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2021年4月20日火曜日

Orendil 5A USB Type C Supercharge Data Cable

本人的には体調を壊していないのに体調を崩した扱いを受けて散々でした。そしてストレスを溜めたらいけないって言うのに大外れのセラーを引いてストレス限界突破、紫様です。さばいでぃー。

数百円ケチったらいけない。いやケチった結果いいセラーに当たった事もあるから、ありゃあ運だね、運。



はい。今回は、めぼしいケーブルを探していた時に見付けた、SCP対応5Aケーブルのレビューです。ブランド品ではないです。

ずっとべいすー(Baseus)ばっかりだったので本領発揮と言いますか。激安の怪しいもんを買ってみて、アタリかハズレか…いえ、そもそもちゃんとしたセラーでちゃんと発送されるのか!?ロストや無限周回が無く、更に配送中の乱暴な扱いで破損等無くちゃんと無事に届くのか!?と、ちゃんとだらけですが、最初から最後迄全て楽しむ海外通販ってか中国通販。久し振りですねこの感じ!


因みにタイトルにはOrendilと言うブランドを掲げていますが、私が単にそこから買っただけで、他にも幾つかのブランドと言うかお店ってかセラーが同じ商品を売っているのでご留意願います。


表紙グラビア。



ちょっと写真が暗かったから加工すれば良かった…写真を加工しない事に定評があります。加工する文化がないんですね。

こう、パッと見は悪くないケーブルです。



尚、このケーブルを選んだ1番の理由が、Descriptionにあったこの画像。



バカなのでこういう謎な所でテンションが上がります。選ぶ理由が製品自体の云々ではなくて画像とか、私ってホントバカ。

でもみんなもこう言うの好きでしょ?w



はい。って事で、深圳から発送されている筈なのに南京からの伝票の貼られた、いつものオレンジ色のプチプチ封筒を開封します。

しかしコレ、ちょっと不思議だったんですよね。

菜鸟超级经济Global(Cainiao Super Economy Global)でUCTWの追跡番号が付いたので、燕文物流(YANWEN Express)から中華郵政(Chunghua Post)に渡って台湾経由で来るのかと思ったんですけど、燕文の施設を出てから音沙汰無しで、若干ロストの恐怖に怯えていたんですが…10日して航空会社に渡ったとの通知が来るも、待てど暮らせど台湾に渡ったと言う通知は来ず、それから10日して突然届きました。

伝票は燕文と言うか菜鸟网络の上に中国邮政(China Post)。伝票にUCTWとは別に書かれた中国邮政の追跡番号UJCNで追跡してみたら、燕文の施設から一週間後に南京で集荷されていて、そこから上海を経由して日本に渡っていました。

どんだけ無駄に動いてんねん。

深圳から中国邮政の貨物便飛んでるよね???

確かに地理的に日本には上海のが近いケド、わざわざ深圳から南京に持って来る理由が解らない…まぁ纏めて持って来る方が安いからなんだろうケド良く解らん。何せコレを書いてる今、丁度深圳から直接中国邮政のePacketで荷物が日本に飛んで来てたからホント解らん。

でも、でっかい施設が北京と鄭州と南京と金華と深圳にあるのは把握してきたぞ。あときっと上海と香港にもあるよね。内陸部は金華以外まだ謎だけど、更に内陸部ってどうなってるんだろ?


で、本来末尾TWは台湾の中華郵政なので、何でやねんと思っていましたが、聞けば同じ状況だった方が結構いたと言うか、更に中国邮政と菜鸟の間に中華郵政の伝票がしっかり貼られていて、台湾に一度渡ったか迄は解りませんが、一旦中華郵政に引き渡された後に、中国邮政に渡った様で。そんなこんなで、菜鸟超级经济Globalが台湾経由をやめた、または回避した時期に当たったんカナと結論付けました。

そもそもAliExpress Standard ShippingのPRYP、燕文便も、去年は台湾経由ではなくて中国邮政で日本に来ていたので、値段やら規格やら状況やらでころころ委託先が変わるんだろうなと。


重度の中国通販配送待ち症候群患者はこーゆーのがめっちょ楽しいんですが、きっとコレを読んだフツーの人は全く意味が解らないし全く面白くないんだろうなと言う事は容易に想像がつきます。

