パラリンピックが始まりましたが、相変わらずスポーツに興味がないので全く触っておりません。δ株が主流になって爆発的に増えたネオコロニータ感染者ですが、どうもピークアウトに入ったみたいですね。また上手く落ち着いて欲しいものです。何しろ今まで周りでは感染した人を全く見なかったのに、ぽつぽつと見掛ける様になって来たので、δ株恐るべしです。
罹患したらぢうでんきがとか言っていられませんよね私死ぬカモですし。一応ワクワクチンチンキメであります紫様です。さばいでぃー!
QC5対応ぢうでんきが欲しくて欲しくてちかたないです。下さい!!!
さて。今回もiPhone12が発売されて以降、雨後の筍の如く各社から発売されたPD20W充電器のレビューです。深圳市酷啦科技有限公司のブランド、KUULAAの製品になります。会社名とブランドが同じだと解り易いですねw
こないだ似た様なの買ったばっかりだよねって話なんですが、元々はこいつが欲しかったんですよね。でもクーポンの期限が切れてしまって諦めた件はBaseusの充電器の項にも書きましたが。ところがどっこい暫くしてまたクーポンを配布していまして。そしたらまぁ買っちゃいますよね、バカなのでw
何でそんなに短いスパンでクーポンを出しているのかって、あくまでも想像ですが、次は30Wや45Wを作って売るのでさっさと在庫を掃きたいのではないかと。時代の流れが速すぎる…
私、ちょっと前に(合計)48Wのマルチタップいいなぁ欲しいなぁ…なんて思っていた筈なんですけれど、今は166Wのやつ欲しい!なんて思っていますしねぇ…
いや…まさかの小さすぎて発熱がとんでもないとか…?不具合を抱えてたら売らないよねきっと…
いやいや悪い考えはやめましょう!レビューで何か解るカナ?
因みにこの記事を書き始めた頃に、またAliExpressのスーパーディールに合わせてクーポンを出していたので、欲しい方はクーポンが出るのを待ってみるといいかと思います。
って事で参りましょう、表紙グラビアですよ!
テストに使っていたEssagerだけでなくKUULAAのケーブルにも友情出演して戴きましたが、詳しい方は解るかもしれませんけれど、PDケーブルではなかったりします。でもきっと言わなければ解らないですよねw
あひるはこれから入れていこうカナとか思っています。
それではギャラリーで製品を見ていきましょう。先ずは箱から。表面です。
キャメラの関係で妙に黄ばんで見えますが気にしないで下さい。実際には白いです。そしてパッケージイメージも黒ですが、黒はツートーンが映えていい感じですよね。
名称はPD20W MiNi FAST CHARGERだそうです。MiNiってMiとNiって物質を使ってるのかと錯覚してしまう表記ですね、GaNみたいな。MiってなんだよXiaomiか米か。
箱裏側。
一番気になったのは、カラーラインナップに白黒の他に青があった事なんですが…欲しいですよね…
さて、情報を見ていきましょうか。
型番はKL-CD34。
入力は100-240V 50/60Hz 0.6A。
出力は5V=3A 9V=2.22A 12V=1.67A。
ブランド名はKUULAA。
あああ会社名と住所がバーコードシールで読めない!
うん。冒頭に書きましたが、深圳市酷啦科技有限公司、英語だと Shenzhen Ku La Technology Co.,ltd. と言う会社の製品です。住所と電話番号は割愛します。
そして一番下は毎度の認証マークです。日本向けではないのでPSEはありません。が、100Vに対応していて嬉しいですよね…日本は何故110Vを選ばなかったのかと思うくらいには対応していない製品のある100V規格。
さて箱を開けて取り出してみましょう。
EUプラグと共通のトレイなので余計に小さく見えますよね。実際小さいんですが。USプラグの国に生まれて良かったですねぇ。(?)
頭です。
小さくPD3.0と書いてあります。この子もべいすーのぢうでんきと同じくソケットの部分が金属ですね。いいです。
このソケット部分、写真が暗くて一見銀色に見えますが、実は金色と言うか銅色と言うかピンクゴールド的な色で素敵だったりします!そりゃあもうお気に入りですよね。
脚側。言うなれば、股関。
箱の裏側に書いてあった諸元と認証が股関に書いてあります。箱の段で書き出してしまったので割愛。兎に角小さい。凄い。
ちょっとサイズ感の参考になるのか解りませんが並べてみました。
左からこの子KUULAA、Xiaomiの純正、Baseus20Wになります。べいすーでも結構小さいって思っていたのにそれどころの騒ぎではありませんめっちょ小さいです。
因みにサイズは30*30*46mm(刃含む、EUプラグは67mm)、重さは29g(EUプラグは35g)です。とんでもなく小さくて軽い。凄い。(語彙力が無いから延々と繰り返してる)
それでは小さくて軽い事が解ったので、次はこのブログのアイデンティティ、テスターを掛けて実力を見てみましょうのコーナーです。
先ずは規格検出。今回はCT-3Aを使用してみました。
は??????
なんやねんコレ??????
