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2022年7月1日金曜日

XINHS 24 Core Silver Plated Copper Earphone Cable レビュー


季節が飛び越えた様な暑さでまいっています。夏本番になったらもっと暑くなるなんて事はないですよね…?流石に生命の危機を感じざるを得ません。

長期予報を裏切って冷夏になるといいな。紫様です。さばいでぃー。





表紙グラビア。



イヤフォンケーブルの推しメーカー、东莞市鸿盛电声科技有限公司のブランド、XINHSのイヤフォンケーブルのレビューです。

とは言えケーブルのレビューって何書けば良いの状態。でもぱにゃにゃん。






とりま概要を。

って言っても商品説明に細かい事は全く書かれていないんですよねw

線についての細かい説明も無し。解るのは1本0.5mmのPVC皮膜の銀メッキ銅線を24本編みしているって事だけです。

そんな御無体なw


とは思うんですが…イヤフォンケーブルとかって、きっとプラセボ効果も大きいと思うんで、事前の情報が無い方がしっかりとしたジャッジを出来るとも思ったりします。

人間の脳味噌って身勝手ですから、その先入観で印象を操作してしまう可能性があるんですよね…

って事で至ってフツーの銀メッキ銅線ってくらいの認識でいきましょう。



プラグは金メッキ、勿論2.5mm、3.5mm、4.5mmから選択出来ます。

イヤフォンコネクタピンは、MMCX、Normal 0.78mm 2Pin (コネクタ凸部の短いタイプ)、Recessed 0.78mm 2Pin (コネクタ凸部の長いタイプ)、qdc、KZ-qdc (KZ-C Pin)、TFZタイプから選択出来ます。剥き出しの0.75mm 2Pinはありませんが、(尚qdcとKZタイプは0.75mm)中華イヤフォンコネクタは網羅されていると思います。

Recessedは多分、イヤフォンのメス側が凹んでいるからそう呼んでいるのカナと。寧ろケーブル側はオスなんですからConvexなのでは…と思ったり思わなかったり。とは言え、短い方も出っ張ってはいますしね。長いのと短いので良いと思うんですけどどうなんでしょ?

私が買った頃にはなかったんですよね、この選択肢。直接チャットで頼まないといけなかったので、便利になりました。


スライダーは透明な樹脂の丸型、金属パーツはアルミ合金だと思われます。軽い、気がする。とか言ってステンレスとブラスだったらどうしようw

あとPVC製ヒートシュリンクチューブだと思いますが、イヤーフック付きになります。


所で、イヤフォンもケーブルも重さって計った方が良いのカナ…?もし需要があるならジュエリースケールあるんで計りますケド…




開封写真と言うか。


封筒からケースが出て来ます。ケースを付けてくれるんですよ。すばらです。比較的安価な物にもケースを付けてくれるとか、もうこの時点で私はこのブランド(当時はXINHSしか知らなかったですが)を推そう、このブランドと心中しよう、とか思っていましたねw

ケース、意外とお高いじゃんw


そうそう、このケースは何色かカラーラインナップがあって、確認しているのはこの灰色と黒色と青色と赤色なんですが、灰色と黒色は私にとってはハズレです。ハズレ引いてますw

そうそう、もうひとつ。次の写真でサイズ感が解る人もいるかもしれませんが、ジッパー部分も含めた外側のサイズを計測すると、12*9*4cm程度と大型です。その気になればイヤフォンを2つ収納出来るのではと言うサイズです。

買うと安くて3ドルとかフツーだと5ドル前後とか日本では1000円前後とかするので、ケース付けて売上大丈夫なの?他のメーカーよりケーブルお安いよね?みたいな感じなのです。その代わりにケーブルのクオリティが低いかと言うと、全くそんな事はないので、そりゃあ推しますよと。

オマケに弱いワケではないです。コスパの良さには弱いかもしれませんが。

兎に角、ケースを買ったらケーブルが付いて来た!ケーブルは実質無料なのでは!?みたいな状態です。

逆か。

いっそのことケース単体を3ドルくらいで売ってくれないかなぁ?



