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2021年2月22日月曜日

Essager PD100W / 5A USB type C to type C Cable レビュー

 気温と気圧の乱高下に加えて杉花粉ですよ杉花粉。殺す気か!!!真面目に死にそう紫様ですさばいでぃー。何か素敵なもん下さい。テスターと放電器下さい。


はい!またもPDケーブルの記事です。両側がtypeCプラグのやつです。覚えて下さいね。

PDケーブルと言ったら両側がUSB type Cのやつです。

覚えましたね?

で、今回はもうPDとは何ぞやとかはやりません。毎回やってると大変ですしダレますし。ホントはきっとそう言う規格の簡単な説明みたいな記事を書くべきなんだろうけど、多分ぐぐれば解ると思いますので。

と思いましたが、最近は乱立する質の悪いまとめやアフィリエイト記事、一部のメディアのせいで、元々知識をある程度持ち合わせていないとちゃんと調べられない可能性がありますからね…

興味のあると言うか、ちょっと調べて知っておこう、と言う素敵な方々向けに、2つの記事を紹介しておきます。

私も何かあるとや読んで多大にお世話になっているはんぺんさんのブログの記事です。

USB PDの概要と要注意ポイントを解説

そして、スマートフォン関係でいつも見ているテレクトリストさんの記事です。

USB PDとは?各スマホメーカーの高速充電規格まとめ

多分この2つを見たらPD規格って何ぞやが解るかと思います。特に細かいUSBの規格とかは知らなくていいと思いますので。

そう言えばリンク引っ張って来るのに見返したら、AnkerのPower IQの事を思い出しましたが、稀に規格漏れがありますし、初代のは5=2.4ですし、2.0も最大18Wなので、現在選ぶなら3.0の物にして下さい。そうすれば大体の物でPD3.0やQC3.0対応品と同じ様に使えますので。


さてさて冒頭から脱線していますが、やって参りましょう。

お写真をば。パッケージの写真を撮るのを忘れてしまいました。保管してはあるんですけれど、ジッパー付きポリ袋みたいなやつですし、別にいいですよねw


主張する100Wの文字。

書いておいて貰わないと解らなくなるので大切な点だったりw

プラグヘッドは樹脂製、ABSでしょうか?そして赤いロゴや100Wと書いてある部分はアルミリングになります。最初、質感が似ていたので、オール樹脂…?仕様詐欺か…?って思いましたが、触ったら冷たかったですw

ケーブル外皮はポリプロピレン編組紐だそうです。ナイロンだと思っていたらPPって書いてありました。内側の線の外皮はTPEですって。

とにもかくにも、価格的に1つ上のランクの商品と余り変わらない感じなので、良いと思います。



で、コレは何ぞやと言うと。

こちらは深圳华创智博科技有限公司、英語で書くとshenzhen huachuang zhibo technology Co.,Ltd.と言う中国は広東省のハイテク企業の集まる都市、深圳市にある会社のブランドであるEssagerのUSB type C to type C Cableです。

俗に言うPDケーブルで、ちゃんとE-Markerチップを搭載している100W/5Aに対応した製品になります。ちゃんとE-Markerテスターにかかります。

因みにこれからPDケーブルを買うなら、100W/5A規格の物を選んでおいた方がいいと思います。


所で、Essagerってどう読むんですかね…えさーじゃー?餌じゃー?やっぱりえっせぃじゃーかなぁ…?解る人います…?




試しにGoogle翻訳にかけてみたらこんなんなっちゃって暫く笑ってました大草原wmwmwmwmwmwmwmwmwm

エッサーwmwmwmwmwmw6wmwm


倍思の如く中国語にしてみると、messengerと判定されちゃってだめなやつでした…気になります…と言うか読めないの嫌じゃないですか?



はい、気を取り直して。

しかし、話をケーブルに戻さずまたちょっと脱線しちゃうんですが…

何故記事にするのが中国の製品ばかりなのか、と思う向きもあるかもしれないので軽く説明しておくと、日本ってちょっと(かなり)遅れてしまっていて、こういった規格の物が殆どない、またはめっちょお高いと言った現状があります。5Aケーブルは本当にないですね。

iPhoneを使っている人はもしかしたらこう言う話が解らないかもしれませんが…と思いましたが、国内メーカーやミドルクラス以下の端末でも必要ないんで、もしかしなくても私のこのジレンマは意外と共有されない可能性が!?

