ネオコロニータの新規感染者数は全く減りませんが、お買い物とか行くと何で減らないのか良く解ります。お前らいい加減学習してちゃんと対策してくれ結構簡単な事なんだから。
そして1日の気温差が20℃くらいあってそれこそ死にそうです。今年は特に酷いと言うか3月なのに20℃前後迄フツーに上がるのおかしくね???
満身創痍、紫様ですさばいでぃー。放電器を自作してみたいです。キットとファン、下さい。
またしてもGaN(窒化ガリウム)チップ搭載の65W充電器のレビュー記事です。
コレと同じやつ説があります。と言うか、現状コレが理想的なので、型番が同じ物の色違いが欲しかったんですw
じゃあレビューしなくていいじゃん!
と言う話なのですが、一応ブランドも違いますしね。
って事で箱です。
ゑっ!?
ちゃんとした箱に入って来るの!?
めっちょ高級品じゃん!?
しかし、Supperが気になって気になって突撃!隣の晩ごはん。
やっぱりSuperの誤字なのカナ…?
裏側。
ネットの商品説明で散々見た写真と、諸元に認証マーク、そしてメーカーの名前と住所が書いてあります。
やはり深圳の会社なのですが、ここに書いてあるShenzhen City NiuGaoXin Electronic Digital Co.,Ltd.だと検索にも出て来ないんですよね…何か出張所とか工場とかで、間違いではないと信じたいですが…
でもな…表もSupperだからな…
そして調べた結果、どうも正確にはShenzhen GaoXin Electronics Digital Co.,Ltd.と言う名称みたいです。中国語、簡体字だと、深圳高新电子数码有限公司。代表はMs. Mary Maと言う女性の様ですね。会社を立ち上げたのはXin Gaoさんなんカナ?
代表、外語学校出てるんだから箱の誤字何とかしようよ???
と、会社を調べるのにめっちょカロリー使いましたよ。調べ方忘れてましたからね。
んで、諸元は後で書き出すので今は置いといて下さい。
次は箱の横、対応規格が書いてあります。Support Protocol !!!
至れり尽くせりですよね。VOOC系以外は網羅しています。ここには書いてありませんが、Apple 2.4Aにも対応しています。後で書き出しますからコレもまぁ置いといて下さい。
それでは開封しましょう!!!
ででーん!!!
は???
くわがたむし出て来たん…
なんでやねん…
…私が頼んだのはUSプラグであってEUプラグではないぞ!?
って事でセラーに間違えてるぞどないすんねん!?と詰め寄りましたが返事が全くない。
返事が全くないので初めてのOpen Disputeと相成りました。その模様も記事にするかなぁとか考えていますが、需要と余裕があれば…
因みに3月に入ったら途端にセラーが返信して来たので、単にお休みだった可能性があります。春節からのめっちょ長期休暇。日本人も真似した方がいいぞ。
んで、結果こいつは手元に残る事になったので、違うのはプラグ部分だけなのか!?と言う事で毎度ながらテストしてみましたよ。
それでは先ずはギャラリー…の前に諸元を書き出していきます。
COLNのPD652CAと何処が違うでしょうか?
同じく本体サイドに書かれた諸元表です。
65Wの主張が激しいのは同じですね。向こうはUSB-C WALL CHARGERでしたが、こちらはPD3.0って書いてありますね。コネクタ規格よりも充電規格が書いてある方が私は嬉しいですね!
