なのです。…が、色々あってレビューしようと思い立ちました。


その今回レビューする放電器。この手の物を手に入れようとすると、USBテスターと同じく大体は中国から仕入れる事になるかと思いますけれど、その中でもシェアがトップクラスなのではと思われる、HIDANCEとATORCHと言うお店が主に販売している炬为电器(JUWEI)と言うメーカーの物です。


余談ですが、私は初めて放電器を買ったのがHIDANCEで、そのままずっとずるずるとHIDANCEで大体買っていたりします。本当にどうでもいい話ですが。


そのJUWEI製品は、放電器に関して言うと、造りやコンセプトはとてもいいのですが、結構数値の振れが大きいと言う印象です。ただ、大型の放電器は選択肢が余りありませんし、それこそJUWEI製品のコピーモデルや同じコンセプトの後追いモデルを選ぶよりは確実なのですが、小型の物でいいのならRD (Hangzhou RuiDeng Technology Co.,Ltd.)のHD35を選ぶのが一番いいです。断言します。

今35W(実際にはもっと負荷をかけられますが)を買うのはどうなのって感じですが、日本だと大半が18Wや20Wでしょうし問題はないかもしれませんね。



で、今回レビューするDL24Mなのですが…

結論から先に言ってしまうと、現状に於いてUSB給電のテストにつかうのであれば避けた方がいいです。

他の物を選んで下さい。

製品自体はとてもいいですし数値の振れ幅も小さくて、これ以上の物を求めるなら巨大で高価なプロ仕様のケースタイプを選ぶしかないと思います。が、現状ではUSB給電のテストには全く向きません。マトモに動きません。バッテリーや単一出力なら特に問題ないのですが、USB給電は話になりません。


何故買ってはいけないと言う結論を先に持って来たかと言うと、単にソレを言いたくて書こうと思ったからです。失敗する人は少ない方がいいでしょ?





さて、それではレビューしていきましょう。ぶっちゃけこの先は見なくてもいいです。大したことも書けませんし。


始めに。DL24Mとは、先代のDL24をディスプレイ/コントローラー部分と基盤/ラジエター部分に分けた形の、スプリットスタイルになります。

※イメージ画像。左が今回レビューするDL24M。右が先代のDL24。 (AliExpress内HIDANCE Official Storeから引用)



また、先代ではDL24の150WとDL24Pの180Wの規定以上の大電力を扱うには、トランジスタ(300WのMOSFET、型番IRFP260N)を増設するか更に容量の大きな物に換えたうえに、冷却効率のいいラジエターを積むと言った作業が必要でしたが、DL24Mは基盤/ラジエター部分を増設していく事で、最大600W@40Aの大電力を扱う事が出来ます。


因みに旧型のDL24Pでも実際には20Aは流せないとか皆さん仰有ってますし、更に旧型のアナログノブの物の話ですが、14Aの165Wくらいでシャットダウンしたとカナダの人が教えてくれたので、数値は少な目に見積もっておくのがいいと思います。そしてDL24Mも500Wってカスタマーレビューで言っている人がいましたし。

兎に角、大電力で扱うには改造が必要だったり、実際には製品の諸元よりも少なかったりすると言った事情があるので、ボードを繋いで増設すればかなり大きな電力迄扱えるDL24Mの登場は画期的だと思っています。何よりサイズも小さいですし。


とは言っても現状USB給電なら150Wあれば問題ないんですけれどね!w



冒頭からオチを作りましたが、私が買ったのは2ピースの300W。300Wなんて使う予定も何もありません。しかし現状最大125WのUSB給電ですが、あれよあれよと言う間に150W、200Wと更に大容量化するのではとも思っていますし、余裕があるのはいい事だと思います。

しかし独自規格で充電速度を競って来た中国メーカーですが、流石に限界を感じて来たらしく、共通の規格を作ろうと言う動きがある様です。有難いですね。300W放電器の出番はなくなりますケドw

ただ、グラフェンバッテリー等の新しく軽くて大容量のバッテリーが採用されたなら、確実に給電量が増えると思うので期待して待ちましょう。



盛大に脱線した。

とりまギャラリーといきましょう。お写真と共に見ていきましょうね。


開封の儀です。


いつもの通り、戦い抜いた後に暫く放置された様なぼろっちい段ボールに入ってやって来ました。

そして開けてびっくり、緩衝材無しかよ!?無事で何よりだよ!?ラジエタ(CPUクーラー、ウチでは扇風機と呼ばれます)の箱ぼこぼこだよ!?箱の中で大暴れしたよねきっと!?無事でホント良かったよ!?