と、まぁ、そんな感じなので、必要な規格の物を手に入れるには中国製に頼るしかないんですよね。

通販する方は解るかと思いますけれど、日本で買おうとしても大半はチャイナメイドになってしまいます。日本のメーカーが販売している物でも、向こうの物にロゴを打っていたりする物が大半だったりして…

あと、充電にしか使わないケーブルなのに、規格がUSB3.1 Gen2なんてのになったら、図太くて硬くて重くて値段は数倍、長さは1m以下、みたいになってしまいますから、通信用と充電用は分けて考えた方がいいと思うんですよね。

すると充電用に使いたい、通信規格としては低いUSB2.0規格(480Mbps)のハイカレント(高電流)対応ケーブルって、日本製はもしかしたら皆無かもしれないんです。


とまぁこう言った理由でガジェット関係は中華製品ばかりになってしまうんですが、そもそもさっきもちょっと名前を出した、みんな大好きAnkerも立ち上がったのは湖南省は長沙市、現在の本社は広東省深圳市と中国の会社ですからね。

てかホントみんな深圳ですね。大体何か買うと深圳から来ますしね。

…そう言えばAnker製品ってコンビニで売ってますよね…あと無印もAnker製と先日知りましたし…私はAnker製品買いませんが…



では漸く話を本題のケーブルに戻しましょう。

先ずは、このケーブルを選んだ理由なんですが…

どうでもいい?

いやいや私には大事な話なんですよ。

比較的安価でしっかり使えそうな(コレホント大事)PD100Wケーブルを探していて見付けたんです。そして幾つかピックアップして、最終的にメジャーブランド(?)を避けた二択まで絞り込みました。

そして、そこからこのケーブルが選ばれた決め手なんですが…

黒は嫌なので赤に決めていたんですが、ROG Phone 3のベンチマークスコアを提供してくれたゆりしまさんが「ダサいからこっち」と二択から選んでくれたからなんですw

因みにもう一択はKUULAAと言うブランドのケーブルでした。黒いんですがアレ。


ダサい、大切(?)


尚、実物を見ると通販サイトのイメージ画像より至ってフツーで、そこまでダサくありませんでしたw

次はホントに極めてダサそうなUSLIONのPD100Wケーブルを購入してみようか…等とちょっとだけ目論んでおります…もし買ったらレビューしたいと思います。買うか解らないですけれど!


そう言えばさっきも言いましたが、USB3.1のケーブルは太くて硬くて重いといつも言っていますけれど、このケーブルはなかなか細くて柔らかくて扱い易いですね。

ただソレってもしかしたら頑強さや通電性能に欠ける、そしてノイズに弱い可能性もあるんですけれど…そこだけは長期使ってみないと解らないのでご了承下さい。

因みに秤を買ったので重さを計ってみた所、ケーブルタイ(私物です)含めて34gちょっとだったので、矢鱈重そうなタイラップを差し引いても30g程度かと思われます。BaseusのPDこたつケーブルよりも明らかに重いので…重い方が必ずしもいい、正義ではありませんが、思っているよりかなりいい物かもしれませんよ、エッサーのケーブルw

で、耐久性等の話ですが、実は普段は純正ぢうでんきとケーブルを使っているので…あんまし使わないんですよねサードパーティーグッズ…何の為に買ってるんでしょう私…?


気にしたら負けな事を考え始めたらそれこそ負けなので、気にせずお次に。


解って貰えますか?このほんのちょっと隙間が空くのが嬉しいって。

ソケットの深い物にも安心して挿せるんです。端末に挿す際にケースと干渉してしまう様な場合にも強くなるかもしれません。覚えておいて購入時のひとつの目安にしてもいいカモ?


