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2021年4月20日火曜日

Orendil 5A USB Type C Supercharge Data Cable

本人的には体調を壊していないのに体調を崩した扱いを受けて散々でした。そしてストレスを溜めたらいけないって言うのに大外れのセラーを引いてストレス限界突破、紫様です。さばいでぃー。

数百円ケチったらいけない。いやケチった結果いいセラーに当たった事もあるから、ありゃあ運だね、運。



はい。今回は、めぼしいケーブルを探していた時に見付けた、SCP対応5Aケーブルのレビューです。ブランド品ではないです。

ずっとべいすー(Baseus)ばっかりだったので本領発揮と言いますか。激安の怪しいもんを買ってみて、アタリかハズレか…いえ、そもそもちゃんとしたセラーでちゃんと発送されるのか!?ロストや無限周回が無く、更に配送中の乱暴な扱いで破損等無くちゃんと無事に届くのか!?と、ちゃんとだらけですが、最初から最後迄全て楽しむ海外通販ってか中国通販。久し振りですねこの感じ!


因みにタイトルにはOrendilと言うブランドを掲げていますが、私が単にそこから買っただけで、他にも幾つかのブランドと言うかお店ってかセラーが同じ商品を売っているのでご留意願います。


表紙グラビア。



ちょっと写真が暗かったから加工すれば良かった…写真を加工しない事に定評があります。加工する文化がないんですね。

こう、パッと見は悪くないケーブルです。



尚、このケーブルを選んだ1番の理由が、Descriptionにあったこの画像。



バカなのでこういう謎な所でテンションが上がります。選ぶ理由が製品自体の云々ではなくて画像とか、私ってホントバカ。

でもみんなもこう言うの好きでしょ?w



はい。って事で、深圳から発送されている筈なのに南京からの伝票の貼られた、いつものオレンジ色のプチプチ封筒を開封します。

しかしコレ、ちょっと不思議だったんですよね。

菜鸟超级经济Global(Cainiao Super Economy Global)でUCTWの追跡番号が付いたので、燕文物流(YANWEN Express)から中華郵政(Chunghua Post)に渡って台湾経由で来るのかと思ったんですけど、燕文の施設を出てから音沙汰無しで、若干ロストの恐怖に怯えていたんですが…10日して航空会社に渡ったとの通知が来るも、待てど暮らせど台湾に渡ったと言う通知は来ず、それから10日して突然届きました。

伝票は燕文と言うか菜鸟网络の上に中国邮政(China Post)。伝票にUCTWとは別に書かれた中国邮政の追跡番号UJCNで追跡してみたら、燕文の施設から一週間後に南京で集荷されていて、そこから上海を経由して日本に渡っていました。

どんだけ無駄に動いてんねん。

深圳から中国邮政の貨物便飛んでるよね???

確かに地理的に日本には上海のが近いケド、わざわざ深圳から南京に持って来る理由が解らない…まぁ纏めて持って来る方が安いからなんだろうケド良く解らん。何せコレを書いてる今、丁度深圳から直接中国邮政のePacketで荷物が日本に飛んで来てたからホント解らん。

でも、でっかい施設が北京と鄭州と南京と金華と深圳にあるのは把握してきたぞ。あときっと上海と香港にもあるよね。内陸部は金華以外まだ謎だけど、更に内陸部ってどうなってるんだろ?


で、本来末尾TWは台湾の中華郵政なので、何でやねんと思っていましたが、聞けば同じ状況だった方が結構いたと言うか、更に中国邮政と菜鸟の間に中華郵政の伝票がしっかり貼られていて、台湾に一度渡ったか迄は解りませんが、一旦中華郵政に引き渡された後に、中国邮政に渡った様で。そんなこんなで、菜鸟超级经济Globalが台湾経由をやめた、または回避した時期に当たったんカナと結論付けました。

そもそもAliExpress Standard ShippingのPRYP、燕文便も、去年は台湾経由ではなくて中国邮政で日本に来ていたので、値段やら規格やら状況やらでころころ委託先が変わるんだろうなと。


