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2020年10月24日土曜日

とんでもなく久し振りにめばるを釣りに行ってみました

久し振りにお釣りしたら全身が痛いです。こんな重労働だったっけ?その日の内に筋肉痛が来るって若いな、そしてやっとこさブログタイトル並み感な記事を書けます紫様ですさばいでぃー。


さてさてさくさく本題に行くよー。

体調とか色々とかあったり、今年はニューコロもありましたし完全にアウトドアから遠ざかってインドア生活にどっぷり浸かっておりましたが、何か思い立ってお釣りに行って参りました。その備忘録をつらつらと書いていきます。


10月21日(水)~22日(木) 鹿島港 

昼は晴れ、夕方から曇り後雨。北東の風強め(7mとか書いてあった)~雨が止んでからはやや弱め。月齢4.8。日没16:54。水温21℃前後。

中潮3日目~4日目

干潮 12:49 104cm
満潮 17:40 150cm
干潮 01:19 22cm
満潮 09:00 124cm

夜に潮が動いて完全に冬の潮ですね。しかし今水温予報確認してまだまだ水温が高い事を再確認。


開始時刻は18時20分頃かと思います。

最初ちょっと足場のいい岸壁でやっていたんですが、うんともすんとも言わないうえに、風に煽られるのが嫌で、少しは風を防げるだろう堤防に移動。

上手く堤防で風が防げて、例に依って真横に飛んでいくなんて事もなく比較的平穏に釣りが出来ます。

新しく石積みやがって足場がめっちょ悪くなってめっちょ疲れる以外は!w


黙々と方向やレンジ、曳く速度を変えつつ投げては巻き投げては巻きするのですが…うんともすんとも言わない…

まぁ単にまだ潮が動いていなかっただけなんですけどねw

満潮直後から動くのか、暫くどころか1時間以上経っても動かないのかとか解りませんからね。そもそも潮汐表通りに動くかも解りませんからね。


兎に角、黙々と投げる事暫くして。

フリーのカウント10秒くらいからのスローリトリーブ(底曳いて来る感じで遅い。ダイワ2000番のハンドル3秒に1回転くらい)に待望のアタリ。

しかし乗らないし何かおかしい。


回収後確認してみたらワームの後ろ側がない。


フグだああああああああああああ!!!!!!


紫様、ここで初めて水温がまだ高い事に気付く。岸壁際で落としても仔めばるがじゃれても来なかった事を思い出して、顔面蒼白になる。

雨が続いたし10月後半の大潮後の中潮だし流石にめばるが安定して釣れる水温になってるだろうくらいに楽観視していた自分を殴りたくなりました。

でも、折角来たし鯵とか鱸とか釣れるだろ…ぱにゃにゃん…


気を取り直して、フグを避ける為に少し速く巻こう、根掛かるのもやだし表層の方を曳こう、とフリーのカウント5秒くらいでハンドル回転を1秒から2秒に1回転程度に変えてまた扇形に探っていると。

明らかにさっきはなかった抵抗を感じる部分がある。


あー!潮動いてなかったんだ!

毎回満潮前後に入って1時間か2時間虚無タイムを過ごしている様な記憶が過ります。


前方に投げると風に流されて右手に着水しますが、そこからちょっと巻いて来ると、抵抗が変わる所がある。そこ流れ辺りに魚が入って来るのを待とう。


所で、3年くらい全くお釣りしていなかったんですが、フツーにラインシステム組めるし、結べるし、投げられるし、巻けるし、流れの抵抗解るし、風がなければ追尾や前アタリも解るしで、全くももっていないってか一昨日くらいにお釣りしたろ私、みたいな感じでした。

身体に染み付いているのか…?


まぁそんな流れに気付いた次のキャスト。


あたった!


乗った!


水温高いから結構引くね!


お?茶色いずんぐり魚体じゃね?


やりました!


ざざんっ!



目にピント合わせるのなんて完全に忘れてるマン。

20cmないカナ?くらいだけど悪くないね。今年初どころかめっちょ久し振りのめばるです!

やっぱりめばるは可愛いね!