さてさてそして、恒例のテスターに依る検証です。


放電器の電流を上げてみた図です。3.8A弱流れていますね。トリガーを掛けていないので電圧が電流に反比例して下がってしまうので、ちょっと怪しい数値ですが、少なくとも3A以上流れます。


何か写真がなあなあですが、PD20Vトリガーです。ぢうでんきの最大規格は3.25Aですが、例に依って超える電流を流してみるやつです。

3.5Aくらい流れて65W超えてますね。真似しないで下さい。


Xiaomi Turbo Chargeの検証です。いつもの数値ですね。ちゃんとターボチャージ表示も出ますし、かんぺちです。純正以外の3A規格ケーブルではターボチャージは稼働しないので、ここでも5A規格であろう事が解ります。


と、こんな感じでしっかり仕事をしてくれるEssagerのPDケーブルです。私が100Wを要求する様な機器を持っていないので、ちょっとそこは不完全燃焼感あるんですが…やっぱり150W放電器が必要なんですかね、私の路線だとw

そんなEssagerのPD100Wケーブル、余りお高くなくて柔らかくて太くなく重くないPDケーブルをお探しの方にいいのではないかと思います。必要充分な性能に造りではないでしょうか。


ってな所で、おしまいっ。




   

           


AliExpress.com Product - Essager 100W USB Type C To USB C Cable USB-C PD Fast Charging Charger Wire Cord For Macbook Samsung Xiaomi Type-C USBC Cable 3M

2021年2月16日火曜日

COLN 65W GaN Wall Charger 3 Port ( PD 652 CA) レビュー

 風邪なのか花粉にやられているのか睡眠不足なのかネオコロニータなのか解らなくて厄介ですね。ぶっちゃけ体調悪い紫様ですさばいでぃー。





さてさて、前回の2ポートを購入して暫くしてから、形の違う物があったり、規格違いの物がある事を知ってしまい、どうしたものかと考えていましたが、セールもあって勢いで買ってしまった3port 65W GaN(窒化ガリウム)充電器のレビューです。

この規格の違う物はどうも2020年の末頃に発売された様で、やっぱり前のを買った後に出現してしまった様です。ちょっと買うタイミングが悪かったカナ…と。

ま、そんな事を悔やんでもしゃーなしですし、どうせ買ってるんだし、比較も出来るんだからいいでしょと。

あ、例に依って急速充電器なので、寝ている間に充電する人や、入浴中に充電しているケド長風呂って人なんかには向きませんのでご注意下さい。少しでも速く充電したい人向きです。

とは言え、勿論ですが端末の規格以上の急速充電も出来ないので、速くないじゃん!となる可能性にもご注意下さい。自分の端末の規格等しっかり調べて下さいね。



ほいじゃあ開封写真です。


プチプチに包まれて来ましたよ。


サイズぴったりな小さな無地の白い箱に入っていました。

しっかりした箱に入っていると、どうも困惑してしまうのでいい傾向ですね!w(?)


おー!ちゃんとロゴが入っています!ロゴ無しなのではと思っていましたが、ちゃんとお店?ブランド?でオーダーしている様ですね。


ソケット面です。typeC端子がちょっと斜めになっている気がしますが、こういう所を気にすると長生き出来ない気がしますw


ケース込みで150mmくらいのP20Liteと並べた大きさの目安なんですが、写真だと矢鱈でっかく見えますね。全長76mmなので、丁度半分くらいなんですが。


側面に表記された緒元と認定マークです。それとでっかくアピールしている65W。


って事で諸元を見ていきましょう。前回のTC-030とは何処が違うカナ?

●型番PD652CA

●サイズは76*39*32mm

ほぼサイズはTC-030と同じです。幅広い面が3mm広いだけです。尚、66mmと書かれている物があるのは、プラグ部を除く数値になります。

●重さは125g(実測119g)

TC-030よりちょっと軽いです。持ち較べてもちょっと軽いのが解ります。素材や造りの差なんでしょうか?

●素材はABS + PC (94V0)

同じ素材なのか、素材が違うから大きいのに軽いのか、気になりますね。耐火グレード94V0だそうです。

●ソケットはUSB type Cが2つとtype Aが1つの3ポート。

●入力規格 100-240V 50/60Hz 最大1.5A

●出力と対応規格。

・C1 port単独使用 PD3.0 (PPS:3.3-11V=5A) QC4+ AFC SCP FCP : 5v=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A (最大65W)

・C2 port単独使用 PD3.0 (PPS:3.3-11V=5A) QC4+ AFC SCP FCP : 5v=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A (最大65W)

・A port単独使用 QC3.0 AFC SCP FCP Apple2.4A : 4.5V=5A 5V=4.5A 9V=3A 12V=3A 20V=3A (最大60W)