重度の中国通販配送待ち症候群患者はこーゆーのがめっちょ楽しいんですが、きっとコレを読んだフツーの人は全く意味が解らないし全く面白くないんだろうなと言う事は容易に想像がつきます。

ので私はまだ重症患者ではないと思います。重症患者は他人もコレが面白くて興味津々だと思う筈ですからね。


そう言えば中国通販の配送を纏めておこうかと思ってますが、需要があるのか解らないのとメンドクセくてやってません。

やってませんと言いながらも、何時何処で幾らで何を買って何で配送されたか予定日集荷日到着日とか大体メモってあるんで、そこからピックアップしていけば結構簡単に出来そうなんですけどね。

需要なさそうですが。



さーて盛大に脱線したので修正して閑話休題。

封筒から出て来たのは、化粧箱どころか専用パッケージですらない、ジッパーパッケージに入ったケーブル。留めてあるのも輪ゴム的なやつです。コストカットの香りがぱないですね!楽しいですね!



中国通販はこうでないと…毎回言っている気がしますが、ホント化粧箱に入っていると負けた気がしますからねw


因みに諸元は詳しく解りません。規格はUSB2.0かと思います。…そう言えばUSBマークないからもしかしたらUSB規格ではない可能性もある…いや、寧ろマークが入っているからちゃんと規格適合しているとも言えないからおっかねぇんですけどねw

で、それと5Aで、CE認証を受けてるよくらいしか書いてありません。

長さは1.2m(3.93ft.)。

買ったのは赤ですが、黒もあります。



重さは他のセラーで30gって書いてありましたが、実測24.24gとかなり軽いですね。軽い方がいい人には向いているかもしれません。

そう言えばジュエリースケールも初披露でした。毎回こいつで計っています。電源を入れるとHELLOって挨拶してくれますよ。HOWDYだったら良かったなぁ。デジタル数字のアレだからハウディは表示出来ないの解ってるケドね。



次はUSB-Aコネクタのアップです。



窓から覗くインナーが紫色なので、SCP対応5Aケーブルっぽい雰囲気です。




見えますかね?

ネック部分のお尻にバリが。気が付かなかったら何かに引っ掻けたりしてよろしくないですぞ。

まぁパーティングラインの処理からして明らかに安物なので、この程度で文句を言ってはいけませんw


あとこの、ネック部分に穴開けたりするのなんなんだろ?

デザインだとしたら埃や汚れが溜まるだけなのでめっちょ不要だし、軽量化なのかもしれません。いるのか軽量化。きっと1gにも満たないぞコレじゃ。



ほいほいお次はtypeC側。



先にも言いましたがこの電源マーク、インジケータランプなんですけど可愛いですよね。丸の上側がしっかり縦棒近く迄回り込んでいないのが安っぽさを感じさせますw

アルミアウターだし簡単には折れたり剥がれたりしないと思うからもちっと頑張って欲しかったんだけど。

あ、そうそう。銀色のヘッドアウターはアルミアロイです。商品説明にも書いてありました。


とは言え…



コレだと解りますかね?

かなーり隙間空いてるんですよね。安っちいですねw

バリと言い隙間と言い、なかなかレベル高いですよこいつは。



次は線部分の比較写真なんですが…左上から時計回りに、BaseusEssager 、このケーブル、iLEPOのぢうでんきとセットだったやつ です。



お解り戴けただろうか…

黒が入っててちょっとオサレ?で、それ故のデザイン的な物かもしれないんですが、編み組み方が他の2倍か3倍は粗いんですよねぇ。

黒を入れるのもその2目や3目飛ばして組めばいいだけなんですけど…

あと他よりも線の太さが細いです。ちょっと細いエッサー(Essager)よりも細いですね。コア(中芯、実際の導線)が細いのか荒く編んである外皮の編組紐が細いのかは解りませんケド。