ので私はまだ重症患者ではないと思います。重症患者は他人もコレが面白くて興味津々だと思う筈ですからね。


そう言えば中国通販の配送を纏めておこうかと思ってますが、需要があるのか解らないのとメンドクセくてやってません。

やってませんと言いながらも、何時何処で幾らで何を買って何で配送されたか予定日集荷日到着日とか大体メモってあるんで、そこからピックアップしていけば結構簡単に出来そうなんですけどね。

需要なさそうですが。



さーて盛大に脱線したので修正して閑話休題。

封筒から出て来たのは、化粧箱どころか専用パッケージですらない、ジッパーパッケージに入ったケーブル。留めてあるのも輪ゴム的なやつです。コストカットの香りがぱないですね!楽しいですね!



中国通販はこうでないと…毎回言っている気がしますが、ホント化粧箱に入っていると負けた気がしますからねw


因みに諸元は詳しく解りません。規格はUSB2.0かと思います。…そう言えばUSBマークないからもしかしたらUSB規格ではない可能性もある…いや、寧ろマークが入っているからちゃんと規格適合しているとも言えないからおっかねぇんですけどねw

で、それと5Aで、CE認証を受けてるよくらいしか書いてありません。

長さは1.2m(3.93ft.)。

買ったのは赤ですが、黒もあります。



重さは他のセラーで30gって書いてありましたが、実測24.24gとかなり軽いですね。軽い方がいい人には向いているかもしれません。

そう言えばジュエリースケールも初披露でした。毎回こいつで計っています。電源を入れるとHELLOって挨拶してくれますよ。HOWDYだったら良かったなぁ。デジタル数字のアレだからハウディは表示出来ないの解ってるケドね。



次はUSB-Aコネクタのアップです。



窓から覗くインナーが紫色なので、SCP対応5Aケーブルっぽい雰囲気です。




見えますかね?

ネック部分のお尻にバリが。気が付かなかったら何かに引っ掻けたりしてよろしくないですぞ。

まぁパーティングラインの処理からして明らかに安物なので、この程度で文句を言ってはいけませんw


あとこの、ネック部分に穴開けたりするのなんなんだろ?

デザインだとしたら埃や汚れが溜まるだけなのでめっちょ不要だし、軽量化なのかもしれません。いるのか軽量化。きっと1gにも満たないぞコレじゃ。



ほいほいお次はtypeC側。



先にも言いましたがこの電源マーク、インジケータランプなんですけど可愛いですよね。丸の上側がしっかり縦棒近く迄回り込んでいないのが安っぽさを感じさせますw

アルミアウターだし簡単には折れたり剥がれたりしないと思うからもちっと頑張って欲しかったんだけど。

あ、そうそう。銀色のヘッドアウターはアルミアロイです。商品説明にも書いてありました。


とは言え…



コレだと解りますかね?

かなーり隙間空いてるんですよね。安っちいですねw

バリと言い隙間と言い、なかなかレベル高いですよこいつは。



次は線部分の比較写真なんですが…左上から時計回りに、BaseusEssager 、このケーブル、iLEPOのぢうでんきとセットだったやつ です。



お解り戴けただろうか…

黒が入っててちょっとオサレ?で、それ故のデザイン的な物かもしれないんですが、編み組み方が他の2倍か3倍は粗いんですよねぇ。

黒を入れるのもその2目や3目飛ばして組めばいいだけなんですけど…

あと他よりも線の太さが細いです。ちょっと細いエッサー(Essager)よりも細いですね。コア(中芯、実際の導線)が細いのか荒く編んである外皮の編組紐が細いのかは解りませんケド。


あ、編み目が粗かったり細かったりって、耐久性には劣りますが、軽くて柔らかくなると言うメリットがありますから、一概に悪いとは言えないのでご注意下さい。導線が細過ぎるのはビミョーですが…

実際に、1mではなくて1.2mなのにかなり軽かったですから、そこはメリットと取るべきかと思います。そもそも太くて硬くて重いのがいいなら最初からUSB3.2-2規格のケーブルでも選べばいいと思いますしね。



