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2021年3月1日月曜日

Baseus Flash Charge Cable (5A/40W) レビュー

何かこの冒頭に書く渾身のネタがあった気がするんですけれど完全に失念してしまってめっちょんこ歯痒い紫様ですさばいでぃー。
お小遣い欲しいんで、良かったらリンクから何か買ってくれちゃったり、電話回線契約してくれちゃったり、欲しい物リストから贈り物をくれちゃったりして戴けたりしたら嬉しいです。開幕から乞食です。

あ、そう言えば楽天モバイルの1年間無料が4月7日迄で終了だそうですから、混み合わない内にお早めに。記事下のリンクからよろしくお願いします。タダなんで。サブ回線にどうぞ。タダなんで。


はい。今回もケーブル、それも何故かAmazon等には余り見当たらないBaseusの製品になります。

何でそんな読者に意味のない、そして私のアフィリエイト的にも美味しくない、記事を書く必要のあるの?みたいな日本に余りないブランドの製品のレビューばかりするのか。

答えは単純です。

私がブランドを気に入ったからです。そして製品自体をとてもいいと思うからです。

もういっそのこと自分が仕入れて国内販売すべきなのではw



さて、そんな私のお気に入り、深圳市时商创展科技有限公司のブランド、Baseus(倍思)の5A USB Flash Charge Cableになります。


前に3本頼んだ内の1本です。他の1本のPDケーブルはこちら。持っている端末の関係でSCP対応5Aケーブルを絶対に選ばないといけないので、USB A to CのSCP対応5Aケーブルになります。長さは2mです。

結構鮮やかな紫色でいいですよね。次の箱の表の写真を、ちっちゃいのでよーく見て貰うと解るんですが、名称の頭にPurple Gold Redとカラーラインナップが冠してありまして、カラフルなのをウリにしているのではないカナ?と想像しています。

そんなキャラクターだからか、大好きなケーブルなんですよね、こいつ。



コレは5Aケーブルではありませんが。3Aでもいい人向けです。正規販売だと永久保証ですって。




ではではギャラリーしていきましょう。

箱です。例に依って切り出しているので曲がってる?歪んでる?のはご了承願います。

材質は铝売高密度尼龙编织线…アルミ高密度ナイロン編組線て書いてありますね。アルミのヘッドに外皮はナイロン編組紐です。

アルミプラグはご機嫌ですし、ケーブル外皮も相当しっかりしていますよ。例のPDこたつケーブルみたいなごわごわ感はありませんが、こいつもなかなかこたつケーブル感ありますね。

べいすーのケーブルはみんなこたつケーブルなのでは…


所で、出力規格が10V=4Aと書いてあるんですが…普通にSCP対応ケーブルで5V=4.5Aと4.5V=5Aに対応しているのはちゃんと確認しています。そこから8V=5Aも大丈夫だと思われます。フツーに5Aケーブルです。何で書いてないんでしょう?

箱のサイドには5Aって書いてあるんですよね。1番右側のになります。左が先にレビューしたPDケーブルで、真ん中がまだレビューしていないマニアック?な物になります。

なんなんでしょ?それにしてもしっかりとした箱に入っているって凄いですよね…流石高級ブランド倍思…(?)


あ、そう言えば箱裏面の諸元の1番下に書いてある、配件:魔术贴って何ぞやって暫く考えていたんですが、配件って和訳するとアクセサリーらしくて、マジックテープのケーブルバンドですね。魔术贴は読んで字のまま魔術貼、マジックテープ。

ケーブルタイが付いてると嬉しいですよね。その辺りも高級品な感じがします。私は自分の好きなタイラップなんかを買って使いたいタイプなんですけどねw

因みにケーブルの重さはこの魔术贴绑带wを含めて実測79gでした。重いですよなかなかw



プラグヘッドの首部分は短いタイプですが、長くガードしても重くなるだけで余り変わらない気がしますし、そもそもこのクラスのケーブルの外皮はそう簡単には裂けたりしないと思います。高密度尼龙编织线ですしw

しかし光量が足りなくて、折角の紫色の部分が見えないw

ミニスタジオボックスみたいの買わないとなんカナ…


あ、この写真はヘッドの紫色の部分も確認出来ますね。

その紫色の部分と共に気に入っているのがココなんですが、USBマークの裏には⚡⚡雷マークが2つ!