あ、編み目が粗かったり細かったりって、耐久性には劣りますが、軽くて柔らかくなると言うメリットがありますから、一概に悪いとは言えないのでご注意下さい。導線が細過ぎるのはビミョーですが…

実際に、1mではなくて1.2mなのにかなり軽かったですから、そこはメリットと取るべきかと思います。そもそも太くて硬くて重いのがいいなら最初からUSB3.2-2規格のケーブルでも選べばいいと思いますしね。



ほんでインジケータのお写真です。



先にも言いましたが、通電中はインジケータが光ります。そして電源マークなの大好きです。ちょっと可愛い。

因みに、スタンバイ状態だと赤で、通電中は青で、充電が終了したら消えるらしいんですが…青くしか光らん…あと充電終了迄繋がないからなぁ…



やっぱり青くしか光らんじゃんか…赤く光るのも見たかった…



それではお待ちかねのテストの時間です。

先ずは規格検出。



DCP、Apple2.4A、QC、AFC、FCP、SCPとOPPO系以外には対応しているのが解ります。

SCPに対応しているので、ここまでは合格。


次は実際に電流を流してみましょう。先ずはテスターのトリガーと放電器を使います。

SCP5Vトリガー。



あああまた写真が暗かった!アップロードしてから気が付くって言うね。もしかしたら電話で見てるのより暗くなっちゃうと言うか、そう言う仕組みかもしれません。

そしてコレ…数値が明らかに低い…不安が募る…ケド一応稼働してるっぽいから期待が持てます!


お次はQC11V。



11V超えてますが誤差範囲ですし、かんぺちな数値…大丈夫だと思います、期待が更に持てますね!



と、言う事でドキドキワクワクの実機検証です。

そ言えばちょっとコネクタに挿すの固いカモ。


本命のSCPからです。果たしてちゃんと流れてくれるか…

ちゃんとプラグを挿すと超急速充電の表示が出ます。ただコレはチップが対応してるよって反応をすれば表示されちゃうんで、実際に流れるかは別問題なんですよねぇ。



どきどき…コレで4.5Vくらいに4Aくらい流れてくれれば安泰なんだけど…



アッー!

5=2だー!!!

(HUAWEI端末はFCPかSCPに対応していない充電器やケーブルで2A以上を流せる場合5V=2Aで給電します。DCP1.5Aよりはいいですが、5V=3Aや9V=2Aには明らかに劣ります。)



更に再計測を頻繁にします。写真は撮っていませんが、その再計測で偶に5V=2Aではなく9V=2A、FCPが稼働する事がありました。


Mi Turbo Chargeも稼働するか確認します。



Mi Turbo Chargeも稼働せず…9V=2Aの18W給電…

Mi Turbo Chargeは純正なら3Aケーブル、非純正だと5Aケーブルでないと稼働しないんです。



ハズレか…残念だなぁ…インジケータランプ気に入ってたのに…と意気消沈していましたが、暫くして(実際には2日して)ふと気になる事が。


テスターのPDスイッチをONにしてた気がする!!!



TC66C(因みにこいつは頂き物ではなく自分で買ったやつです)を裏っ返したの図です。向かって右端のスイッチを向かって右側にするとPD計測がONになります。PD規格を計測する場合はONにしないといけないんですが、そうでない場合はOFFにしないといけないんです。

勿論、USB-A to type CケーブルにPDプロトコルはありません。あったら規格違反と言うか、そもそもフツーは充電器も出力してくれません。細かい話をすると、良く見る逆パターンのtype CソケットからPD以外のプロトコルを出力するのも実際には違反らしいんだけど。



…とにもかくにも…


やっちまった!!!


セラーにも流れねぇぞ!?ってメール送っちまった…!


