メンドクセーメンドクセーと記事を全く書かないでいたら2021年の2月になっていました。変わらずニューコロコロが猛威を奮っていますが皆様変わらずご無事でしょうか。
最近電話本体よりぢうでんきとケーブルが楽しい気がする紫様ですさばいでぃー。
いや1番楽しいのは配送待ちの時間なんですけどね。中華通販配送待ち依存症候群。
さて。今回はそんなケーブルです。
ジュース買うくらいの値段とか、見た目の可愛いやつを買って、そこからアタリを引く遊び(?)をしていたんですが、ワケあってハズレのなさそうな著名ブランド品(?)なケーブルを3本買ってみました。
今回はその内の1本のご紹介です。
Baseus High Density Braided Fast Charging DATA CABLE typeC to typeC 100W
写真の1番上の物になります。
日本でももしかしたら知名度がちょっとあるかもしれない、Baseus(倍思)のケーブル。両側がtypeCの物です。
こういうのを単純にPDケーブルって呼んでいますが、正確にはUSB typeC to typeC ケーブルになりますね。PDはあくまでもUSB Power Deliveryに対応したケーブルと言う事で。
因みにBaseusですが、本国での漢字表記は倍思、読み方はベースアスでいい筈です。私はべぃさす、べぃすぁすとかべいすーとか呼んでいます。多分中国語的にべいすーが正しい、筈。
と思ってGoogle翻訳に掛けてみたらびっくりべいすー。Baseusになる。
まぁ逆は流石に翻訳されませんでしたけれどw
そのBaseusはハイテク企業の集まる大都市、広東省は深圳市の、Shenzhen Times Innovation Technology(深圳市时商创展科技有限公司)と言うガジェットアクセサリーを販売している会社のブランドになります。
それでは製品レビューにいってみましょう。
写真いるのか謎ですが、箱です。
3つ一緒に買ったので、3つ並べて撮った写真から切り出した為に斜めになっていますが、ご了承下さい。
ブランド品らしく箱入りです。更に固定するタイプの樹脂トレーに載っていました。チープな物ばかり買う中華通販配送待ち依存症候群患者的には負けた感のある高級感です。
さて、先にも述べた通り、両側がtypeCのPDケーブルになります。実際にE-Markerチップ搭載のPD対応ケーブルなので、PDケーブルと呼んでしまいます。
ヘッド部分はABS樹脂製、ケーブルの外皮はコレ何でしょう?高密度編組紐としか書いてないんですよね。ポリエステルでしょうか。
こんな感じ。
あ、首の部分ですが、見たら解るかと思いますが、ヘッドと同じ素材なので柔軟性は殆どないと思って下さい。
で、この高密度編組紐ですが、世間で良く見る編組紐(気に入った)はナイロンで艶々してるじゃないですか?
ところがどっこいこいつはゴワゴワしていて、凹凸も目立ちます。何となく見た目と肌触り、そしてヘッドの樹脂と保護フィルムなのかな?の感じから、昔懐かしいこたつのコードを思い浮かべまして、こたつケーブルと呼ぶ事にしました。
今からお前の名前はこたつケーブルだ。いいかい、こたつケーブルだよ。解ったら返事をするんだこたつケーブル!