●入力規格 100-240V 50/60Hz 最大1.5A
●出力と対応規格。C1 C2 Aの3ポートです。
・C1 port単独使用 (PPS:3.3-11V=5A) 5v=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A (最大65W)
・C2 port単独使用 (PPS:3.3-11V=5A) 5v=3A 9V=3A 12V=3A 15V=3A 20V=3.25A (最大65W)
・A port単独使用 4.5V=5A 5V=4.5A 9V=3A 12V=3A 20V=3A (最大60W)
・C1 + ( C2 + A ) = 40W + 22.5W
同時利用の纏め方がめっちょ簡潔でいいですね。COLNのとやはり同じです。箱の裏には11W+11Wと書いてありましたが、実際にはもうちょっと大きな出力が適宜分配されます。
・C1 + C2同時利用 40W + 20W (iPhone12)
・C1 + A同時利用 40W + 22.5W (SCP)
・C2 + A同時利用 13W + 13Wの適宜分配。
●対応規格。外箱横に書いてあった物に加えて、公式の商品説明に書いてある物や検出した対応規格を書き出しておきます。
・Cポート PD3.0(PPS)/2.0 QC4.0 AFC FCP SCP PE+ Apple2.4A DCP1.5A(BC1.2)
色々書いてありますが、基本的にはPD充電ポートだと思って下さい。
・Aポート QC3.0/2.0 AFC FCP SCP PE+ Apple2.4A BC1.2(DCP1.5A)
先にも書きましたが、Apple2.4Aに対応しています。CポートでMacBookやiPadやiPhone12を充電しながらAポートでそれ以前のiPhoneを効率的に充電出来ますね。iPhone11ならC2で18W充電が出来ます。
この様に対応規格もCOLNの物と同じになります。
そして更に諸元を見ていくと…
●型番はPD652CA…ではなくてi8となっています。謎です。
iLEPO公式サイトの商品紹介ページを見ても、このモデルはPD652CAと紹介されています。
そしてi8と言うモデルはこちら…60W6PortのPD3.0USBハブ充電器ですね。同じブランドで同じ名前のモデルが複数存在するのはおかしいと言うか、間違いや大きなトラブルの元にもなるので…コレ、きっとプリント間違いですよね…誤字とか言う次元じゃないぞ…
因みにセラーに問い合わせると、複数のSKUを扱っているケド全部同じ製品だよって説明されました。なのでコレは、プラグの違いに依るモデルナンバーの違いではなくて、ロット違いで誤字しているモデルが来た…と判断する事にしました。
まぁテストしたら全部解るからね!お楽しみにw
●サイズは66(10.4)*39*32mm
サイズはCOLNの物と同じです。プラグが違うので全長は変わってしまいますが。仕様にある66mmと言うのはプラグ部を除く数値で、USプラグだと畳んだ状態で76mmになります。
●重さは実測115g
COLNの物よりちょっと軽いです。折り畳み式USプラグよりEUプラグのがほんのちょっと軽いんですね、でかいのにw
●材質はどこにも書いてありませんでした。
ただ質感とかほぼ変わらないので、同じくABSとPCの耐火規格94V0だと思います。
そして本体記載の諸元の右下…PSEマークがあるんですよね…何故かドイツのTÜV Rheinlandと同じ括りになっていて、合同会社三和なる企業の名前が記されています。
何かAmazonでこの会社の名前を偶に見ますが、中国製品を輸入して販売してる会社なんでしょうか?
Baseusの3ポートGaN65W充電器(BS-C915)にも、この合同会社三和の名前がUL認証と共に書いてありましたね。謎です。さんわと言うとサンワサプライを思い浮かべますが、全く関係ないと思われます。
まーぶっちゃけると輸入販売者が検査して認証を受けないとなので、実際には意味ないんですけどねw
この手の話と謎の解明をしていると時間が掛かってしまうので、サクサクとレビューを進めていきましょう。製造元自体を調べるのに、バカなので手間取って時間と気力使いまくりめしたから、調べるのちょっとメンドクセーが実際になりますがw
ギャラリーしましょうね。くわがたむしのお姿をとくとご覧あれ。
ツートーンカラー。解り難かったですが、COLNの白もツートーンだったんですよね。ツートーン具合は黒い方が解り易くて映えますが、艶々の部分は矢鱈と指紋が目立ちますから、指紋の気にならない白い方がいいカナ…なんて思いました。
艶々でない部分は指紋が目立たなくていいんですけどね。
ん…?ツートーンでなくて全部艶消しであればいいのでは…?
ソケットのある面です。くわがたむしですから角か牙かは解りませんが、何か生えているのでソケット面を上にして立ちません。それで正面からは撮っていないのでご了承下さい。
どアップで撮らずにこう撮っても、フラッシュの位置さえ何とかすれば諸元が充分に読み取れましたね。
はい!