24Wは期待してたと言うかiPhoneの規格からしてそうなんだろうなとは思っていたケド何だコレ殆どのサードパーティー製ぢうでんきがサポートしていない歩歩高(BBK)グループ系規格以外全部網羅してんじゃんSCPもカバーしてるじゃん???(早口)
…コレはすげぇもんを手に入れてしまった…どれもこれも24W迄なら急速充電出来るぞ!みたいな…
ではPDの内訳を見てみましょう。文字を紫色にしているんですが、写真に撮るとちょっと見辛いのでレビューに向いていませんねw
PDは諸元に書かれている通り。そしてPPSは上限11V=2.2Aの24Wです。
因みにPDでも24Wが給電出来ます。また、QCでも同じく24W給電可能なので、べいすーの20Wぢうでんきで検証した12V=2A給電が同じ方法で可能です。余談ですが。
おまけ。書いている最中にU2P(WITRN製のテスター)を購入したのでテストがてら。
同じ結果が出ています。おまけなので特にコメントはありませんw
また余談。U2Pは、極まった人には便利過ぎるかと思いますが、やはりテスターはYK系、そしてAVHzYオフィシャルからCT-3を買うのが正解だと思います。いつも言っていますが。
さて、SCPに対応しているなら早速試してみなきゃ!そして4A20Wって書いてあったケドどうなの?って実験です。ここではYK001とHIDANCE/ATORCHの65W放電器を使用しています。
ばっりばり4Aオーバー流れてますね。まぁ無理矢理流しているとはいえ、普通に5V=4.5A、4.5V=5Aの規格で給電されるのではと思います。試していないので試せと言う感じですが、現実的ではないのです…そして端末の電池の寿命を削りたくないので…
因みに何故現実的でないかと言うと、PDケーブルにはSCP/FCPに対応している物がないので(もしかしたら中国にはあるのかもしれない…)、そのまま繋ぐとPD9V=2Aで給電されるからです。SCP給電の為にわざわざ毎回トリガーを使わねばならないので。
次に書く検温の為に繋いだらPD18Wになったので確認済みです。A-CケーブルでないとやはりFCP/SCPは稼働しませんねぇ。
では、最後にその検温の結果です。
室温は33.5℃。扇風機を回しているので少々風が当たる状態。上で述べた通りのP30を繋いでのPD18W給電。DL24MのNTC(30℃で誤差2℃前後、50~60℃程度が適温かと)を使用しました。
ちょっと今回は試しにNTCを充電器と接地面のマットの間に挟む言う相当熱が籠る、正に極限の状態で測ってみたので、普通にコンセントに挿している状態よりも高音の結果になります。
この状態で高熱で停止する、または危険な温度になったら40℃以上の空間では使えないなとか思いましたが、そもそも40℃以上で使ってはいけないのでこんな実験しなくて良かったと書いている今は思っていますw
次からは普通に測ろう。って事で結果です。
0分 30.5℃
1分 31.7℃
2分 34.6℃
3分 37.0℃
4分 39.8℃
5分 42.2℃
10分 46.4℃
15分 51.8℃ (マットに接しない逆側45.9℃)
20分 53.0℃
25分 55.5℃
30分 54.0℃
35分 53.9℃
40分 51.7℃
45分 48.0℃ (逆側43.5℃)
一気に上がるかと思いきやそんな事はなく、更に最高値は55.5℃と許容値(?)で、戯れに測ってみたマットに接していない面との温度差が大体5℃前後と考えると、33℃の少し風が当たる状態で50℃程度なら、このサイズだと全く問題なく使える範囲かと思います。
熱くなりすぎるから投げ売り、とかでなくて本当に良かったです…ANKERの小さいやつもこう言うサイズみたいですけれど、発熱はどうなんでしょうね?と共に規格はどうなんでしょうね?ご存知の方がいたら是非とも教えて下さいませ。
さて、纏めに入りましょうか。
小さくて可愛いKUULAAのPD20W充電器、18W給電端末やiPhoneを使っている人にはとても良いのではないかと思います。また、プラグの刃は収納出来ませんがとても小さく軽いので、持ち歩き用充電器にするのもいいかもしれませんね。とりま18W給電出来ればいいや、みたいな感じで。モバイルバッテリーの給電にも使えるワケですし、急な泊まりなんかで活躍するかもしれませんね。
と、言った所でおしまいにしようと思いましたが、もう1つ書いておこうと思った事がありました。
完全に余談なのかもしれませんが、Xiaomiの Mi Turbo Charge (27-33W)が日本でもメジャーになりつつありそうなので、それについて。
この手の20Wと言いつつ実質24WのPD3.0/PPS充電器にMi Turbo Changeに対応した端末を繋ぐと、PD18WではなくMi Turbo Changeが稼働してしまって延々と、給電→充電器の出力上限を超えて停止→再計測→給電→停止→再計測→給電のスパイラルに陥ってしまう場合があります。
Baseusの充電器とは違って給電はされますし直ぐに壊れたりするワケではありませんが、電池にも充電器にも負荷が少々掛かりますし、正直充電器も端末も苦しそうで見ていて余り気持ちの良いものではありませんから、避けた方がいいかと思います。
回避する為にと3A60Wケーブルを使用してみたりしましたが、結果は変わりませんでした。USB A-Cケーブルの場合、Xiaomi純正以外の3AケーブルだとMi Turbo Chargeは稼働しないので(最大24W程度を想定された仕様なので稼働しません)、期待したのですが、PD3Aケーブルは上限60Wなので稼働する様にプログラムされているのでしょう。
と、言う事で回避する方法は現状トリガーを使うしかなさそうなので、対象規格の端末を使用している皆様はご留意下さいませ。
所でiPhone向けに売ってるPD20Wケーブルだとどうなるんでしょう…?ちょっと気になりますよねw
と、言う事で少々調べてみた所、5Aを流用している物、3Aを流用している物、そして結局4ピンか5ピンなので、Apple2.4A(2A)を流用している物もあったので、もしかしたら対策になるかもしれませんw
更に変換アダプタも使わないといけませんし、そのアダプタ如何で挙動が変わりそうですけれどw
って事で、Xiaomiの33W端末等の一部の端末では使えない、使い難い可能性がありますが、小さいは正義!何故か殆どの規格を網羅している!酷啦のスーパーSiミニ急速充電器のレビュー、おしまいっ!