ケースを開けてみました。


ケースもへちょいワケではなくて、フツーに売ってるやつです。

ケーブルはジッパーバッグに入ってメッシュポケットに入って佇んでいます。可愛いですね!




ジッパーバッグから出しました。


購入したのはご覧の通り4.4mmプラグにKZ-qdcピン、KZで言う所のCピンです。

めっちょテンションが上がったのを覚えています。別に凄い買い物と言うワケではないですが、綺麗でしたし、可愛いでしょほら。

余りお高くないケーブルの候補を幾つかピックアップした中から選んだのですが、正解!って感じでした。正に正解だったんですけれど。




ちょっと各部を見てみましょう。

ケーブル部。


わざわざ粗のある場所の写真を撮りましたが、粗探しをしなければ全く問題ない、しっかりとした造りです。きっちり適切な強さで編まれています。変に安っちいやつと違って妙に緩いとかキツいとかありません。多分、機械編みされたケーブルを仕入れて加工していると思いますが。しかし機械編みだとこうならないのでは?

兎に角、法外な価格のオカルティックケーブルとかではないので、線のクオリティに全く文句はありません。大丈夫と言うか、すばらです。

それより何よりホント柔らかくてなめらかでしなやかなんですよ。24本編みって凄く良いなぁって思います。欲を言うとPTFE皮膜だったら良かったなぁw

PTFE32AWG線の24本編みケーブルを何処かが作ってくれないですかねぇ?太さも2/3になりますよね。

ゑ?自分で作れ?デスヨネーw


脱線した。柔らかい事と絡まない事と変に引っ掛からない事って、ケーブルに於いて音質以上に大切だと考えている節が私にはあるので、その点でもこのケーブルは理想的だったと言って良いと思います。

そして、柔らかくてなめらかでしなやかと言う事は、マイクロフォニック(microphonic、日本語だとタッチノイズと言うやつです)が余り気にならないケーブルと言う事でもあります。この点でもすばらですね。



プラグ部。


金メッキプラグと金属製、多分アルミ合金のアウターです。艶消し仕上げ。何か中華プラグは滅多矢鱈とカーボン(っぽいやつ)をワンポイント?に使っている気がしますが、私は別にカーボンとその柄が好きではないので、こういう金属でパーツを分けて色の切り替えと言う方が嬉しいですね。

そのパーツの切り替え部分にμmな段差がありますが、法外な価格のオカルティックケーブルとかではないので、問題ありません。気になりません。大丈夫と言うか、寧ろすばらです。

プラグのお尻には軟質樹脂製のケーブル保護パーツがありますが、ネジ等で線をロックしてあるワケではないので、内側でヒートシュリンクチューブか接着剤でしっかり固定している事を期待したいです。ま、乱暴に扱わない様に、ケーブルを何かに引っ掛けたりして強い力が掛からないように気を付けたいですね。勿論、プラグ部ではなくケーブル部分を持って抜き差しなぞもってのほかです。そんな事する人は義務教育からやり直して下さい。


それにしても、そろそろ彫金やインレイの入っている(派手な)プラグの登場が待たれます。niceHCKが模様の入っているのを出していますが、アレ良いですよね…ペイズリー柄とか出来ないかなぁ…



スプリッターとスライダー部。


スプリッター部はプラグアウターと同じ材質とデザインです。大切なので何度も言いますが、カーボンでなくて良いですねw

スライダーは透明な樹脂製の丸型です。何かチープに感じてしまって、この透明な丸いやつを余り好きではないのですが、改めて見るとこのケーブルには似合っていて可愛らしい気がして来ました。写真を見たら拡大鏡になっていますねw



イヤフォンコネクタとイヤーフック部。


qdcコネクタなので一般的なプラグ胴体部分は無し。透明なやつです。写真だと向かって右側のイヤーフックが太く見えますが、写真写りの問題です。位置関係です。左右の差は誤差程度、カーブもほぼ同じです。