こういうのがほぼワンキャストワンフィッシュ的にじゃんじゃん釣れます。水温高いからめっちょ抵抗して面白いですね。


ちょっと離れた所でやってる餌釣りのおっさん達の浮きも竿もうんともすんともいっていないのを鼻で笑いながら、ばかばか釣ります。


私やっぱり巧すぎるな!ふふん。


大体釣れる所は一緒で、例の抵抗の変わる辺りです。風もありますし、毎回同じ所に投げられていない筈ですが、大体同じ様な所で掛かるので、潮目は見えませんでしたが、水中には謎の流れの差か何かがあったんでしょう。

コツを掴んでからは全くフグにも当たりませんでした。



勿論水温が高いのでこう言う美味しそうなにおいのする青銀に輝くゼイゴめばるも混じります。

硬質なアタリからやたら走るのはこいつらですね。

釣り方は勿論めばると同じくノーアクションのタダ曳きです。タナさえ合っていれば鯵もタダ巻きで釣れますと言うか、その方が釣れますし、掛かりも良くバラしませんね。

今回メバル弾丸を使っていたのですが、ネムリ鈎凄いですね、掛かったらバラしゼロでした。

わざわざ開いた様な鈎使わなくても掛かりますよね?


因みにこの鯵を釣った辺りから小雨がパラついて来たのですが、折角だからと気にせずやっていましたが、不安定な所に立っていますから、ちょっと疲れたから岸壁で垂らす釣りするかと移動を始めたら、ザーザー降って来てずぶ濡れ。

天気予報には雨降るって書いてなかったし、殺意もりもり。バッグとタモ(例のおにゅうだ!)を車に仕舞った辺りでほぼ止みまして。


ちくせうって思いながら直ぐ目の前の岸壁で落としたら、やっぱり掛かる掛かる。ほぼワンフォールってか正確にはリフトなんだけどワンフィッシュ。

さっきうんともすんとも言わなかったのは、単に日没から時間が経っていなかったか(そんな事はないと思うケド)、潮が止まっていて完全に喰い気を失っていたかかと思われました。


ただ潮目見えたんだけどなぁうんともすんとも言わなかった時間も。自然は解らん。


めばるは明らかにスイッチのオンオフがあるので、釣れない時は全く釣れません。ので、釣れない時間は普段しない事でもしてみたり、全く違う事してみたり、ゲームしたりTwitterでもしてた方が有意義だと思います。

とは言っても、何処かに何かしらの方法で釣れる魚はいますし、一瞬の後に釣れ始める可能性もありますから、ちゃんとお釣りしてた方がいいかもしれませんねw


岸壁めばるを10尾かそこら釣った所でまたザーザーと雨が。諦めて車に避難。20時50分頃だったと思います。

雨雲レーダーとにらめっこしながら、暇を潰しつつ、待つ。

しかし予想の様にすんなりと雨雲は抜けてはくれず、停滞している…15分後には予想が変わるのホント面白かったしホント殺意が湧きましたねw


結局雨雲がちゃんと抜けたのは22時半を過ぎてから。結局2時間近く待ち惚けくったワケです…一晩やれば150とか200行くねコレとか謎の自信と獲らぬ狸のなんちゃらも完全に打ち砕かれてしまったのでした。


折角なので再開すると、風が弱くなっていてかなり釣り易い!のですが潮位がかなり下がってしまっています。

私の経験では、平均潮位を下回るとちょっと釣れ難くなります。岸壁や岩場だと、蛎とかイガイみたいなやつって、平均潮位の辺りに1番くっついていて、その貝の山の裾野(?)下側が露出していると相当釣り辛くなる気がしています。

多分、あの山の下に隠れて獲物を狙っているんでしょうね。

そしてそう言う貝が山になっている釣れるポイントって、大体その下に抉れがあったりしますが、潮位が下がって貝の山が露出すると、その抉れの中に入ってしまって、フツーに狙い易い山の頂上の外側だと遠すぎて喰って来ないのでは、と想像しています。

貝の山の下を曳くのちょっと不可能な場合が多いですし、際どい所を常に狙うのも1発ラインブレイクの危険と隣り合わせなので、私は余り際どく狙わない様にしています。


所でラインブレイクと言えば、ラインブレイクを惜しいと言ったり、時に自慢気に話す人達がいますが、ラインブレイクは最低劣悪な魚の逃がし方です。釣り人として最悪の負け方です。魚の口に鈎を、更に糸まで残してしまうんですから、これに劣る事はありません。なので皆さんも出来る限り糸を切られる事のない釣りを心掛けて下さいね。こまめなラインチェックを忘れずに。

私が3lbモノフィラメントなんていう、人に依っては太過ぎると感じると思われるラインを使っているうえに、先端をダブルラインにしているのも、極力ラインブレイクをしない為です。