端末所有者はご存知かもしれませんが、HUAWEI端末って充電中に電池アイコンの中に雷マークが出る…のは色々な端末でもありますけれど、行われている充電の規格に依って表示が変わるんですよね。

大きな雷マークが2つはSCP、22.5W充電時の表示になります。ソレに+が付いているので、SCP40Wに対応しているぞ!って主張しているんだと思います。好きw

因みに実際のSCP40Wアイコンは雷マークが縦に2つ合体した感じの2段雷?になります。


盛大に脱線している感じがありますが、SCP40W迄のHUAWEI端末や、QC3.0対応端末、33Wターボチャージ迄のXiaomi端末を使っているなら、このケーブルを買っておけば絶対に間違いないと思いますよ!



と、言う事で皆さんお待ちかねのテスターのお写真です。

は?待ってない?

いやーそうですよねーコレが有意義だと思ってる人いなさそうですw

が、この部分をこのブログの存在意義にするのです…


はい。先ずは先日の65W3ポートぢうでんきのレビューから持って来た写真ですが、4.5A以上流れます。電圧が低いのは要求値に対して電流が多く流れているので、電圧が下がってしまっているからです。そう言えばSCPって可変電圧規格っぽいんですよね。


ふと、SCPSCPと頻出するのに解説していないのではと気付いてしまいましたが、HUAWEIの充電規格です。HUAWEI Super Charge Protocolの頭文字かと思います。22.5Wと40Wのやつです。

他には18WのFCPと言うのもあります。HUAWEI Fast Charge Protocolの頭文字ですよね。PD18W9V=2Aと似た様な挙動をします。

HUAWEI端末をお持ちの方は是非覚えておきましょう。



で、規格の話をしたからにはちゃんと規格検出掛けねば、折角だから実際どうなのかも写真載っけとかねばと、急遽やって写真を撮りましたので。


規格検出の図です。

SCP対応なのでSCP、FCPは勿論、DCP1.5A、Apple2.4A、QC3.0、それに準ずるAFCに対応していますね。ちょっとテスターがQC4.0に対応していないのでそこは解りませんが、OPPO系以外の大体の急速充電規格に対応している事が解ると思います。

ただ、HUAWEI SSPCが非対応になっているんですよね…コレが10V=4Aや8V=5Aの40Wの事なのか、11V=6Aの新しい66Wの規格なのかいまいち解らないんですよね。ただ40Wには対応しているって箱にも書いてありますからね、充電器側の問題かもしれません。

そしてVOOCやDash、WarpはSCPと共存し難い規格なんですかね?大体みんな対応していない…ではなくてもしかしたらコレも充電器側の問題かもしれないんですが…

そもそもBaseusのラインナップにもOPPO向けとHUAWEI向けの物があるんで、きっと共存していないんだと思います。大体の物にはFCPのみしか書いていないので。

ただ、6A以上のでSCP対応って書いてあったのを前に見た気がするんですが…もしかしたら表記詐欺かもしれませんね?

…はい、解りますよ、次は検証の為にOPPO向けのケーブルを買えばいいんですよね!?次のセールを待って下さいね、もしかしたら買うかもしれません!こうして使わないケーブルをまた買うんですね私は!

…使わないケーブル買いたくないです…


しかし、HUAWEIの現状を考えるに、日本でも販売を伸ばしているOPPO対応のケーブルのレビューはいいかもしれませんね。今年にはきっとRealmeと、もしかしたらOnePlusも国内投入されるかもしれませんし。

あ。とは言っても特に国内流通しているロー、ミドルクラスは大体10Wとか18Wとかなので問題ありません。そしてQCに対応していれば15、18、25、30W辺りでぢうでんされると思います。

所でOPPO端末なんですが、私は身体に合わないんですよね。3つ所有していたんですがw


話を戻しましょう。

対応規格から、国内外の大体の端末に対応しているので、SONYもSHARPもFUJITSUもKYOCERAもSAMSUNGもXiaomiも、一般的なOPPO端末も、果てはライトニング端子変換プラグを使えば、iPhoneも5V=2.4Aでぢうでん出来てしまいますw

有能ですね…


あ、ライトニング端子変換プラグってこんなやつです。


コレがお安いのカナ?