と、言う事で皆様お待ちかねの、このブログのあいでんててー、テストのお写真のお時間です。
あ、うん、読み飛ばして戴いて結構ですが、いきましょう。
type Cポートの規格検出です。COLNのと同じくVOOC系とSSCP以外は対応していますね。
ただ、先にも書いた通り、大体の独自充電規格はケーブルに搭載されたチップにも影響されるので、Cポートは基本的にPD規格専用と考えた方がいいです。結局PDケーブルってPD/QC4.0にしか対応していないと言うか、USB規格的に色々あるんですけど。COLNの時にSCPの検証をしていますが、今回も同じくPDケーブルでSCPは稼働しませんし。
うーん…それにしても折角ですしMTK PEの検出を出来るテスターが欲しかったりしますねぇ…
プロフィールの欲しい物リストから贈り物お待ちしております!テスターとか幾つあってもいいですもんね!
はい、淡々と続けましょう。PD検出です。やはりCOLNのと同じく諸元通り。PPSも5Aに対応しています。
毎度の20V=3Aの写真です。安定して流れます。暫く放電器を回しておくとあっちっちになります。
そして気付いてしまったんですよね。今迄どうにかして安定して3A以上を流せないか悩んでいたんですが、PPS5A対応ですからPPSトリガーを使えば良かっただけなんです。
っていう事でPPS11V=5Aの図です。放電器が非力なので、短時間しか回せないんですが。そもそも4.8Aが上限の放電器ですし、3A超えると少々不安定になっちゃったりするんですよね。定格35Wの上限65Wですから。一応極短時間なら75Wイケるんですが。
と、思っていたら、どうもPDは3.7Aを超えると保護回路が働いて遮断される仕組みになっていた様です。安心設計。なので、ちゃんとPPSに則った数値を要求しないと止まってしまう事が解りました。
ただまぁどちらにしても触れない程度にヒートシンクがあっちっちになりますから、放電器のスペックは足りていません…なので、兎に角極短時間のテストしか出来ませんが、11V=5A、流れます。
放電器も大容量の物が欲しいですね…今年の初めはSCP流せればいいから4.8Aで問題ないし60Wが安定して使えれば充分なんて思っていましたが。早くも3ヶ月で、150Wないと無理、ってなりましたw
記事書くと必要になるのもいけないんですけどね…って事で180W放電器の贈り物お待ちしております!実はひとつポチりましたが3つくらい欲しいので!
尚、C1単独の写真しか撮っていませんが、C2も同様の挙動をします。諸元通りです。
続いてAポートです。
Cポートと同じくVOOC系とSSCP以外はグリーンです。
それにしてもSSCPって10V=4Aや8V=5Aの40Wを含むと思うんですが、何で充電器の出力は最大60Wなのに対応していないんでしょうね?40W対応端末の実機を持っていませんし、検証が出来ないのはお許し下さい…
最後に実際にぢうでんしてみたの図です。
先ずはHUAWEI SCP5V=4.5A。18Wくらいですね。電池残量30%台だった記憶が。
22.5Wより少ないじゃん!?って思う人がいるかもしれませんが、実際に給電されるのは規格数値より低い値ですし、加えて更に賢い急速充電規格は、バッテリーの劣化を抑える為に、電池残量が増えて来ると供給電力を下げていってくれるんです。
なのでSCPは満充電に近くなると10Wどころか5W以下しか流れていなかったりしますよ。めっちょ賢いです。すばらですSCP。
あ、そう言えば、検出している写真からケーブルが変わっているのには理由があって、さっきのケーブルだとちゃんと5A流れないので。
試しに使ってみたら変わってたりしないカナ?とか謎の期待をしたのですが、残念ながら全くそんな事はありませんでした…
最後に2ポート同時利用です。
指紋跡で汚いですね…マメに拭きましょうね…
ほい。しっかりとC1とAでMi Turbo Charge(PD/QC3.0)とSCPが稼働しています。SCPの電流が低いのは電池残量が増えてしまっているからです。
実は次の写真より後で撮った写真なんですよね。
って事でコレ。COLNの物では起きませんでしたが、この2ポートぢうでんきと同じく、こいつでもおきてしまいました。再計測に依るC1ポートの出力が落ちてしまう不具合と言うか仕様と言うか。因みにBaseusのモデルなんかもみんな大体なりますね。