ほんでインジケータのお写真です。



先にも言いましたが、通電中はインジケータが光ります。そして電源マークなの大好きです。ちょっと可愛い。

因みに、スタンバイ状態だと赤で、通電中は青で、充電が終了したら消えるらしいんですが…青くしか光らん…あと充電終了迄繋がないからなぁ…



やっぱり青くしか光らんじゃんか…赤く光るのも見たかった…



それではお待ちかねのテストの時間です。

先ずは規格検出。



DCP、Apple2.4A、QC、AFC、FCP、SCPとOPPO系以外には対応しているのが解ります。

SCPに対応しているので、ここまでは合格。


次は実際に電流を流してみましょう。先ずはテスターのトリガーと放電器を使います。

SCP5Vトリガー。



あああまた写真が暗かった!アップロードしてから気が付くって言うね。もしかしたら電話で見てるのより暗くなっちゃうと言うか、そう言う仕組みかもしれません。

そしてコレ…数値が明らかに低い…不安が募る…ケド一応稼働してるっぽいから期待が持てます!


お次はQC11V。



11V超えてますが誤差範囲ですし、かんぺちな数値…大丈夫だと思います、期待が更に持てますね!



と、言う事でドキドキワクワクの実機検証です。

そ言えばちょっとコネクタに挿すの固いカモ。


本命のSCPからです。果たしてちゃんと流れてくれるか…

ちゃんとプラグを挿すと超急速充電の表示が出ます。ただコレはチップが対応してるよって反応をすれば表示されちゃうんで、実際に流れるかは別問題なんですよねぇ。



どきどき…コレで4.5Vくらいに4Aくらい流れてくれれば安泰なんだけど…



アッー!

5=2だー!!!

(HUAWEI端末はFCPかSCPに対応していない充電器やケーブルで2A以上を流せる場合5V=2Aで給電します。DCP1.5Aよりはいいですが、5V=3Aや9V=2Aには明らかに劣ります。)



更に再計測を頻繁にします。写真は撮っていませんが、その再計測で偶に5V=2Aではなく9V=2A、FCPが稼働する事がありました。


Mi Turbo Chargeも稼働するか確認します。



Mi Turbo Chargeも稼働せず…9V=2Aの18W給電…

Mi Turbo Chargeは純正なら3Aケーブル、非純正だと5Aケーブルでないと稼働しないんです。



ハズレか…残念だなぁ…インジケータランプ気に入ってたのに…と意気消沈していましたが、暫くして(実際には2日して)ふと気になる事が。


テスターのPDスイッチをONにしてた気がする!!!



TC66C(因みにこいつは頂き物ではなく自分で買ったやつです)を裏っ返したの図です。向かって右端のスイッチを向かって右側にするとPD計測がONになります。PD規格を計測する場合はONにしないといけないんですが、そうでない場合はOFFにしないといけないんです。

勿論、USB-A to type CケーブルにPDプロトコルはありません。あったら規格違反と言うか、そもそもフツーは充電器も出力してくれません。細かい話をすると、良く見る逆パターンのtype CソケットからPD以外のプロトコルを出力するのも実際には違反らしいんだけど。



…とにもかくにも…


やっちまった!!!


セラーにも流れねぇぞ!?ってメール送っちまった…!


因みにセラーはそのメールに、Xiaomiのターボチャージの規格が云々とウチのケーブルは上限5Aだよ(とんでもなく省略した意訳)、って即日返してくれたんだよね…



自分の間違いや失敗なんて書かなければいいのに、赤裸々に積極的にネタにしていきます。綺麗に纏めたレビューよりもストーリー性が生まれますし、楽しい気もしますし、何より私って莫迦だなぁって笑えるかと思いますので…



そう、PD計測していたとなると、さっき書いたHUAWEI端末の9=2って実際の規格的にはFCPなんだけど、テスター的にはPD18Wに合致したんだ…

Xiaomi端末はQC18WとPD18Wが合致してたんでしょう。


さ、スイッチをOFFにして計測し直しましょう…

が、何故か結果が変わらない。やはりセラーを問い詰めるべきなのか!?