ほい、次。


しっかり確認しなかったのでちょっと写真がボケ気味ですね…ただヘッドの紫色とかは映えてますね、カメラの違いですコレが。

はい、見ての通りのSCP22.5W、5V=4.5Aなんですが、電池残量45%くらいなので18W強で稼働しているんですが、そのせいでプロトコル表示がUNKNOWNになっています。ですが、5V=4.5AのSCP22.5Wが稼働しますよ、5A流れますよってお写真です。

説得力がないって感じちゃいます?w

この数値ってSCPかPPSでしか流れないんですよね。でもPDケーブルじゃないのでPPSではないんですよ。なのでSCPになります。多分。



私も知識ないんで怪しいですねって事で次のお写真はオマケです。


Xiaomi Turbo Chargeが表示されて、電池残量40%ちょっとのこの時点ではQC3.0の多分10V=3Aが稼働していますよって言うお写真です。40W対応と書いてあるので、40W迄のQC充電にも対応しているワケです。

…ここに来て45W流れるか気になって来てしまった…やるか…


って事でやってみました。毎度毎度画面が暗いのはご了承下さい。

QC3.0の15V=3Aを流してみました。フツーに流れますね。放電器が非力なので9V=5Aは試していないのですが、もしかしたら充電器次第では流れるかもしれませんね。

尚、おっかなかったと言うかこいつはフツーに使う物なので、壊したら嫌ですから20V=3Aの60Wはやりませんでしたw




はい!

これにてテスターギャラリーも終了です。まとめです。

と、言う事で。日本では余り見掛けないのが残念ですが、とてもいいケーブルなのでお薦めしたいですし、流行らないかなぁ…と。

ぶっちゃけ値段お高いですし、特にケーブルは全く良くないアンカーなんかよりずっといいと思うんですよね、Baseus。

…やはり私が輸入してばらまくしかないのか…?

何かフリマ的なやつで出品したら欲しい人いるのか…?

どうなんでしょ?って所でおしまいっ!







AliExpress.com Product - Baseus 5A Flash Supercharge USB Type C Cable Quick Charge Type C Charging Cable for Xiaomi Note 7 for Huawei P20 Pro Mate 20


違うやつなんですが、この緑色もいいと思うんですけれどちょっとお高過ぎてw

2021年2月22日月曜日

Essager PD100W / 5A USB type C to type C Cable レビュー

 気温と気圧の乱高下に加えて杉花粉ですよ杉花粉。殺す気か!!!真面目に死にそう紫様ですさばいでぃー。何か素敵なもん下さい。テスターと放電器下さい。


はい!またもPDケーブルの記事です。両側がtypeCプラグのやつです。覚えて下さいね。

PDケーブルと言ったら両側がUSB type Cのやつです。

覚えましたね?

で、今回はもうPDとは何ぞやとかはやりません。毎回やってると大変ですしダレますし。ホントはきっとそう言う規格の簡単な説明みたいな記事を書くべきなんだろうけど、多分ぐぐれば解ると思いますので。

と思いましたが、最近は乱立する質の悪いまとめやアフィリエイト記事、一部のメディアのせいで、元々知識をある程度持ち合わせていないとちゃんと調べられない可能性がありますからね…

興味のあると言うか、ちょっと調べて知っておこう、と言う素敵な方々向けに、2つの記事を紹介しておきます。

私も何かあるとや読んで多大にお世話になっているはんぺんさんのブログの記事です。

USB PDの概要と要注意ポイントを解説

そして、スマートフォン関係でいつも見ているテレクトリストさんの記事です。

USB PDとは?各スマホメーカーの高速充電規格まとめ

多分この2つを見たらPD規格って何ぞやが解るかと思います。特に細かいUSBの規格とかは知らなくていいと思いますので。

そう言えばリンク引っ張って来るのに見返したら、AnkerのPower IQの事を思い出しましたが、稀に規格漏れがありますし、初代のは5=2.4ですし、2.0も最大18Wなので、現在選ぶなら3.0の物にして下さい。そうすれば大体の物でPD3.0やQC3.0対応品と同じ様に使えますので。