・C1 + C2同時利用 40W + 20W (iPhone12)

・C1 + A同時利用 40W + 22.5W (SCP)

・C2 + A同時利用 13W + 13W (適宜分配)

・C1 + C2 + A同時利用 40W + 22.5W (C2とAの合計)

 

前回のTC-030より全体的に強い印象がありますが、きっと1番の理由はこのタイプの方が新しいからですね。iPhone12の9V=2.22A、20Wに対応していたり、PPSが5Aだったり。

ただ複数同時使用時にPD45W給電して欲しい場合は旧規格(?)の方を選びましょう。もしかしたら単独C65WのA60Wで同時使用45W18Wのモデルも出ているかもしれませんが。


因みにiPhone8以降のモデルはPD規格に対応しているので、typeCポートを使えば18W急速充電出来ます。あと、Nintendo Switchも同じく18Wか15W急速充電出来ると思います。

そう言えば、PDでぢうでん出来るから、SwitchはPD規格って先入観があったんですが、調べてみたらSwitchってUSB Power Delivery規格ではおろか、そもそもUSB type Cコネクタでも何でもないらしくてちょっと笑いました。任天堂さん…w



さて、殆どの人には蛇足かと思いますので読み飛ばして戴いて構わない、テスターをかけてみた結果を。

アマゾンのレビューで、規格検出をかけたらPPSに対応してないって言ってる人を見掛けたんですが、使っているのがU2だったんで表示がどうなっているかは知らないんですけれど、KT001と同じならPDトリガーを選択した先に、こう表示されるんですよ。って事で65Wの触れ込み通りPD3.0 20V=3.25Aの65Wにも、そしてPPS5Aにも対応しています。

他の検出結果。

そう言えば、KT001だとMTK PEが検出出来ないので、KT002が欲しいですねぇ…今年から日本でもメディアテックのSoCを積んだ端末が多くなりそうな予感ありますし。


PD3.0の20V=3Aです。マックス3.25Aって書いてありますね。


マージンどのくらいだろ…どこまで流れるのカナ…と放電器のツマミを回して(遊んで)みた結果です。75Wで放電器か充電器自体かは解りませんが、遮断されました。

尚、こういう事をすると、壊れたり、火を噴いたり、爆発したりする危険があるので、真似しない様にして下さい。

そう言えば(2回目)、66Wも6Aで5A以上流せないといけないですし、今年は120Wとか125Wぢうでんの端末が発売されましたから、150Wの放電器が欲しいですねぇ…


また20V=3Aかよ?ではなくて、こちらはtypeAポートのマックス60W、規格としてはQC3.0になります。ただ実際のQC3.0は18W迄しか給電しないので、QC3.0対応端末がこういう数値で充電出来るワケではありません。ご注意下さい。

Xiaomiターボチャージも稼働します。11V=3Aなのか10V=3Aなのか9V=3Aなのかきっちり確認しませんでしたが、しっかり急速充電されます。


最後にSCPトリガーです。5Vトリガーなので5V=4.5Aで稼働する筈なのですが、4.5V=5Aみたいな数値になっていますね。

どうもSCPって可変電圧らしくて、コレは私が放電器の限界値(4.5A)を試していたので、電流の上昇に合わせて電圧が下がった結果かと思われます。

SCP22.5Wって電池容量がかなり少なくならないと20Wとか18Wで給電しますよね。かなり的確に給電値を下げていってくれるので、40Wの方もそうなんですが、相当バッテリーに優しいと思います。

はい、ほいじゃあここいらでテスターでの報告おしまいです。



が、ですよ。更に余計な話を続けます。

スペックを思い出してみて下さい。typeCポート単独使用の対応規格にSCPがありましたよね…!?

ファーウェイユーザー大歓喜!2台の端末を同時にSCPぢうでん出来る!?


まさかと思って試してみたら、しっかり超急速充電の表示とステータスバーの電池アイコンの中に2つの⚡⚡マークが。

テスターの規格検出に掛けてみてもしっかりとSCP対応と書いてありました。

ただ、どうもその結果を見ると8V=5Aの40Wに対応していないのでは…?と感じたのですが、自分では対応端末を所持していないので検証出来ませんでした…PPSで流せる範囲ですし、良く考えたらと言うか穿って考えたら、C1ポートの同時利用上限が40Wなので、流れそうな気がしなくもないのですが…どうなんでしょう?