因みにセラーはそのメールに、Xiaomiのターボチャージの規格が云々とウチのケーブルは上限5Aだよ(とんでもなく省略した意訳)、って即日返してくれたんだよね…



自分の間違いや失敗なんて書かなければいいのに、赤裸々に積極的にネタにしていきます。綺麗に纏めたレビューよりもストーリー性が生まれますし、楽しい気もしますし、何より私って莫迦だなぁって笑えるかと思いますので…



そう、PD計測していたとなると、さっき書いたHUAWEI端末の9=2って実際の規格的にはFCPなんだけど、テスター的にはPD18Wに合致したんだ…

Xiaomi端末はQC18WとPD18Wが合致してたんでしょう。


さ、スイッチをOFFにして計測し直しましょう…

が、何故か結果が変わらない。やはりセラーを問い詰めるべきなのか!?

と、思いましたが、セラーの返答が自信満々(?)だったので、私側の不備を考えました。


もしかして テスターと相性が悪い


端末に直接プラグインしてAmpereで数値を見てみると…

あ、スクショ撮るの忘れました申し訳ありません。また莫迦を晒してしまいましたね。

で、結果しっかりと3500mAh以上流れておりました。まさかのテスターがケーブルの規格検出、または端末の要求を邪魔するパターンですね。バイパスしてるんだろうなぁとか思っていましたが。


まぁ、実はコレは常にあるだろうと思っていて、毎回直挿しでも確認してるんですよね。一番正確な結果はソレなので。


ついでに、色々試していたら。



あ、出来た。

多分、テスターのプロトコルトリガーが活きたんだと思います。ちょっと数値が低い気もしますけれど、計測出来ました。

コレ、手段と目的が完全に逆になっていますよねwmwmwmymwmwmw6w


まぁ結構楽しかったので良かったとします。



んで、Xiaomiのターボチャージですが、QCトリガーとかを弄っても上手くいかなかったので参考程度にAmpereのスクリーンショットを。



あ、下側だけでなく癖でステータスバーもカットしちゃった。電池残量58%時のデータになります。22.18Wだからちょっと低い気がしますが。

ずっとちょっと低い気がする言ってる気がしますが。気のせいでしょう。

ふと思ったんですが、スクショって何繋いでるか解りませんから、端末の画面を写真に撮る方がレビュー記事として信頼性が高い気がしますね。


因みに、ちゃんとぢうでん出来たんで、セラーにもごめんなさいしましたよ。PDスイッチ入れてたうえにテスターと相性悪かったっぽいって。

そうだ。ついでに、インジケータランプがスタンバイで赤く光らないんだけど…インジケータランプ気に入ってるんだけど…(省略した意訳)って訊いてみたら…

haha, 充電中は青く光るよ(意訳)

って返って来て、赤く光らないじゃんdescriptionに嘘書いてあるじゃん!とか思いましたが、ちゃんと通電中に光ればいいか…と落ち着きました。

最後に薔薇…🌹、あ、コレだ、🌹コレ送って来ましたし、お茶目ですねw

やり取りして、かなりしっかりしたセラーだと言う印象を受けました。良く考えたら発送も即日でしたし。もしかして菜鸟超级经济Globalがしっかり動いていたら14日切っていたのでは…



何か今回脱線しまくっていますが、こう言う方が私らしい気がします。ほいじゃあテストも終わったので纏めましょうか。

テスターが上手く稼働しませんでしたが、しっかりとSCPとMi Turbo Chargeが稼働する事を確認出来た、検出した規格に対応していると思われる、5Aケーブルです。

軽くて柔らかくて嵩張らない、インジケータランプのある(そしてお安い)1.2mの5Aケーブルを必要としている方にはいいのではないかと思います。このインジケータランプ好き。

あとセラーが信頼出来そうw

だけどウチにある5Aって買ったのに流れないケーブル売ってるんだよなぁw


あ、そうだ、テストしていてちょっと…いや、結構気になったんですが、ちょっと…それなりにあったかくなるので注意と言うか、ソレがちょっと数値の低い理由かなぁと推測しています。

その内記事書くかもしれませんが、熱くなるケーブルって結構あるんですよね。そしてやはり流れる数値が低めな傾向があると思います。

更にそしてやはり、そう言うケーブルは価格のお安い物なので、結局ある程度値段も含めてしっかりしたケーブルを選ぶのが正しいんだろうなぁ、と20本か30本くらい数ヶ月で試してみて感じています。


まぁ何事も余りケチらない方がいいよね!って所でおしまいっ!