さてさて冒頭から脱線していますが、やって参りましょう。

お写真をば。パッケージの写真を撮るのを忘れてしまいました。保管してはあるんですけれど、ジッパー付きポリ袋みたいなやつですし、別にいいですよねw


主張する100Wの文字。

書いておいて貰わないと解らなくなるので大切な点だったりw

プラグヘッドは樹脂製、ABSでしょうか?そして赤いロゴや100Wと書いてある部分はアルミリングになります。最初、質感が似ていたので、オール樹脂…?仕様詐欺か…?って思いましたが、触ったら冷たかったですw

ケーブル外皮はポリプロピレン編組紐だそうです。ナイロンだと思っていたらPPって書いてありました。内側の線の外皮はTPEですって。

とにもかくにも、価格的に1つ上のランクの商品と余り変わらない感じなので、良いと思います。



で、コレは何ぞやと言うと。

こちらは深圳华创智博科技有限公司、英語で書くとshenzhen huachuang zhibo technology Co.,Ltd.と言う中国は広東省のハイテク企業の集まる都市、深圳市にある会社のブランドであるEssagerのUSB type C to type C Cableです。

俗に言うPDケーブルで、ちゃんとE-Markerチップを搭載している100W/5Aに対応した製品になります。ちゃんとE-Markerテスターにかかります。

因みにこれからPDケーブルを買うなら、100W/5A規格の物を選んでおいた方がいいと思います。


所で、Essagerってどう読むんですかね…えさーじゃー?餌じゃー?やっぱりえっせぃじゃーかなぁ…?解る人います…?




試しにGoogle翻訳にかけてみたらこんなんなっちゃって暫く笑ってました大草原wmwmwmwmwmwmwmwmwm

エッサーwmwmwmwmwmw6wmwm


倍思の如く中国語にしてみると、messengerと判定されちゃってだめなやつでした…気になります…と言うか読めないの嫌じゃないですか?



はい、気を取り直して。

しかし、話をケーブルに戻さずまたちょっと脱線しちゃうんですが…

何故記事にするのが中国の製品ばかりなのか、と思う向きもあるかもしれないので軽く説明しておくと、日本ってちょっと(かなり)遅れてしまっていて、こういった規格の物が殆どない、またはめっちょお高いと言った現状があります。5Aケーブルは本当にないですね。

iPhoneを使っている人はもしかしたらこう言う話が解らないかもしれませんが…と思いましたが、国内メーカーやミドルクラス以下の端末でも必要ないんで、もしかしなくても私のこのジレンマは意外と共有されない可能性が!?

と、まぁ、そんな感じなので、必要な規格の物を手に入れるには中国製に頼るしかないんですよね。

通販する方は解るかと思いますけれど、日本で買おうとしても大半はチャイナメイドになってしまいます。日本のメーカーが販売している物でも、向こうの物にロゴを打っていたりする物が大半だったりして…

あと、充電にしか使わないケーブルなのに、規格がUSB3.1 Gen2なんてのになったら、図太くて硬くて重くて値段は数倍、長さは1m以下、みたいになってしまいますから、通信用と充電用は分けて考えた方がいいと思うんですよね。

すると充電用に使いたい、通信規格としては低いUSB2.0規格(480Mbps)のハイカレント(高電流)対応ケーブルって、日本製はもしかしたら皆無かもしれないんです。


とまぁこう言った理由でガジェット関係は中華製品ばかりになってしまうんですが、そもそもさっきもちょっと名前を出した、みんな大好きAnkerも立ち上がったのは湖南省は長沙市、現在の本社は広東省深圳市と中国の会社ですからね。

てかホントみんな深圳ですね。大体何か買うと深圳から来ますしね。

…そう言えばAnker製品ってコンビニで売ってますよね…あと無印もAnker製と先日知りましたし…私はAnker製品買いませんが…



では漸く話を本題のケーブルに戻しましょう。

先ずは、このケーブルを選んだ理由なんですが…

どうでもいい?

いやいや私には大事な話なんですよ。

比較的安価でしっかり使えそうな(コレホント大事)PD100Wケーブルを探していて見付けたんです。そして幾つかピックアップして、最終的にメジャーブランド(?)を避けた二択まで絞り込みました。

そして、そこからこのケーブルが選ばれた決め手なんですが…

黒は嫌なので赤に決めていたんですが、ROG Phone 3のベンチマークスコアを提供してくれたゆりしまさんが「ダサいからこっち」と二択から選んでくれたからなんですw

因みにもう一択はKUULAAと言うブランドのケーブルでした。黒いんですがアレ。


ダサい、大切(?)