イヤーフックのカーブは一般的なやつになります。変に丸まっていたりビミョーなやつではありません。装着感は一般的には良好かと。まぁ合わなかったら自分で熱して曲げ直せば良いと思います。

ピンの太さはqdc/KZなので0.75mmです。普段このケーブルを着けているSIMGOTのMT1は0.78mmなのでかちょっと緩い気がしますが、qdcコネクタはアウターでも固定するので余り気にならない…とは言いつつ、定期的に緩んでいますねw

ただピンの太さに関しては、規格以前に個体差、パーツやビルドクオリティに依る方が大きいと皆さん仰有いますし、私もそう感じています。0.78mmだからキツい、0.75mmだからユルい、とは一概には言い切れないと思います。



qdcコネクタ部のアップ。


はんだ付け自体は綺麗に見えます。って言うか片側12本、6本づつちゃんと繋がってるんカナコレ?24本や16本、はたまた8本線でもちゃんと全て繋がっていない物が結構あるらしいですが…私にはケーブルを切ってテスターに掛ける勇気はありません…どなたか代わりに…

って言うか確かに8本でもプラグにはんだ付けするの結構大変ですからね…24本とか6本づつよじって付けるの大変そうだもん。銀メッキ線て只でさえはんだ乗らないし。一応自作するのでちょっと解ります。

あ、ぶったぎってテストしろ!ってケーブルが支給されれば喜んでやりますよw

テスト自体は大好きなのでw


所で、コレは私だけが思っているのか、そうでないのか気になりますが、qdcコネクタやTFZコネクタは樹脂製で、一般的な2ピンやMMCXコネクタ/プラグと違って、何かコネクタ部分がお安そうでちょっと損した気になったりしませんか?qdcもTFZもフツーのプラグアウターボディが欲しいとか思ったりしませんか?

で、そう言うプラグ型の0.78mmピンqdcコネクタを持っていたりするんですが、パーツ単体でも余程おごった高級な物でなければ、お値段はどちらも余り変わらなかったりします。実はプラパーツお高い!?

とにもかくにも、ボディの長い普通のプラグ形状よりも、コネクタ部分から直ぐに曲がっている、qdc/TFZコネクタの方が装着感が良い気がしますし、いや気がしますでなくて事実そうですし、もし手持ちのイヤフォンがその手のコネクタを持った物なら、樹脂コネクタのケーブルを選んだ方が良いかもしれませんね。

汎用性に関してはロング2ピンに勝る物はないんですが…って言うか曲がってる2ピン作りましょうよ。パーツ自体は売ってるのを見るんですから作りましょうよメーカーさん。


そうそう。あと、コレも大切なんですが、ケーブル側のqdcオスコネクタはイヤフォン側のTFZメスコネクタには入りませんが、TFZオスコネクタはqdcメスコネクタに問題なく入ります。またBlonのコネクタにも入るので、TFZコネクタは2ピンコネクタに次いで汎用性が高いかと思います。カバーの隙間は空きますが。

注意点としては、qdc/KZコネクタは0.75mmでTFZコネクタは0.78mmなので、気になるならやめておいた方が良いでしょう。

因みにTRNやSIMGOT等はqdc形状、Blonは長いTFZ形状ですが、ピン径は0.78mmなので、TFZコネクタで問題ありません。

かなり脱線していますが、この辺りはもしもTFZコネクタのケーブルのレビューをしたら、写真付きで改めて書きたいと思います。





さて肝心の音に関して。

そもそもケーブルで音なんか変わらないって方々もいますし、もしかしたら誤差とプラセボなのかもしれませんが。

とは言え電気、信号の通る部分は何にせよ変えたら音は変わる筈なんですよね、誤差だとしても。そしてもしプラセボでも、何より一番大切なのは本人の満足度ですからねw

因みに数値的には誤差でも聴こえる音はカーブの変化具合ではかなり変わるのではないかと言う疑念を私は持っているのですが、その根底にあるのが人間の触覚はμm以下の差を感知出来ますし、視覚もμm以下の差を感知出来るので、聴覚も誤差範囲の感知をするのではないかと言うものです。が、改めてテストをするのは現状環境がないのでどなたか代わりにお願いしますw