国内で買える手軽なお薦めケーブルをこちらに纏めてあるので良ければ参考にどうぞ。

2021年4月6日火曜日

Baseus Cafule HW Quick Charging Cable (USB-A to Type-C 5A/40W)

 花粉と気温差に殺されかかっています助けて下さいテスターと放電器とケーブルとぢうでんき下さいネタ下さいとにもかくにも、皆さんも体調管理と変異株が流行を始めているニューコロナ対策をしっかりして下さいね!

手を洗え!マスクをしっかりと着けろ!紫様ですさばいでぃー。アフィカス生活したいですよろしくお願いします。





Cafule HW Quick Charging Cable。今回も推しブランド、Baseus(倍思)のケーブルのご紹介です。深圳市时商创展科技有限公司と言う会社の製品です。

例の色々あってマトモなケーブルが欲しかったので、3本纏めて買った物の最後の1本です。

他の2本はこちら。ネイビーブルー色のPDケーブルパープル色のSCP5Aケーブルです。


所でCafuleってなんなんでしょ?翻訳にかけると、ルーマニア語でコーヒーやコーヒーショップの事らしいんですが。

ブランド内のクラスやラインなんですかね?何か昔からあるシリーズみたいなんですが。こないだ買ったやつもそうだったんですよね。もしかして高級ラインとか…?

因みにそのCafuleですが、簡体字だと卡福乐、繁体字だと卡福樂と綴るみたいです。




グラビア、可愛く撮れました。

右にいるのはいつも登場するお馴染みのテスター、TC66C。ご存知の通りいつも大活躍しています。因みにこの子は自分で買った物ではなくて、喜栄座さんにお誕生日プレゼントで戴いた物なんです。ありがとうございます!ちゃんと戴いた物と自分で買った物を見分けられるんですよ私は、ふふん。

で、下にいるのはSeriaで売ってるジンベイザメのコインケースです。テスターとかケーブルが入りますw



それではまいりましょうか。

ちょっと変わったUSB-Aプラグを持ったこのケーブル、実は充電器(PD652CA)のレビューでのテストをした時に使ってから眠らせてありました。使ってみたらちょっといまいちだったんですよね…

まぁ買う人もいないと思うし、別にレビューしなくてもいいかなぁ…と思っていたのですが、いまいちお薦め出来ない物も、逆にしっかりと書いておくべきかと思い至りまして。

そもそもこのブログに需要がない件なんですけど。



はい自虐面白くないからサクサクいきますよ。ギャラリーいきますよ。

先ずは化粧箱です。三度目ですが、切り出しているので歪んで見辛いのはご了承下さ…真ん中だからそうでもない!?



それでは箱裏に書いてある諸元を書き出していきましょう。

●材質は、アルミ、TPE、高密度ナイロン編組紐だそうです。

ん…?樹脂部分がTPEなんですか…?ゑ…?ヘッド部分が熱可塑性エラストマー?いやいや、流石に内部の線の外皮ですよね?ヘッドはそんなに柔軟性ありません。

●色は灰黒、赤黒、金藍です。

写真だと黒っぽく見えてしまいますが、藍色とか紺色みたいな色です。この色が3色の中で1番綺麗だと思います!

●USB規格は2.0、480Mbpsです。

●最大電流は10V=4A、SCP40Wです。そしてSCP22.5Wの5V=4.5Aと4.5V=5Aの表記があります。俗に言うHUAWEI SCP対応ケーブルです。

その他の対応規格は後程、毎度のテスターのお写真で。

●長さは1m。

他には50cmの物を見ましたが、2mは見当たらなかった気がします。因みに重さは、付属の魔术贴绑带(マジックテープバンド)込みで30gでした。結構ずっしりしている?