他人に強要しようとは思いませんが、1人でも多くの人が気にしてくれたらいいな、と思っています。


そう言えば今回ちょっと久し振りにPEセッティングも使ってみたんですが、やっぱり使い難いし、めばるには向いていないのではと思いましたね。風にも弱いし、1g前後のジグヘッドを扱うならモノフィラメントラインに軍配が上がると改めて感じました。

プラグを使ったり、日中等にアクションを多用する釣りをするならPEの出番もあると思いますが、一般的な軽いジグヘッドの釣りに関して言えば、PEを使わない方がいいのでは、と思います。


閑話休題。

潮位が低かろうが、流れさえあればめばるは釣れるのです。横に曳き、縦に探り、コンスタントに数を重ねていきます。


私巧いからな!ふふん!


しかし、とても気になる事があります。

メバル弾丸を使っていると言いましたが、活性がそこそこ高いのが、いい所に掛かり過ぎて、5尾かそこら、もっても10尾釣らない内にあのファインワイヤーが折れてしまうんですよね。

フォーセップや細いプライヤーなんかを使ってしっかり掛かっている所を摘まんで外さないとどうしてもヘッドの根元にストレスが掛かって折れてしまいます。プライヤーを使うと臭くなるし錆びる…はいいんですが、ベビーサーディンを破壊してしまうんですよねw


今思うとカエシ潰していなかったんで、ちゃんとカエシ潰せば数倍簡単に外れるから鈎の寿命延びるだろと。やっぱりカエシは潰さないとだめなやつですねぇ。

とにもかくにも、折れるのでかなわないのと、この際小さい魚ははじいていきたいと言うのもあって、尺ヘッドに変える事にしてみました。


結果は大成功。全く折れませんし、小さいのも余り釣れない…気がします。厳冬期や渋い時でなければ尺ヘッドで問題ないかもしれませんね。大型に折られると言う最悪の事態もほぼ回避出来ますし。

買い足さないとなぁ尺ヘッド。



尺ヘッドに変えてから釣れた、本日1番大きいやつです。

1番大きいやつと言っても20cmを漸く超えた…ってくらいの中型ですが。暖かいと引きますし、20cm前後がコンスタントに釣れてくれたら充分に楽しめますね。

しかしP30のキャメラやっぱり凄いね。

そんなこんなで夜半を回る前に潮がほぼ止まってしまい、なかなか釣れなくなってしまったので、納竿と相成りました。朝迄やっても良かったのですが、私の体力が持つ筈もないのと、事故を未然に防ぐ意味でも、やめました。

ちょっと上げの明け方前って気になりましたケド!w


と、言う事で数年のブランクを挟んでいる筈の久々のめばる釣りは、全く久し振りと言う感覚もなく、至って普通にいっぱい釣れました。惜しむらくは、大型や銀めばるは釣れなかったので、タモの出番がなかった事でしょうか。

そう言えば仕舞寸法50cmはやはり脚にがしがし当たりますね。バッグを変えれば解決するでしょうケド、どうしましょうね?

あと、堤防では竿が長い方がとても楽なので、86のチューブラーを使っていましたが、もし次回があるなら、繊細なソリッドティップで繊細な釣りをしてみたいと思いました。掛かりや感覚の違い、ティップへの情報の出方なんかも堪能してみたいなぁと。ふと、ずっとソリッドティップを使ってめばるを釣っていなかった気がしまして。

次回はいつになるのか!?そしてタモは使えるのか!?って纏め。


リザルト。

めばる いっぱい(60尾くらい?)

あじ 4尾

使った道具。

・ZENAQ Astra S86 ダイワ セルテート(ダブルハンドル)2004 PE0.3号フロロリーダー1.5号

・tailwalk SLASHBOIL86+ ダイワ イージス2003(ダブルハンドル) フロロカーボン3lb(先端50cm程度ダブルライン)

先端のダブルラインはフツーに単なるビミニツイストです。慣れると即組めますしリーダーより格段に早く、且つ使用感は単線直結と全くと言っていい程変わらないので。

・メバル弾丸1g8番 ・尺ヘッドRtype1.2g

・ガルプ ベビーサーディン2inch(パールホワイト、今回は全くカットしていません)

って所で、おしまいっ。

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コレ安いし良さそうだよね。(脳筋)

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フツーにジグヘッドでメバル釣りたい人はこっちにしようねw

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