180W2ノブ放電器を買った時には段ボールにブリスターがきっちり詰まってたから気になりませんでしたが、コレは酷いです。一応精密機器でしょうに。カスタマーフィードバックに書けば良かった忘れてた。



とりま取り出してみます。


うーんこのブリスターパッケージ。DL24/Pどころではなく、初代の2ノブのやつ用なんですよね…180Wのスクエアファンにも合っていませんでしたが、DL24Mは更に合っていないと言うか…いっそのことブリスター無しで緩衝材の方がいいのではと思わせる梱包ですw

因みに青い紙には4芯接続の方法が書いてあります。きっとDL24時代にクレームじみた動かないって反応があったのではと推測出来ますね。



ブリスターパッケージの蓋?を外してみた図です。


意外と上手く嵌まっていたので良かったですね…白い箱にはACアダプタ(12V=1A)が入っていて、白い袋にはワニクリップやNTC(温度計)、USBアダプタ、ネジとワッシャにナット、そしてEUプラグ変換アダプタが入っています。旧型180Wもネジ類以外は同じ物が入っていました。

そして右の赤いプチプチにくるまっているのはディスプレイ兼コントローラです。ホントにスプリットモデルなんですねぇ。(?)

付属品の写真は撮り忘れました。申し訳ありません。そもそもレビューとかする予定がなかったので…



お次は段ボール内で盛大に暴れただろうアタッチメントボード(Splicing Accessoriesとありました)の方が入っている箱。


まんまTX-910(写真を見れば解るかと思いますが、DL24の扇風機の名前です)の箱に入っていたので、もしかして自分で組むのかと思って逆に期待しましたが、TX-910の外箱にアタッチメントボードのサイズが一致しているので(多分意図的にこの大きさにしたと想像)、梱包材緩衝材なしに箱に完成品が入っていました。

また緩衝材無しかよ!?箱が緩衝材って感覚の中国人多過ぎませんかね!?日本人が神経質なワケじゃないと思うよ!?



開けた時の写真はありませんでした。


扇風機しか解りませんね。

まぁボードにMOSFETとファンの3ピンの電源回路が走っていて、そのMOSFETの上に扇風機が載っているだけの物ですからねそもそも。

何か生えてる線は扇風機の電源ケーブルです。試しに外してみた時に撮った写真ですね。



メインボードの写真ですが…


何か撮るのがヘタクソな写真なうえに色々ビミョーな写真ですが…あと、2A流れてはいるのですが、ファンが回らなかったんですよね。もしかしたら温度も関係しているかもしれませんが。

5V=2Aで回る充電器と回らない充電器があるのでこの時点でかなり怪しいんですよね…



あ、そうだ。

電流の最低値が1mAと10mAが選べるのですが、1mAにすると最大値が2Aになってしまうので、それ以上流したい場合は10mAを選んで下さい。初期値は10mAなのでそのまま使って下さい。最初仕組みが解っていなくて、そこでも暫く悩んでいました。



ボード裏側です。中心、表側にはMOSFETのある部分です。


何か色々注意書があります。

36V以上には注意を払って下さい!

まぁ要は36V以上は掛けるなって事なんですけれど、200V迄イケるんじゃないのかなぁ…初期型からコレ書いてあるんですけどね。



MOSFETのはんだ付け部分拡大。


うーん、ムラw

真ん中にもうちょっと流し込みたいですねw

まぁこんなもんちゃんとくっついてればいいんですよ!



もうひとつビミョーなやつを。


コレは酷い!!!w

センターズレとか言うチャイナクオリティナットの図です。まぁただ留めるだけなら全く問題ないんですけどね。




さてさてメインボードとアタッチメントボードを並べてみた図です。


ファンのコネクタの位置の関係で、この向きに繋げたかったのですが…ちょっと拡大してみましょう。



ちょっと考えれば解る事ですが、接続するのにちゃんと向きがあるワケです。この方向だと残念ながら逆でした。

ファン電源のプラスとマイナスは何とかならなくもないのですが、MOSFETはDrain, Gate, Sourceの3極ですし、方向を逆にするのは厄介ですからね。大人しく普通に向きを変えて接続しました。



アタッチメントボード接続と言えば…何か無くしそうなちっちゃなブリッヂパーツで接続(入力)の選択をします。


真ん中辺りにあるオレンジ色のやつなのですが…ちっちゃくてワカンネーw

ので拡大してみましょう。


オレンジ色のパーツが解るかと思いますが、うわぁ陰になって見えない!横に手前から300W、450W、600Wって書いてあって、そこの部分にパーツを嵌めて、コントローラのMボタンを押しながら立ち上げると入力選択画面になってそこでシステム上の上限を選べる様になっています。