改めて解説します。
このタイプの充電器は端末が繋がれるとプロトコル、規格を検出して、適切な規格で給電する仕組みになっています。
賢いんですが、複数ポートを同時に利用しようとすると、既に給電している所も再計測をするワケです。同時利用最大値を超えたら危険ですし、給電不良も起きますからね。
そこでどうもC1ポートの再計測をすると、C2ポートの最大値と同じ規格になってしまうのではないかと思われます。規格の最低電圧迄下がってしまうと言う可能性もありますが、写真の5V=3Aだけでなく、最大18W充電端末では9V=2Aになるのも確認しているので、C2ポートの規格に再計測されてしまうと想像しています。
まぁ不便ですし不具合っちゃあ不具合なので修正して欲しいですが、対策は簡単で、複数同時利用をする際には単に、C1ポートの端末を最後に挿す様にすればいいだけです。
先の写真も、C1を挿してからAを挿して、C1が下がったのを写真に撮ったのが後の写真で、その後にC1を挿し直して撮ったのが先の写真なので、先の写真の方が電池残量が増えていてSCPの電流が下がっているのでした。
なので、C1を最後に挿す、または他を抜き挿ししたら挿し直すと言うひと手間さえ忘れなければ、全く問題なく最大値で複数充電を行えます。
他のポートはそもそも22.5W以下に下がる様に出来ていますから、仮に下がっても仕様です。尚、SCP22.5Wは再計測されてもちゃんとSCPのままです。安心です。
SCP40W給電されるのか、ソレがちゃんと22.5Wに再計測されるのかを検証したい気がしないでもないですがw
因みに、充電を開始すると計測の際に一旦給電が停止するので、再計測でも一旦止まりますが、不具合でも故障でも何でもありません。そう言う設計です。気にしないで下さい。
発熱に関しては、まだ暑くもないので気にならない感じです。結局みんな日本の夏とか言う熱帯気候で使ってどうなのかって言う検証が必要なのかもしれませんが…
しかしちょっとこのタイプの物で65W丸々を長時間使うとかなり発熱すると言う情報を仕入れてしまいました。確かに55W程度を暫く使っていると結構熱くなる気がするのですが、許容範囲と感じていましたけれど、ラップトップを使いながら充電したりで長時間となると更に高温になるのかもしれません。それと個体差もあるかもしれませんね。
そう言えば、GaNチップはシリコンチップよりも小さく設計出来ますが、小さい分発熱すると言うか、放熱効率が悪い気がしています。筐体を小さくするのも更に良くないかもしれませんね。一長一短。
コイル鳴きは全く気になりません。コレで気になるならかなり神経質と言うか、敏感過ぎると言うか。
ただコイル鳴きに関しては個体差もかなりあるので、一概には言えませんとは言っておきます。
あと、普段満充電させないので気付かなかったんですが、満充電、充電完了後に端末を外さないと定期的(3分くらい?)に再検出再計測からの再充電を開始してしまいます。
リチウムイオンバッテリ的にめっちょよろしくないので、充電が終わったらさっさと抜きましょう。と言うかそもそも満充電にはしない方がいいので。
急速充電器は挿しっぱなしにする物ではありませんのでお忘れなく。寝ながら充電には向きませんと言うか寝ながら充電、やめましょう?
そして些細な問題なので触れずにいましたが、ソケット部分がしっかり垂直に設置されていないので、ちょっと斜め方向にプラグが刺さったりするのはご愛嬌、程度に気にしない心の余裕は必要かもしれませんねw
それにしても…ちゃんとUSプラグだったらホント良かったのになぁ…お家で使おうとは思ってないからどうしたもんかね…
あ、フツーにAmazon辺りで買えばちゃんとUSプラグの商品が絶対に来ますし、USプラグだったら第一線で使えるいい製品だと思います。PPS 5Aにも対応していますし、暫く時代遅れにならないスペックですしね。
同時利用時のC1再計測問題がなければもっと良かったんですけどねw
はい。テストや気付いた点はこの程度なので、レビューはここまで。何か質問や気になる点があったらお気軽に。
って所でおしまいっ!
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