もし40W対応端末をお持ちで、この型番の充電器を買った、または所持していると言う方がいましたら、是非可不可を教えて戴けると嬉しいです。

さて、兎にも角にも2つ同時にファーウェイのSCP22.5W対応端末を超急速ぢうでん出来る事が解りました!やりました!


…と思ったのですが…

ふと、ある事に思い当たって再度試してみたら、やはり22.5W充電は出来ませんでした…糠喜びでした…


どういう事か簡単に説明しますと、事前にチェックした方法は、充電器からPDケーブルをテスターに挿して、テスターからSCP対応AtoCケーブルを端末に挿すと言うものでした。

問題は、ケーブルを2本使っていてPDケーブルのみではなかった、と言う所だったので、次は充電器からPDケーブルをtypeCテスターに挿して、テスターを直に端末に挿してみました。

結果は先に書いた通りで、いつものPD9V=2A給電でした。

手持ちのPDケーブルを全て試して、テスターを外してみても変わらず、全て同じでした。充電開始時の急速充電表示は無し。

しかし、テスターで規格検出をかけると、しっかりSCPは検出されます。

写真を撮ってあったので。

端末を繋いでいない時の結果と端末を繋いだ時の結果です。あ、写真撮るのに端末抜いてるんで両方共着いてないんです。

1番下のSCPが赤字です。対応していない結果となりました。

端末繋いだのに、何故かQCやAFCが対応している事になっていますが、通常充電の5V=2AとPDの9V=2Aにかかるのかなぁ?となあなあに受け止めています。


で。短絡的な推測ですが、以上の結果から、充電器自体は規格自体に対応しているし、求められれば出力もするけれど、SCP対応ケーブルでないと端末側がSCP規格の要求を出さないので、PDケーブルの場合はPD充電になってしまうのでは、と考えます。

なので、SCP対応のPDケーブル…なる物が存在しない限り、typeCポートからPDケーブル1本でのSCP22.5W充電は不可能なのではと。

そんなのあるんですかね?

私の場合はテスターで中継すれば出来たワケですが、そこまでして2台同時SCP充電したいとは思わないカナ…


以上、typeCポートのFCP規格についての検証と考察でした。またもや大多数の読者には関係なかったかと思います。が、書き手にとっては重要な点でしたので。



余計な話は置いといて、色々試した結果だけを書いておくと、C1ポートとAポートで33Wと22.5W、18Wと18W。C1ポートとC2ポートで33Wと18W。3ポート同時は一瞬しか試していませんが、33W12W10Wで充電されたのを確認しています。

複数同時充電は至極快適に行えました。前回のCT-030の様に、Aポートを先に挿さないといけない等の不具合的なものも全くありませんでした。

充電曲線を採ったワケではないので断言は出来ませんが、単独使用でも複数同時使用でも、不安定だったり妙に数値が暴れると言った事は、確認していた範囲ではありませんでした。

但し、やはりプラグを挿して充電を開始すると、全てのポートの給電が一旦停止して再接続(再計測)されてしまうのはTC-030と変わりないので、そこは仕様と諦めましょう。



テスト終了後のぢうでんき達。おつぁーしゃー。

並べるとCT-030に較べてPD652CAの方がほんのちょっと幅が大きい?高さが高い?のが解るかと思います。

幅で思い出しました!

これはPD652CAだけでなくCT-030も、その他のこの形状の65W GaN充電器全ての話になるのですが、プラグを畳んで収納出来る方向に設置している為に、ちょっと幅広くて一般的な日本の複数コンセントタップには並べて挿せないんです。

このタイプの充電器にしても、他の充電器にしても、並べて挿したい場合は多分諦めて1つ空けないといけないと思いますので、ご留意下さい。

そもそも大体の純正ぢうでんきもごく僅かに太いんですよねぇ…そろそろコンセントとコンセントの間を更に5mmとか1cmくらい広くしたタップが一般的になってくれてもいいかなぁ、なんて思います。あ、横向き(?)に並んでるタイプのタップなら大丈夫ですよ並べて挿せます。