言いたくて言いたくてちかたなかったんです。
はい。続きを。
ラインナップは1mと2m。1m40gで2m60gだそうです。もしかしたら梱包含み重量かもしれません。
秤、買え、私。
追記。
秤を買ったので計ってみました。
1mモデルが付属のタイラップを含めて25.8g程度とかなり軽いですね。外皮とヘッドの素材が効いていると思われます。上の数値は梱包を含む重量でした。
そして色のバリエーションは黒、白、青。
白黒の嫌な私は青を選びましたが、箱に貼られたシールに記されていた色名は、海军蓝。海軍藍。ネイビーブルーでした。ちょっとかっちょいいね。
そしてデータケーブルとか言う名前を名乗っていますが、実質チャージングケーブル。規格はUSB2.0で、通信速度は480Mbpsです。
この、USBケーブルの通信速度なんですが、多分皆さんも普段は通信目的で使わないと思うんですよ。充電ケーブルでの有線通信なんて有事の際にしか使わないのでは。
もしそうだとしたら、わざわざ通信規格に重きを置いたUSBケーブルを使う必要はないと思います。
先ずUSBケーブルの規格には長さの上限があって、USB3.0、3.1Gen1迄は最長3mなので問題ないと思いますが、10Gbpsを誇るUSB3.1Gen2に至っては1mが上限なので、1mじゃ足りない!と言う人には向きませんね。
また、高い通信速度を出せる様になる代わりに、ケーブルは太く硬く重くなっていきます。持ち運び辛いのは勿論、取り回し辛く扱い難くもなります。
こんな理由で、充電ケーブルとして使うのであれば、わざわざ通信規格を上げて太く硬く重く値段も高くするよりは、そこを最低限に削ってそのデメリットを少なくしているワケですね。
そもそも5Aを流すのにはしっかりしたケーブル自体が必要ですし、更に高密度編組の外装を纏っていますから、やっぱり太いし重いし結構硬い。コレで3.1Gen2だったらとんでもない事に…と思わせてくれます。
まぁ普段から5Aケーブルに慣れてる人は問題ないかと思います。1mなら特に嵩張る事もありません。
ほいじゃあこたつケーブルを実際に使ってみたと言うかテストしてみた結果をば。
先ずはこちら。
テスターのPDトリガーでのテスト。60W流れます。私の場合、ここでもう既に問題ないワケですが。
次。
実は充電器と放電器のテストも兼ねていたので、何処までいくのかとやってみた物です。
75Wいってびっくりしたんですが、充電器の規格を超えているので破損や火災、爆発等の危険がありますので真似しないで下さいね。
3.8A以上流れていますから、5Aであろうと想像出来ます。4Aって可能性もありますが。
尚、この直後に遮断機が働いて強制停止した模様ですw
追記しておきますが、PPS11V=5Aが稼働したので、しっかりと5Aである事を確認しています。余裕で20V=5A給電出来るかと。
最後のお写真になります。
コレがなんなのなの?って感じですが、純正以外の3Aケーブルでは起動しないMi Turbo Changeが起動している、の図です。要はちゃんと5Aケーブルですよって証明ですね。
画面にターボチャージの表示が出て、この数値なので、しっかり働いています。表示詐欺ではありません。
余談ですが、Mi Turbo ChargeはQC,PDを含んだ27W,30W,33Wだそうで、この数値を見るに、30Wなんだろうなと推測されますが、PDだと単純に9V=3Aな筈なんですが、電圧が超えていますよね…
気になったんで純正プラグとケーブルで測定してみたら同じだったんで、コレが小米のターボチャージなんだと推測されますが。
どうも充電器のCポートがPDだけでなくQCもサポートしているとPDでなくQC準拠のMi Turbo Chargeが稼働するみたいです。
はい、脱線しましたし、謎の小難しい話は置いといて、小米のターボチャージがしっかり働きますよ!と言うお話でした。
因みにSCP22.5Wに対応する華為端末は、数値は同じですがFCPクイックチャージではなくPD9V=2Aで動作します。18WのRedmi Note 9Sも同じくでした。これこそPDケーブルって感じです。
以上、こたつケーブルのテスト報告となります。
結論ですが、コネクタはへちょいABS樹脂は嫌!コネクタは金属、ジンクアロイがいい!とか、ケーブルがざらざらしているので、編組紐でもナイロンの艶々してるのがいい!とか、やっぱりケーブル外皮はTPEだな!って人でなければ本当にお薦め出来るケーブルだと思います。こたつケーブル。
現状の日本だと3Aで事足りる人が多数だと思うんですけれど、これからの事を考えたら5Aケーブルを買っておいてもいいのではないでしょうか?
そんなアナタにこたつケーブル。
って所で、おしまいっ!
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