尚、実物を見ると通販サイトのイメージ画像より至ってフツーで、そこまでダサくありませんでしたw

次はホントに極めてダサそうなUSLIONのPD100Wケーブルを購入してみようか…等とちょっとだけ目論んでおります…もし買ったらレビューしたいと思います。買うか解らないですけれど!


そう言えばさっきも言いましたが、USB3.1のケーブルは太くて硬くて重いといつも言っていますけれど、このケーブルはなかなか細くて柔らかくて扱い易いですね。

ただソレってもしかしたら頑強さや通電性能に欠ける、そしてノイズに弱い可能性もあるんですけれど…そこだけは長期使ってみないと解らないのでご了承下さい。

因みに秤を買ったので重さを計ってみた所、ケーブルタイ(私物です)含めて34gちょっとだったので、矢鱈重そうなタイラップを差し引いても30g程度かと思われます。BaseusのPDこたつケーブルよりも明らかに重いので…重い方が必ずしもいい、正義ではありませんが、思っているよりかなりいい物かもしれませんよ、エッサーのケーブルw

で、耐久性等の話ですが、実は普段は純正ぢうでんきとケーブルを使っているので…あんまし使わないんですよねサードパーティーグッズ…何の為に買ってるんでしょう私…?


気にしたら負けな事を考え始めたらそれこそ負けなので、気にせずお次に。


解って貰えますか?このほんのちょっと隙間が空くのが嬉しいって。

ソケットの深い物にも安心して挿せるんです。端末に挿す際にケースと干渉してしまう様な場合にも強くなるかもしれません。覚えておいて購入時のひとつの目安にしてもいいカモ?


さてさてそして、恒例のテスターに依る検証です。


放電器の電流を上げてみた図です。3.8A弱流れていますね。トリガーを掛けていないので電圧が電流に反比例して下がってしまうので、ちょっと怪しい数値ですが、少なくとも3A以上流れます。


何か写真がなあなあですが、PD20Vトリガーです。ぢうでんきの最大規格は3.25Aですが、例に依って超える電流を流してみるやつです。

3.5Aくらい流れて65W超えてますね。真似しないで下さい。


Xiaomi Turbo Chargeの検証です。いつもの数値ですね。ちゃんとターボチャージ表示も出ますし、かんぺちです。純正以外の3A規格ケーブルではターボチャージは稼働しないので、ここでも5A規格であろう事が解ります。


と、こんな感じでしっかり仕事をしてくれるEssagerのPDケーブルです。私が100Wを要求する様な機器を持っていないので、ちょっとそこは不完全燃焼感あるんですが…やっぱり150W放電器が必要なんですかね、私の路線だとw

そんなEssagerのPD100Wケーブル、余りお高くなくて柔らかくて太くなく重くないPDケーブルをお探しの方にいいのではないかと思います。必要充分な性能に造りではないでしょうか。


ってな所で、おしまいっ。




   

           


AliExpress.com Product - Essager 100W USB Type C To USB C Cable USB-C PD Fast Charging Charger Wire Cord For Macbook Samsung Xiaomi Type-C USBC Cable 3M

2021年2月16日火曜日

COLN 65W GaN Wall Charger 3 Port ( PD 652 CA) レビュー

 風邪なのか花粉にやられているのか睡眠不足なのかネオコロニータなのか解らなくて厄介ですね。ぶっちゃけ体調悪い紫様ですさばいでぃー。





さてさて、前回の2ポートを購入して暫くしてから、形の違う物があったり、規格違いの物がある事を知ってしまい、どうしたものかと考えていましたが、セールもあって勢いで買ってしまった3port 65W GaN(窒化ガリウム)充電器のレビューです。

この規格の違う物はどうも2020年の末頃に発売された様で、やっぱり前のを買った後に出現してしまった様です。ちょっと買うタイミングが悪かったカナ…と。

ま、そんな事を悔やんでもしゃーなしですし、どうせ買ってるんだし、比較も出来るんだからいいでしょと。

あ、例に依って急速充電器なので、寝ている間に充電する人や、入浴中に充電しているケド長風呂って人なんかには向きませんのでご注意下さい。少しでも速く充電したい人向きです。