と、思いましたが、セラーの返答が自信満々(?)だったので、私側の不備を考えました。


もしかして テスターと相性が悪い


端末に直接プラグインしてAmpereで数値を見てみると…

あ、スクショ撮るの忘れました申し訳ありません。また莫迦を晒してしまいましたね。

で、結果しっかりと3500mAh以上流れておりました。まさかのテスターがケーブルの規格検出、または端末の要求を邪魔するパターンですね。バイパスしてるんだろうなぁとか思っていましたが。


まぁ、実はコレは常にあるだろうと思っていて、毎回直挿しでも確認してるんですよね。一番正確な結果はソレなので。


ついでに、色々試していたら。



あ、出来た。

多分、テスターのプロトコルトリガーが活きたんだと思います。ちょっと数値が低い気もしますけれど、計測出来ました。

コレ、手段と目的が完全に逆になっていますよねwmwmwmymwmwmw6w


まぁ結構楽しかったので良かったとします。



んで、Xiaomiのターボチャージですが、QCトリガーとかを弄っても上手くいかなかったので参考程度にAmpereのスクリーンショットを。



あ、下側だけでなく癖でステータスバーもカットしちゃった。電池残量58%時のデータになります。22.18Wだからちょっと低い気がしますが。

ずっとちょっと低い気がする言ってる気がしますが。気のせいでしょう。

ふと思ったんですが、スクショって何繋いでるか解りませんから、端末の画面を写真に撮る方がレビュー記事として信頼性が高い気がしますね。


因みに、ちゃんとぢうでん出来たんで、セラーにもごめんなさいしましたよ。PDスイッチ入れてたうえにテスターと相性悪かったっぽいって。

そうだ。ついでに、インジケータランプがスタンバイで赤く光らないんだけど…インジケータランプ気に入ってるんだけど…(省略した意訳)って訊いてみたら…

haha, 充電中は青く光るよ(意訳)

って返って来て、赤く光らないじゃんdescriptionに嘘書いてあるじゃん!とか思いましたが、ちゃんと通電中に光ればいいか…と落ち着きました。

最後に薔薇…🌹、あ、コレだ、🌹コレ送って来ましたし、お茶目ですねw

やり取りして、かなりしっかりしたセラーだと言う印象を受けました。良く考えたら発送も即日でしたし。もしかして菜鸟超级经济Globalがしっかり動いていたら14日切っていたのでは…



何か今回脱線しまくっていますが、こう言う方が私らしい気がします。ほいじゃあテストも終わったので纏めましょうか。

テスターが上手く稼働しませんでしたが、しっかりとSCPとMi Turbo Chargeが稼働する事を確認出来た、検出した規格に対応していると思われる、5Aケーブルです。

軽くて柔らかくて嵩張らない、インジケータランプのある(そしてお安い)1.2mの5Aケーブルを必要としている方にはいいのではないかと思います。このインジケータランプ好き。

あとセラーが信頼出来そうw

だけどウチにある5Aって買ったのに流れないケーブル売ってるんだよなぁw


あ、そうだ、テストしていてちょっと…いや、結構気になったんですが、ちょっと…それなりにあったかくなるので注意と言うか、ソレがちょっと数値の低い理由かなぁと推測しています。

その内記事書くかもしれませんが、熱くなるケーブルって結構あるんですよね。そしてやはり流れる数値が低めな傾向があると思います。

更にそしてやはり、そう言うケーブルは価格のお安い物なので、結局ある程度値段も含めてしっかりしたケーブルを選ぶのが正しいんだろうなぁ、と20本か30本くらい数ヶ月で試してみて感じています。


まぁ何事も余りケチらない方がいいよね!って所でおしまいっ!

国内で買える手軽なお薦めケーブルをこちらに纏めてあるので良ければ参考にどうぞ。

2021年3月24日水曜日

Xiaomi Redmi Note 9S 2020年度 アルティメットコスパ機 のベンチマークスコア 等々

突然ですがカメラハウジングは丸型がいいです。そして最近丸型でなくとも真ん中にあった方が指が掛からないと気付いたので、れみの⑨Sってばナカナカ良いではありませんか?ソレはソレとしてMi10TLiteのローズゴールドビーチが気になってちかたない紫様ですさばいでぃー。


うーん随分明るく青っぽく写っちゃったなぁ。ちょっとは加工した方が良かったかしらん?