まぁこの辺なんかは公式が説明だけでなく動画も作っているので商品ページや取説を見て下さい。



続いて繋いでみたの図です。何かテスター繋げていますけれど。


いい感じですね。例のセンターのズレたナットもしっかり使っていますw

そしてコレ、QC3.0の11Vトリガーを使っても動かない!って写真なんですが、この写真は2Aですけれど、3A以外では動かないんですよね…

ディスプレイを見ると電流が全く流れていないのが解るかと思います。言った様に3Aだと動くには動くんですが、完全に不安定で頻繁に再計測をしているのかシャットダウンされているのか、数値が下がって上がってと言うか止まって動いてを繰り返してしまうんですよね。

手持ち全てで確認してはいませんが、殆どの充電器、そしてトリガーでこの症状が出ます。

またPD充電器だと全く動きません。トリガーで昇圧するとQCと同じく辛うじて不安定に動きます。また、SCPも試してみましたが動きませんでした。

更にテスターを挟むと動かなかったりするので本当に大惨事なんですよね…まぁDL24Mにはテスター機能が付いているワケですから、テスターは使わなくてもいいと考える事も出来ますけれど。数値も結構正確そうですし。


この様に、現状ではUSB給電のテストをするには全く使えない状態なので、冒頭で述べた様に買うのはお薦めしないです。

セラー(HIDANCE)曰く、販売しているQCとPDトリガーではちゃんと動くとの事だったので、買ってみようか少々考え中です。もし買って試したら追記したいと思います。

余談ですがトリガーがHIDANCEよりもATORCHの方が安くてどうしたもんかと。





本題を再度述べてしまって記事の終わり感がぱないですが、ギャラリーはまだちょっと続きます。


QC充電器で5V=3Aだと動きますよの図です。気持ち良く動きます。ここだけ見るとすばらです。

が…9V=3Aや11V=3Aを出力する充電器なのですが、コレでしか動かないんですよね。数値を変えると電流が流れないんですよね…1Aや2Aでも動かないんですよね…

めっちょ残念です。



ちょっと赴きを変えてメニュー(設定)画面です。電源ボタン長押しで開きます。


1、表示は中国語と英語。

2、画面輝度は⑨段階。

3、スタンバイ(節電)画面輝度も⑨段階。

4、スタンバイ(節電)モード迄の移行時間。

5、電流基準値。2A以上が必要なら10mAに。

6、外部温度計。

7、動作時間。タイマーですね。

8、電圧最低値。ローボルテージカットです。

⑨、電圧上限値。

10、電流上限値。

11、電力上限値。

12、設定画面から退出する。

13、初期設定。

14、リセット。

尚、⑨~11は前述したアタッチメントボードの接続と回路選択と共に設定した数値が上限値に反映されます。



BRTモードを選択するとこんな画面になります。


なんと抵抗値が見られます!

USBマルチテスターだと、放電器を繋がないと使えない機能ですが、こいつはそもそも放電器なので他に何も必要としないのです!

忘れがちですが、DL24Mをはじめこの手のディスプレイ付きの放電器はテスターを兼ねているワケです。テスター兼放電器だか放電器兼テスターです。テスター、要らないかもしれませんねw



最後に気持ち良く回っている写真を見ながらお別れしたいと思います。


5V=3Aだとしっかりと動作するんですけれどね。その数値でだけ使いたいワケではないので、本当にどうしようもないです。

製品としての造りや精度は現状この上なく良いのですが、動作しない範囲が余りに多過ぎて使い物になりません。巧く使う方法があるなら知りたいですが、試した結果だめなやつなので、現状DL24MをUSB給電の計測、テストに使うのは全くお薦め致しません。

小電力ならRDのHD35をお薦めしますし、大電力なら細かい数値の触れ幅が気にならないのであれば初期型の2ノブの製品をお薦めします。

2ノブの180Wモデルは私も所有していますが、神経質にならなければとても良い製品だと思うので。最初期型は私が思っていた以上に酷いらしいんですけれどねw


扇風機の仲間達。


最後に、重量は部屋に500gスケールしかないので測れませんし、サイズ計測も忘れた事をお詫び致しますと言った所で、おしまいっ。

多分2ピースだと1kg超えているのでは。


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HD35は現状少々小さすぎるかもしれませんが、数値の安定感は一番です。一応、買うならRD officialが一番いいですが…リンクが出て来ないんですよねw