とは言え、勿論ですが端末の規格以上の急速充電も出来ないので、速くないじゃん!となる可能性にもご注意下さい。自分の端末の規格等しっかり調べて下さいね。



ほいじゃあ開封写真です。


プチプチに包まれて来ましたよ。


サイズぴったりな小さな無地の白い箱に入っていました。

しっかりした箱に入っていると、どうも困惑してしまうのでいい傾向ですね!w(?)


おー!ちゃんとロゴが入っています!ロゴ無しなのではと思っていましたが、ちゃんとお店?ブランド?でオーダーしている様ですね。


ソケット面です。typeC端子がちょっと斜めになっている気がしますが、こういう所を気にすると長生き出来ない気がしますw


ケース込みで150mmくらいのP20Liteと並べた大きさの目安なんですが、写真だと矢鱈でっかく見えますね。全長76mmなので、丁度半分くらいなんですが。


側面に表記された緒元と認定マークです。それとでっかくアピールしている65W。


って事で諸元を見ていきましょう。前回のTC-030とは何処が違うカナ?

●型番PD652CA

●サイズは76*39*32mm

ほぼサイズはTC-030と同じです。幅広い面が3mm広いだけです。尚、66mmと書かれている物があるのは、プラグ部を除く数値になります。

●重さは125g(実測119g)

TC-030よりちょっと軽いです。持ち較べてもちょっと軽いのが解ります。素材や造りの差なんでしょうか?

●素材はABS + PC (94V0)

同じ素材なのか、素材が違うから大きいのに軽いのか、気になりますね。耐火グレード94V0だそうです。

●ソケットはUSB type Cが2つとtype Aが1つの3ポート。

●入力規格 100-240V 50/60Hz 最大1.5A

●出力と対応規格。

・C1 port単独使用 PD3.0 (PPS:3.3-11V=5A) QC4+ AFC SCP FCP : 5v=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A (最大65W)

・C2 port単独使用 PD3.0 (PPS:3.3-11V=5A) QC4+ AFC SCP FCP : 5v=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A (最大65W)

・A port単独使用 QC3.0 AFC SCP FCP Apple2.4A : 4.5V=5A 5V=4.5A 9V=3A 12V=3A 20V=3A (最大60W)

・C1 + C2同時利用 40W + 20W (iPhone12)

・C1 + A同時利用 40W + 22.5W (SCP)

・C2 + A同時利用 13W + 13W (適宜分配)

・C1 + C2 + A同時利用 40W + 22.5W (C2とAの合計)

 

前回のTC-030より全体的に強い印象がありますが、きっと1番の理由はこのタイプの方が新しいからですね。iPhone12の9V=2.22A、20Wに対応していたり、PPSが5Aだったり。

ただ複数同時使用時にPD45W給電して欲しい場合は旧規格(?)の方を選びましょう。もしかしたら単独C65WのA60Wで同時使用45W18Wのモデルも出ているかもしれませんが。


因みにiPhone8以降のモデルはPD規格に対応しているので、typeCポートを使えば18W急速充電出来ます。あと、Nintendo Switchも同じく18Wか15W急速充電出来ると思います。

そう言えば、PDでぢうでん出来るから、SwitchはPD規格って先入観があったんですが、調べてみたらSwitchってUSB Power Delivery規格ではおろか、そもそもUSB type Cコネクタでも何でもないらしくてちょっと笑いました。任天堂さん…w



さて、殆どの人には蛇足かと思いますので読み飛ばして戴いて構わない、テスターをかけてみた結果を。

アマゾンのレビューで、規格検出をかけたらPPSに対応してないって言ってる人を見掛けたんですが、使っているのがU2だったんで表示がどうなっているかは知らないんですけれど、KT001と同じならPDトリガーを選択した先に、こう表示されるんですよ。って事で65Wの触れ込み通りPD3.0 20V=3.25Aの65Wにも、そしてPPS5Aにも対応しています。