それと、写真を良く見ると気付くかもしれませんが、プラグが真っ直ぐに刺さっていないケーブルがあります。ソケットがしっかり垂直に設置されているワケではないんですよね。

そう言う細かい所が気になる人には向いていないかもしれません。


話を戻して次、発熱はそこそこです。普通の充電器の範疇だと思います。また例に依って、夏に使ったら印象が変わるかもしれませんが、まぁ多分大丈夫でしょう。

コイル鳴きはCT-030より気にならないと感じました。が、ノイズに関しては、人に依って感じ方が違うと思いますから、余り断言は出来ないんですよね。高周波がうるさく感じる人と低周波がうるさく感じる人がいたり、同じ音量でも気になる人とならない人等々、色々ですから。

まぁ、余程神経質な人でなければ、ちょっと離れた所や机の下なんかに置いて、長いケーブルを使って充電すれば大丈夫だと思います。多分。


そして最後に、グラビア写真にも写っていますけれど、やはりこちらのぢうでんきもFCC、CE、RoHSマークはありますが、PSEマークはありません。PSEマークがないと嫌!怖い!なんて方は、国内流通ではイチオシで気になるCIOや、安定のANKERやRAV Power等の製品を選ぶといいのでは、なんて思いますよ。

それでは快適な充電生活を。


ってな所で、おしまいっ!今回オチはありませんでした!



   

左のが色違いブランド違いの同じやつです。3portのを選びましょう。それとぢうでんきは兎に角出力と対応規格をしっかり確認してからポチるのを忘れないで下さいね。
         


楽天市場の価格が法外で笑っていましたw


AliExpress.com Product - COLN 65W USB C PD Charger Quick Charge Type QC3.0 PD3.0 PPS Fast Charger for Laptop iPhone12 Macbook Pro Magsafe Samsung Xiaomi

2021年2月12日金曜日

65W GaN Wall Charger 2port ( TC-030 ) レビュー

 昼は暖かいのに夜寒い!昨日暖かかったのに今日寒い!1日と日毎の寒暖差が激しい!やめてください!そして杉花粉めっちょ飛んでますね!?やめてください!!

こうだと体調崩して免疫ちから下がっちゃいますよね。こうなったら毎日12時間寝るしか!紫様ですさばいでぃー。


さて今回は、Mcdodoなる謎のブランドの3portぢうでんきが来る筈だと思ったら、ブランドロゴ無しの2portぢうでんきが届きやがったお話…ではなくて、そのぢうでんきのレビューになります。

型番がTC-030と言う物で、最近流行りのGaN(窒化ガリウム)のチップを採用して小型化された65Wの充電器です。

AmazonだとAioumと言うブランドの商品として販売されていました。黒いやつだったケド。私のは白い。


仕様です。

●型番TC-030

●サイズは76*36*32mm

手の平サイズです。小さいですよ!

●重さは140g(実測145g)

ちょっと重いです。他の物よりも気持ち重い。

●メインシェルはポリカーボネートとABS3100耐火素材

●ピンシェルはPC945耐火素材

ポリカーボネートとABS製で、耐火素材が使われているらしく、ちょっと安心ですね。ピンシェルってソケットの所なのかプラグの所なのか解りませんが、分かれてるプラグ部分ですかね?銅ピンはニッケルメッキされていると書かれていたので、プラグですかね?

まぁそもそも発火しないのが1番ですけれど!w

●ソケットはUSB typeAとtypeCの2ポート。

勿論同時利用可能です。


ここからが重要な入出力規格です。

入力 100-240V 50/60Hz 最大1.5A

出力 Single USB-C (PD3.0) 5V=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A (最大65W)

Single USB-A (QC3.0) 4.5V=5A 5V=4.5A 9V=3A 12V=2.5A 20V=1.5A (最大30W)

Double USB-C (PD3.0) 5V=3A 9V=3A 12V=3A 20V=2.25A (最大45W)

Double USB-A (QC3.0) 5V=3A 9V=2A 12V=1.5A 20V=0.9A (最大18W)

USB-A + USB-C Total 45W+18W=63W(最大)