ちょっと待ってちょっと待って。そう言えば箱の裏のバーコードの商品名にはちゃんとこのケーブルの目玉なUSB双面盲插って入ってるのに表の英語にはそんな事一言も入ってないよねだめなやつじゃねコレ???(一息)

一応左下に小さくThin double-sided USB insertionって書いてあるんだけど、商品名に入れるべきだと思うんですよねぇ…

そう、このケーブルはUSB-Aプラグが上下、表裏のないタイプなんです。typeCは勿論ですから、両側共に両面どちら向きに挿してもいいので便利ですね!

…と、思って買ったんですが…



このままいまいちな部分の説明に入ると見せ掛けて…次のお写真。このケーブルの1番の特徴、そのUSB-Aプラグをちょっとアップに…と思ったら、あるぇ?折角の両面プラグなのに両面を撮ってない!?と思いましたが、表紙グラビアが表側(?)なので見比べてみて下さい。此方が裏側(?)です。



ちょっと撮り方が下手くそですね。影になっちゃって、端子が黒っぽく写っていますが、実際には表面?と同じく金色…銅色?をしています。酸化してません大丈夫ですw



更にお次はAプラグをPD652CAに挿入してみたの図です。いまいちな話はまだ先延ばし。



見ての通り、ほぼ隙間は出来ません。とは言ってもAプラグは端子が長いので、Cプラグ程は隙間がないとちょっと不安…とは感じない…気がします。

チェックしてみた充電器では全てちゃんと両側で通電したので、Aプラグの長さや接点に関しては問題が無いと思います。

そして忘れていましたが、アルミリングの表面に刻印されている、5A⚡が大好きですw



で。漸くここで、このケーブルの1番の問題点を挙げます。

この写真のPD652CAと言う充電器がそうだったんですけれど、ソケットにキツくて入らないんですよ。入れるの諦めようかと思うくらいのキツさだったんですよ。頑張りました。

要は見ての通りに双面盲插…上下方向のないプラグですから、あのUSB-Aオスプラグのハコ?外枠がありません。なので、ガタツキや抜け、接触不良等を防ぐ為だと思いますが、かなり幅広に設計されています。

なので、ソケットの入り口が狭くてキツキツだと…



おわかりいただけただろうか。

USB-Aソケット下側に妙な凹みがあります。

キッツキツなのに頑張って無理矢理突っ込むと跡が着きます。凹みます。傷付くかもしれません。いや凹み自体が傷なんですが。

そもそもポリカーボネート樹脂やアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合合成樹脂を凹ませるのはかなり大変なんで、非力な私は手と腕と肩と胸と背中と身体中を痛めながら突っ込みました。

プラグがソケットに入らなかったら入れるのを諦める事を強くお薦めします。製品をお薦めしないのにお薦めするとは一体。


まぁ頑張って突っ込んで凹ませたお陰で現在はすんなりと抜き差し出来る様になりましたが、要はソレってぢうでんきの外装に傷を付けた結果なワケでして…ぢうでんき、キズモノ…

因みにTC-030も、やはりキツくて入りませんでした。


そんなワケで、充電器を選ぶケーブルと言う事になるんです。入らない場合はソケットを削らないと…とか言う可能性があるのに、気軽にお薦めは出来ませんからね。逆に警鐘を鳴らす意味で、この記事を書くに至ったと言う事です。

因みにフツーにすんなり入る充電器も勿論存在します。HUAWEIとXiaomiの純正充電器にはすんなり入りました。純正ケーブル等を挿してみて、横方向に両側合わせて1mm程度?の隙間の出来ている物なら問題ないかと。