他の検出結果。

そう言えば、KT001だとMTK PEが検出出来ないので、KT002が欲しいですねぇ…今年から日本でもメディアテックのSoCを積んだ端末が多くなりそうな予感ありますし。


PD3.0の20V=3Aです。マックス3.25Aって書いてありますね。


マージンどのくらいだろ…どこまで流れるのカナ…と放電器のツマミを回して(遊んで)みた結果です。75Wで放電器か充電器自体かは解りませんが、遮断されました。

尚、こういう事をすると、壊れたり、火を噴いたり、爆発したりする危険があるので、真似しない様にして下さい。

そう言えば(2回目)、66Wも6Aで5A以上流せないといけないですし、今年は120Wとか125Wぢうでんの端末が発売されましたから、150Wの放電器が欲しいですねぇ…


また20V=3Aかよ?ではなくて、こちらはtypeAポートのマックス60W、規格としてはQC3.0になります。ただ実際のQC3.0は18W迄しか給電しないので、QC3.0対応端末がこういう数値で充電出来るワケではありません。ご注意下さい。

Xiaomiターボチャージも稼働します。11V=3Aなのか10V=3Aなのか9V=3Aなのかきっちり確認しませんでしたが、しっかり急速充電されます。


最後にSCPトリガーです。5Vトリガーなので5V=4.5Aで稼働する筈なのですが、4.5V=5Aみたいな数値になっていますね。

どうもSCPって可変電圧らしくて、コレは私が放電器の限界値(4.5A)を試していたので、電流の上昇に合わせて電圧が下がった結果かと思われます。

SCP22.5Wって電池容量がかなり少なくならないと20Wとか18Wで給電しますよね。かなり的確に給電値を下げていってくれるので、40Wの方もそうなんですが、相当バッテリーに優しいと思います。

はい、ほいじゃあここいらでテスターでの報告おしまいです。



が、ですよ。更に余計な話を続けます。

スペックを思い出してみて下さい。typeCポート単独使用の対応規格にSCPがありましたよね…!?

ファーウェイユーザー大歓喜!2台の端末を同時にSCPぢうでん出来る!?


まさかと思って試してみたら、しっかり超急速充電の表示とステータスバーの電池アイコンの中に2つの⚡⚡マークが。

テスターの規格検出に掛けてみてもしっかりとSCP対応と書いてありました。

ただ、どうもその結果を見ると8V=5Aの40Wに対応していないのでは…?と感じたのですが、自分では対応端末を所持していないので検証出来ませんでした…PPSで流せる範囲ですし、良く考えたらと言うか穿って考えたら、C1ポートの同時利用上限が40Wなので、流れそうな気がしなくもないのですが…どうなんでしょう?

もし40W対応端末をお持ちで、この型番の充電器を買った、または所持していると言う方がいましたら、是非可不可を教えて戴けると嬉しいです。

さて、兎にも角にも2つ同時にファーウェイのSCP22.5W対応端末を超急速ぢうでん出来る事が解りました!やりました!


…と思ったのですが…

ふと、ある事に思い当たって再度試してみたら、やはり22.5W充電は出来ませんでした…糠喜びでした…


どういう事か簡単に説明しますと、事前にチェックした方法は、充電器からPDケーブルをテスターに挿して、テスターからSCP対応AtoCケーブルを端末に挿すと言うものでした。

問題は、ケーブルを2本使っていてPDケーブルのみではなかった、と言う所だったので、次は充電器からPDケーブルをtypeCテスターに挿して、テスターを直に端末に挿してみました。

結果は先に書いた通りで、いつものPD9V=2A給電でした。

手持ちのPDケーブルを全て試して、テスターを外してみても変わらず、全て同じでした。充電開始時の急速充電表示は無し。

しかし、テスターで規格検出をかけると、しっかりSCPは検出されます。

写真を撮ってあったので。

端末を繋いでいない時の結果と端末を繋いだ時の結果です。あ、写真撮るのに端末抜いてるんで両方共着いてないんです。

1番下のSCPが赤字です。対応していない結果となりました。

端末繋いだのに、何故かQCやAFCが対応している事になっていますが、通常充電の5V=2AとPDの9V=2Aにかかるのかなぁ?となあなあに受け止めています。


で。短絡的な推測ですが、以上の結果から、充電器自体は規格自体に対応しているし、求められれば出力もするけれど、SCP対応ケーブルでないと端末側がSCP規格の要求を出さないので、PDケーブルの場合はPD充電になってしまうのでは、と考えます。

なので、SCP対応のPDケーブル…なる物が存在しない限り、typeCポートからPDケーブル1本でのSCP22.5W充電は不可能なのではと。

そんなのあるんですかね?