尚、表記は最大値なので、勿論それより低い数値の規格も出力されます。現在とても汎用性の高い9V=2AはtypeCでもtypeAでも流れます。

と言う事で、大体のメーカーの大体の端末が、何かしらの急速充電規格に合致する感じの出力規格になっています。便利な世の中になって来ましたね。iPhoneも勿論です。


typeCポートはPD3.0(PPS3A)、typeAポートはQC3.0に対応しています。両ポート同時利用でもCポートは45W出力すると言う事で、ラップトップPCやタブレット、PD急速充電対応の端末等を充電しつつ、スマートフォンも(18Wで)充電したい、なんて人に最適かと思います。

また、typeAポートはファーウェイの充電規格SCP22.5Wをサポートしているので、対応端末を持っているならとても便利ですね。

ただ、両方のポートを同時に使った場合、Aポートの最大供給電力が18Wになってしまうので注意が必要です。

2台充電時もファーウェイ端末を22.5Wで充電したい方は違う物を選んで下さい。

このモデルの強みは、複数充電時にCポートが45W給電をする所にあります。複数充電時にAポートが22.5W給電するモデルは、Cポートが40Wになってしまうので、どちらが必要なのかで選ぶといいかと。

私の場合は30W前後と22.5Wを同時に使いたいので、このモデルだとだめなやつなんですよねw

買った時はまだ仕様の違う物があるとは知らなかったですし、もしかしたらまだ販売されていなかったのかもしれないんですけれど。とか言い訳しつつ躊躇なく違うのを買い足しました…

と、言う事で。後日そちらのファーウェイユーザー向けぢうでんきもレビューする予定です。気長にお待ち下さい。



それでは写真を撮ったのでどうぞ。届いた日に撮ったんですが、折角なので足りない所をちょっと撮り足しました。

相変わらず暗い部屋で撮るので写真が暗いですね。明るさを加工しようとしたら曲面の反射が潰れて解り難くなると気付いたのでそのままを。


最初はプラグを畳んだ状態です。棒。

プラグを出しました。

プラグのバネの抵抗感も丁度良くて好きです。


畳んだ時に、プラグの先がちょっとだけ出っ張っていて、プラグを起こし難い等はありませんし、且つカーブしている部分と真っ直ぐな部分がちょっと出ているだけなので、何かに引っ掛かったり矢鱈に傷を付けたりも特になさそうなので、いい感じです。


ただこう、接写で撮った写真を見ると、結構出っ張っている気がしないでもないw


側面をお腹側からと背中側から。


届いて1番びっくりしたのが、他の物はどれもロゴや仕様が側面に書いてありそうなのに、まさかの完全無地です。正直言って、無地と言うだけでコレを買って良かったな、とか思いましたw


頭頂部。AとCの2ポートで、通電確認の青色LEDランプがあります。

通電確認ランプなのでか、この子をコンセントに挿したら光ってしまうのが人に依っては厄介に感じるかもしれません。


夜はちょっと眩しいので、遮る方法のある場所、要は側面なんですが、横っちょに付いていたら良かったのになぁ、なんて思ったり思わなかったり。


底面、プラグのある面に仕様が書かれています。

コレは文字が見易い様に弄ったのでかなり黄ばんで見えますねw

文字はプラグインしたら隠れるワケで、使用時に文字やら何やらが見えないのはいいですよね。横っちょにでかでかと書く必要はないよなぁとか他のと見比べて思ったりします。

仕様やモデル名の視認性を向上させると、間違いが起きないなどと言う考え方もあるかもしれませんが、フツーの人は同じ様なぢうでんきを複数持っている、なんて事はないと思うので、謎です。って言うかみんなビミョーに形とか違うし。


最後にサイズイメージ用に。

向かって左の底辺を合わせているのですが、電話のカメラだとどうしても高さでズレて見えてしまいます。あと何かハンドクリームの手で触っちゃったのか、指紋が目立って汚い、撮った時に気付けw

因みに比較用のP30ですが、ケース込みだと大体150*72mmプラスアルファなので、大体縦横半分程度のサイズになりますね。小さいですよ。



さて、ギャラリーを終えた所で、所感に移りたいんですが…既に所感は書いている気がしますし、ぢうでんきのレビューって一体何を書けばいいの!?