このケーブルを使うにあたってはソケットの口を広く作ってあるものがいいですが、コネクタのがたつきを抑えるには狭く作ってある方がいいワケで、世の中ままなりませんねw




さてさて、それではお待ちかねテスターのお写真にまいりましょうか。

あ、そう言えばいつも規格検出しているこのテスター、Power Z KT001も実はまた後程再登場するTC66Cと同じく喜栄座さんにクリスマスプレゼントとして戴いた物になります。戴いてばかりですね、ありがとうございます。テスターを貰って喜ぶのも変わっているかと思いますが、ご覧の通りの大活躍なんですよ。

さてさて閑話休題、最初は規格検出です。



Apple2.4A、DCP、QC3.0、AFC、FCP、SCPと、OPPO系以外は大体対応しています。なのでSCP対応端末でなくとも、大体の端末で急速充電を行えると思います。

しかし毎度謎なのが、SCP40Wに対応しているケーブルでもSSCPがグリーンにならないんですよねぇ。確か6Vくらいから11Vくらいの表示だったのを見た記憶があるので、40Wも含まれると思うんですけどねぇ…

充電器側の問題なのか、はたまた66Wとかの40Wとは別の規格なんでしょうか…?

コレを見る度に、40W対応端末買うべきなのか…?ってなっちゃうの良くないですよねw


それにしても、いつも思うんですけど、typeCケーブルにApple2.4A対応させる必要あるんですかね?

あっ…もしかしてMacBookとかiPad…?



続いてトリガーと放電器でのテスト。



SCP22.5Wトリガーです。毎度ながら電圧が低いチェックが入ってしまいますが、可変電圧ですし、実機でもこんなもんなので問題ありません。しっかり稼働します。




続いてQC3.0の10V=3Aです。しっかり流れます。そして暗くなりましたね。




同じく11V=3Aです。楽勝に流れていますね。QC対応33W迄の端末はきっちり急速充電が行えます。

書いていてQC3.0対応端末の実機チェックをするのを忘れてしまったのに気付いてしまいました。ご了承下さい。

アレですよね、Xiaomiが33W充電端末を国内投入しましたし、27-33W給電に需要が生まれそうですもんね!失敗失敗。




ラストはSCP22.5W端末の実機チェックです。勿論オーキードーキー。そして数値もほら、さっきのトリガーと似た様な感じになります。

あ、だけど19Wくらい出ていますね。多分電池残量30~40%台な筈です。



それではレビューとテストはここまで。

実際には決して悪い製品ではないどころか、寧ろ素晴らしい製品です。見た目といい造りといい、便利な表裏のないAプラグの双面盲插といい、良い事尽くめなケーブルなんです。ですが、ソケットにキツくて入らない充電器やバッテリーがあると言う、大きな欠点を抱えているので、ちょっと気軽にお薦め出来ない製品となってしまいました。


因みに端子の横幅は12mmをちょっと超えているので、充電器やバッテリー等のUSB-Aソケットの開口部の横幅が12.5mmとか13mm程度あれば問題なく刺さるかと思います。

最後にコレを書くとか言うw


って事で、入らない充電器やバッテリーがあっても気にならないよって人にはしっかりお薦め出来るケーブルでした。

ってな所でおしまいっ!

因みに日本で気軽に買えるお薦めのケーブルはこの記事でどうぞ。


Etoren

AliExpress.com Product - Baseus 5A USB Type C Cable For Huawei Mate 20 P30 P20 Pro Lite Fast Charging USB-C Charger USB C Type-c Cable For Xiaomi mi 9 8 AliExpress.com Product - Baseus 40W Supecharge USB Type C Cable for Huawei P30 Mate 20 30 Pro 5A Fast Charging Quick Charge 3.0 Type USB-C Data Cable
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ライトニングケーブルもあるらしい…
AliExpress.com Product - Baseus 5A USB Type C Cable For Huawei Mate 20 P30 P20 Pro Fast Charging Charger USBC Type-C Cable For Samsung S10 Xiaomi mi 9 8
お薦めはコレなんですけどね。 レビューはこちら。