私の場合はテスターで中継すれば出来たワケですが、そこまでして2台同時SCP充電したいとは思わないカナ…


以上、typeCポートのFCP規格についての検証と考察でした。またもや大多数の読者には関係なかったかと思います。が、書き手にとっては重要な点でしたので。



余計な話は置いといて、色々試した結果だけを書いておくと、C1ポートとAポートで33Wと22.5W、18Wと18W。C1ポートとC2ポートで33Wと18W。3ポート同時は一瞬しか試していませんが、33W12W10Wで充電されたのを確認しています。

複数同時充電は至極快適に行えました。前回のCT-030の様に、Aポートを先に挿さないといけない等の不具合的なものも全くありませんでした。

充電曲線を採ったワケではないので断言は出来ませんが、単独使用でも複数同時使用でも、不安定だったり妙に数値が暴れると言った事は、確認していた範囲ではありませんでした。

但し、やはりプラグを挿して充電を開始すると、全てのポートの給電が一旦停止して再接続(再計測)されてしまうのはTC-030と変わりないので、そこは仕様と諦めましょう。



テスト終了後のぢうでんき達。おつぁーしゃー。

並べるとCT-030に較べてPD652CAの方がほんのちょっと幅が大きい?高さが高い?のが解るかと思います。

幅で思い出しました!

これはPD652CAだけでなくCT-030も、その他のこの形状の65W GaN充電器全ての話になるのですが、プラグを畳んで収納出来る方向に設置している為に、ちょっと幅広くて一般的な日本の複数コンセントタップには並べて挿せないんです。

このタイプの充電器にしても、他の充電器にしても、並べて挿したい場合は多分諦めて1つ空けないといけないと思いますので、ご留意下さい。

そもそも大体の純正ぢうでんきもごく僅かに太いんですよねぇ…そろそろコンセントとコンセントの間を更に5mmとか1cmくらい広くしたタップが一般的になってくれてもいいかなぁ、なんて思います。あ、横向き(?)に並んでるタイプのタップなら大丈夫ですよ並べて挿せます。


それと、写真を良く見ると気付くかもしれませんが、プラグが真っ直ぐに刺さっていないケーブルがあります。ソケットがしっかり垂直に設置されているワケではないんですよね。

そう言う細かい所が気になる人には向いていないかもしれません。


話を戻して次、発熱はそこそこです。普通の充電器の範疇だと思います。また例に依って、夏に使ったら印象が変わるかもしれませんが、まぁ多分大丈夫でしょう。

コイル鳴きはCT-030より気にならないと感じました。が、ノイズに関しては、人に依って感じ方が違うと思いますから、余り断言は出来ないんですよね。高周波がうるさく感じる人と低周波がうるさく感じる人がいたり、同じ音量でも気になる人とならない人等々、色々ですから。

まぁ、余程神経質な人でなければ、ちょっと離れた所や机の下なんかに置いて、長いケーブルを使って充電すれば大丈夫だと思います。多分。


そして最後に、グラビア写真にも写っていますけれど、やはりこちらのぢうでんきもFCC、CE、RoHSマークはありますが、PSEマークはありません。PSEマークがないと嫌!怖い!なんて方は、国内流通ではイチオシで気になるCIOや、安定のANKERやRAV Power等の製品を選ぶといいのでは、なんて思いますよ。

それでは快適な充電生活を。


ってな所で、おしまいっ!今回オチはありませんでした!



   

左のが色違いブランド違いの同じやつです。3portのを選びましょう。それとぢうでんきは兎に角出力と対応規格をしっかり確認してからポチるのを忘れないで下さいね。
         


楽天市場の価格が法外で笑っていましたw


AliExpress.com Product - COLN 65W USB C PD Charger Quick Charge Type QC3.0 PD3.0 PPS Fast Charger for Laptop iPhone12 Macbook Pro Magsafe Samsung Xiaomi