兎に角、プラセボでも何でも良くなったらそれで良いですよね。


脱線しまくりました。読んで戴いている方々には全く不必要な事かもしれませんが、折角なので書いています。


で、改めて肝心のこのケーブルの音ですが。

傾向として、その辺の高価格ではないイヤフォンのノーマルケーブルや安価なケーブルに較べてと言う前提で、全体的に良く音が聴こえる様になります。

また、音が柔らかくなります。更に若干低音も控え目になります。ドンシャリのドンもシャリも削られる形になるのですが、音自体は聴こえる様になるんですよね。謎。


私もコレには少々首を傾げました。波形をチェックしてみたいです。また、俗に銀メッキ線は高音が顕著になると言いますし、線数(芯数)が増えると更に高音が顕著になる筈なんですよね。

なので謎が謎を呼びます。

それこそ、24本全部繋がってないのかなぁ?とも思いましたが。でも手持ちの銀メッキ線16本ケーブルよりも明らかに良く聴こえるんですよね。でも音は柔らかいし低音も大人しくなる。

同じ物を買った方も同じ感想を言っていたので、多分こういう特性のケーブルなんだと思われます。

トータルの芯数自体が少なかったり銀メッキも薄いのかなぁ?


って事で、私の様に高音が刺さったり低音がずんどこいいすぎるのが嫌って人にお薦めするケーブルになります。また、音の傾向や筐体のデザインは好きなのに、ちょっとドンシャリが過ぎると言うイヤフォンに合わせるのも良いかと思います。

この通り、私にとっては正に正解なケーブルだったのでした。運命的ですね。

以上、運命的なイヤフォンに繋いでいる、運命的なケーブルのご紹介でした。




所で、最近は24本編みってとんと見なくなりましたよね。寧ろ時代は太めのLitz線の4本編み、偶に2本編みと言う感じがします。元の線が太くなれば高音質になる傾向にあるでしょうし、もしかしたら先にも述べましたが、繋がっていない線疑惑があったり、やはり組み本数が少ない方が製作する側も楽でしょうしね。

しかし4本線とか2本線とか兎に角硬いんですよ。8本線でも結構硬いですよね。

私は柔らかくしなやかなケーブルが好き!ってなワケで、なくならない内に24本編みケーブルを買っておかないといけないのではないか…なんて思ったり思わなかったり。

その内もう1本買い足すべきなのでしょうか…?はてさて。


良く聴こえつつ高音と低音を落ち着かせて更に欲を言うと音の拡がりのあるケーブル、教えて下さい。ケーブル自体も柔らかいと尚良いですねって所でおしまいっ。


🦆24コアシルバーメッキ銅イヤホンケーブルMMCX/0.78mm2ピン/QDC/TFZラウンドイヤーヘッドフォンアップグレードケーブル パープル🦆

紫色以外にも3色あるので、紫色とかないわーって方々は此方を。

🦆24コアシルバーメッキ銅イヤホンケーブルMMCX/0.78mm2ピン/QDC/TFZラウンドイヤーヘッドフォンアップグレードケーブル ブラック🦆

🦆24コアシルバーメッキ銅ヘッドホンアップグレードケーブルMMCX/0.78mm2ピン/QDC/TFZラウンドイヤーイヤホンケーブル ブルー🦆

🦆24コアシルバーメッキ銅イヤホンケーブル2.5mm3.5mm4.4mmピンプラグオーディオケーブルHIFIヘッドフォンアップグレードケーブル グリーン🦆


Amazonだと此方が同じ線になります。イヤーフックがありませんが。イヤーフックをオーダーするか、一緒にシリコンイヤーフックを購入するのも良いと思います。

🦆Amazonでイヤフォンケーブルを検索する🦆


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Etoren

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