と、言う事で、動作報告を…Aポート単体でファーウェイSCP22.5Wが稼働して、純正同様の数値で給電される事と、AポートとCポート単体でXiaomiターボチャージが稼働して、Aポートは多分上限10V=3Aで、そしてCポートは、あの数値が11V=3Aの33Wなのかは解らないのですが、こちらも純正充電器と同様の数値で給電される事を確認していると事をご報告しておきます。

30%を下回らない様にしているので、ファーウェイ端末もシャオミ端末も急速充電の本気を見た事がないのがこういうレビューの敗因になっている気がします。


ただ、この充電器には1つ問題点がありまして。

2台同時充電を行うと、何故かCポートの方が9V=3Aから5V=3Aに落ち込んでしまうので、不具合なのか!?何とかしてくれ!!と買ったセラーに喰って掛かったりしたりしたのですが、ふと気付いてやってみたら出来た、解決方法は極めて単純でした。

Aポートを先に、Cポートを後に繋げばいいだけです。

Cポートを使っている所にAポートを足す場合は一度抜かねばならないので手間になりますが、ちょっと抜けた子だと優しい目で見てあげましょう。

この手の充電器はプラグを繋いで通電した際に一旦通電を止めて、そこでプロトコル、規格のチェックを行うのですが、その際に先に刺さっていた方がおざなりになるのか、スペックが足りないのか、基本の5Vになってしまうのではないかと思われます。

Aポートの方は先に挿してもそのまま9V=2Aが流れるので、こちらは本気を出さなくても大丈夫って事なのか…?18W迄は本気出さなくても大丈夫なぢうでんきさん…?

多分、仕様上のバグや不具合だと思います。仕組みが解れば厄介なものでは全くありませんので、私も含めて大多数の皆さんにもそれ程気になるものではないかと思います。

ちょっと不出来な方が可愛いとも言いますし?w


今書きましたが、端末にケーブルを挿して充電を開始する際に、一旦ちょっと給電がストップするのは仕様なので問題ありませんし、気にしない様にしましょう。


そして忘れていた大事なノイズや発熱についてです。

ノイズ、コイル鳴きはそれなりにあります。色々な純正充電器よりも少々大きいかと思います。しゅわしゅわ系で、通電ランプのあるせいか、この子自体をプラグインした時点で鳴ってしまうのが悩み所。

2台同時充電時にうるさくなるかと思いましたが、そうでもありませんし、耳が慣れるのか音が小さくなっているのか解りませんが、全く気にならない時もあるので、枕元や目の前と言った場所に置かなければフツーの人は気にならないのではないかと思います。

…私が鈍感なだけだったらどうしよう…もしそうだったらごめんなさい!

でもぢうでんきってみんなこんなもんだと思いますよ?


で、発熱。単体使用でもそれなりに温かくなります。2台の方が温まる速度が速いと感じました。

でもまぁ急速充電器なんてこんなもんでしょう、と言う程度の温度で、あっちっちにはならないので通常の環境での利用では問題ないかと。

ただ現在は冬で寒いですし、夏になったらどこまで熱くなるかは解りません。が、他の充電器と特に変わらないと思いますし、大丈夫でしょう。

そもそも現代日本の夏の気温が高過ぎて、精密機器の使用上限温度を超えそうな方が問題な気がします。

今年は端末クーラーだけでなくぢうでんきクーラーを用意しますか!?

卓上扇風機を当てるだけでも違うでしょうし、折角ですから、何か百均でも見た気がしますし、ヒートシンクとPCファンでラジエター作ります?w


とか言う冗談とも本音ともつかない話で〆る前に、念の為に書いておきますが、勿論元々が中華製の中華向け製品である為にPSEマークは付いていません。

日本国内で販売する事を目的としていないので、付いていない事に何ら問題はありませんし、個人輸入して使う分には何ら問題はないでしょう。そろそろだとは思いますが、もし業者が日本に正規販売をするとしたら、PSEマークの付いた商品が流通するかと思いますよ。


ん?

PSEマークは付いてないケド、CEとFCCにRoHSマークは付いてるよね?欧米はターゲットだけど日本はハブられてるのカナ…?

とかオチがついた所で、おしまいっ。


左から、色違いですが同じ物、本来来ると思っていた物、こっちの方がデザイン可愛いねな物、そして推しのべいすーです。
       

 

この角が丸くてソケットの口が緑色のやつ可愛いですよね。規格が同じなので買っていませんが。