はい、今回も前回に続いてベンチマークスコア結果を淡々と貼っていきます。

今回の小米科技(Xiaomi)の紅米(Redmi) Note 9Sは執筆現在、日本で販売されているスマートフォンで1番のコスパを誇ると私は思っている機種になります。発売から4ヶ月経った現在ですが、兎に角安いですし気になっている人もいるかと思いますので、ひとつの参考になればと。


スペック等は此方の公式ページをご覧下さい。(https://www.mi.com/jp/redmi-note-9s/specs/)

小米のサイト色薄くて見辛いよね…


さてこの兎に角でかい!重い!端末のその価格、4/64が24800円、6/128が29800円、税込みとか言うとんでもない安さです。

そんだけ安いと色々だめなやつなんだろと思いがちですが、取り敢えずスペックだけで話をすると、このクラスだと日本の端末なら軽く倍は取られてしまう様なスペックです。欧珀(OPPO)辺りでもR17Proがあの値段しましたし、Reno A、Reno 3 Aはコストカットを頑張っていますが、ガラパゴススタイルに合わせて来ていますし、あっちの方が価格は上なのにスペックが1段2段下になります。そしてこの子はガラスボディです。高級感が違いますw

尚、本来最大のライバルは華為のP40Liteシリーズなのですが、GMS(Google Mobile Service、Googleのアプリ等のシステムを集めた物の呼称です)非搭載と言う事で、ちょっと一般的にはお薦め出来ない状態なので、独壇場状態です。

余談ですが、仮に華為端末にGMSが搭載されていたのなら、私の最推しはP40 Lite 5Gになっていましたね。Redmi Note 9Sに1万足したら、驍龍720Gとは比べ物にならない麒麟820チップにずっといいカメラも積んでいて、更に大き過ぎず重過ぎないですからね。

たらればの話を今ここでしても仕方ありませんね。とにもかくにも、現状1番コスパが高いのはRedmi Note 9Sになります。

ただ注意しなくてはいけないのは、ジャパニーズガラパゴススタイルではないので、FeliCaに対応していませんし、防水防塵のIP規格にも対応していません。が、一応独自規格的な撥水加工が施されていますし、水没させなければ問題ないでしょう。アルコールで拭いても余裕です。しかし基本的におサイフケータイやモバイルSuica等を使いたい人には向いていません。



では各ベンチマークのスコアを見ていきましょう。

先ずは安兔兔。

買って直ぐのスコアと最近のスコアです。バージョンの差ではないと思います。って言うかこのくらいは誤差ですね。

大体平均で27万前後の様です。世間のレビューで良く見るのは4/64GBなので、6/128GBのこの子はそれよりいい数値が出ていますね。

因みにこのスコア、CPU性能はSnapdragon845並みですが、GPU性能は835にも届きません。700番台ってそう言う構成なんですよね。3Dゲームをするならやはり800番台端末を選ぶべきですが、700番台の端末を選ぶ場合、765の方がちょっと上…なんですが、正直誤差範囲と言っても差し支えないと思うので、5Gや価格、ソレ以外のスペック差で選べばいいと思います。但し750Gや765Gになって来るともしかしたら差が目に見えて来るかもしれません。トータル32万超えて来るので。



2021/03/24 追記。

Antutu V9.0.1-OBが公開されたので走らせてみた結果です。

毎度の事ながらバージョンが上がるとスコアが上がります。採点が細分化される結果スコアが上がってしまうんだと思います。

多分Valcanが追加された事に依ってだと思いますが、GPUの結果が大きく向上してしまっているので、V8の結果との比較は完全に出来ないですね。V8の結果と混同してGPUいいじゃん!と思わない様に注意して下さい。相変わらずこの子は見ていられないカクカク具合でしたので…

GPUの数値向上と共にUXも上がっています。今回のアプデのキモはこの辺りでしょう。昔の端末なんかだと変わらないとか逆に下がったりするんでしょうかね?

しかし、温度上昇も電池消費も悪くないですね!電池消費に関しては、ミドルクラスのメリットだと思います。


以上、追記でした。



お次はストレージテスト。

同じく昔のと最近のです。前回のP30より読み込みが遅いですね。P30が速過ぎなんだと思います。Nova5Tはこのくらいだった記憶があるので。Redmi Note 9Sは公式情報でもUFS2.1との事ですし、この速度は現状の一般的なクラスで、安いから他よりストレージの読み書きが遅い等は全くありません。下手な国産ロー、ミドルクラス、数年前のハイスペック機よりは速いかと思いますよ。

そしてAI。


華為端末は比較にならないので、F2Proと比較してしまうと1/4に近い…最新のハイエンドチップと比較してはいけませんね。ストレージ速度もUFS3.1のF2Proとはダブルスコア以上でしたしね。
普通に使っていてそれ程気になるとかはないと思います。もしかしたらメインでガンガン使うとAI能力の差と処理速度の差を感じて来るのかもしれませんね。但しミドルクラスなのをお忘れなく。600番台や710に較べたらかなり偉いですし。
そう言えば、安兔兔トータルスコアで劣る730Gですが、実際の細かい色々な対応スペックは720Gに勝っていますので、AIスコアもちょっと上だったりします。



では続いてGeekbench5。


CPUスコアはF2Pro、P30と並べても順当な数値と言った感じで、且ついい数値です。Snapdragon720Gは優秀。845にシングルスコアで勝って、835にマルチスコアで勝っています。コアの種類と運用の差ですが、単純に835を軽く超えて845に近い処理能力があると捉えていいと思います。この辺りも使っていて実感があります。

GPUの方、OpenCL。

ばるかん。

Vulkanの方がちょっと低くなっています。ってか865と比較してもとんでもなく低いですね。

GPUはこの数値から読み取れるが如く、低いです。安兔兔の項でも835にも届かないと言いましたが、3Dゲームをしっかり楽しみたい人は、諦めて800番台を選ぶ方が幸せになれるかと思います。3Dでなくとも2Dでも結構カクつきますので…アズールレーンとかでも気になりますね。ただ、ライト層で余り気にならないよって人には充分、と言った数値になっています。


さてPCMarkです。

F2ProとP30とは明らかに差がついていますね。先の2つの差の小ささは謎でしたが、此方は順当かと。書き込みとフォトエディットが平均値より高いみたいですウチの子。

で、ストレージスコアなんですが…

P30と較べるとほぼダブルスコアで低いんですよね。この辺りのスコアがUFS2.1なんですが、F2Proに近いP30の規格が良く解らない…もしかしたら3.0を積んでいる可能性が。スコア集めたいですねぇ。


ラスト、鬼畜の3DMarkです。

F2Pro、P30、RedmiNote9Sと、完全に実感と変わらないスコア差となっております。ホントこんなもんだと思います。

いやぁさぁ、走らせてる時に画面見てたら哀しくなっちゃって。ホントカクカクガクガクでね、もうやめたげて!!!みたいな感じでw

流石ですね3DMark。


ここ暫くで3つの端末を4つのベンチマークにかけてみましたが、端末の性能差とベンチマーク数値の差も見えて来ると共に、ベンチマーク毎の傾向なんかもちょっと見えて来たので、お暇な方は見比べてみると面白いと思います。



と、若干脱線しつつRedmiNote9Sのスコアを見てみました。

纏めると、普段使いの処理性能は上々ですが、良く動くゲーム等だと少々物足りないスコアになっていて、実際使っていてその通りです。

サブ機やそこまでゲームに頓着しない、と言う人で、でっかくて重くても大丈夫!って人には本当にお薦め出来る端末です。

欠点はありますが、この価格を考えたら目を瞑れると思います。それに、日本市場に於けるこのクラスの価格帯が、5G対応機種も含めてしまいますが、他の機種では安くて4万円台~8万円台(!!!)となってしまうので、安い方がいいのなら一択となるかと思います。

また、シングルスピーカーでちょっとへちょいのは価格的に置いといて、イヤフォンを使えば結構音もいいのでそこもお薦め出来る点になります。


所で、小米端末はAmazon辺りで日本版に混ざってグローバル版が並んでいるので注意して下さいね。技適がありませんし、プラチナバンドをカバーしているのがSoftBank回線のみなので注意して下さい。それもau回線は通信出来ないみたいなので、間違って買わない様に。

ただ、技適は気にしない人で、SB回線、またはWi-Fiで運用する人はちょっとお安く手に入ると思うので、選択肢に入れてもいいと思います。

ただグローバル版でいいと言う人は、驍龍732のPoco X3や先日発表された驍龍750のMi 10 T Liteを選んだ方がいいのでは…なんて思ってしまいます。

と言った所でおしまいっ。何か質問等々あればお気軽に!



因みに現在Amazonに日本版の取り扱いがありません。先日のタイムセールで捌けてしまったのかもしれません…Amazonで購入したい方はちょっと待たないといけませんね…尚、楽天やYahooには扱っているお店がありますよ。




楽天モバイルは1GB迄は無料なので色々気にならない人はサブ回線で使ってみるのもいいかもしれませんね。



端末を選びますが1番いいと思います。私もUQ mobile使っています。



グローバル端末を使うなら一択でしょうY!mobile。